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トトロの森を散策 その3 ~蔦の紅葉~

11月26日(日)。

二週連続で訪れた雑木林。益々気になって仕方がない。なぜなら、安近短な割には広大で、その周辺には素敵な里山風景が広がっているから・・・。

相変わらず、自宅を出発したのは午後遅い時間帯。今回も時間的隙間が存在しないため、ロッドは不携帯。

前回に訪れた、“良い時期には如何にもキノコが出そうな森”の周辺を、広く歩いてみることにした。
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紅葉が綺麗。
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キノコの季節はほぼ終わり。カラマツ林ならキヌメリガサなどの晩秋のキノコも愉しめるが、都心から安近短な雑木林にカラマツは生えない。それでも、ほんの少しだけ菌類を拝むことができた。
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散策をしていると、木々が伐採された広い場所に出た。萌芽更新(ほうがこうしん:樹木の伐採後、残された根株の休眠芽の生育を期待して森林の再生を図る方法。Wikipediaより)による森林再生を目指した森らしい。
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ここが素敵な森になる頃には、私はかなりの老いぼれになっていることは間違いないが、できれば、その頃も元気に歩いていたいものだと思う。ちなみに我が両親はS12年生まれだが、今でも毎日のように元気に里山を闊歩しているとのこと。
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散策道の横にニガクリタケを見つけた。見ているだけなら素敵なキノコだが、決して食べてはならない。ストロボの関係で、実際の見た目よりはかなり美味しそうに写ってしまった。
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いやはや、何とも素敵な森に出た。
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残念ながら、こんなキノコしかない。
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カワラタケの横に、縞模様が綺麗なキノコ。まさに、自然の造形美。
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蔦(ツタ)の紅葉。こんな色になるのか・・・と改めて感心しきり。
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こちらの蔦の紅葉は比較的馴染みがある。
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森の奥に置いてあったシイタケの榾木(ほだぎ)。良い時期にはたくさん生えていることだろう。放置されて荒れ果てている物ならまだしも、誰も見ていないからと言って、この手の榾木に付いたシイタケを絶対に採取してはならない(泥棒と同じ行為)。
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さて、次なる目標は山の反対側の谷戸。谷戸を形成した沢、そして、湿地が存在する。
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ここでは、谷津という文字が使われていた。
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何とも綺麗な森。
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沢沿いにカワラタケを見つけた。
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沢が作った素敵な谷。次回以降は、この奥も歩いてみようと思う。
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‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

今回の記事は、極寒のソウルでアップ。さて、そろそろ帰国準備を始めようかと思う。





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トトロの森を散策 その2 ~まぐれ当たりのクリタケ~

11月19日(日)。

それなりに寒い一日だったが、先週訪れて以来、気になって仕方がない雑木林。出発したのは14時過ぎ。雑木林散策後だとZacco FFには間に合わない時間帯のため、ロッドは不携帯。

トトロが住むと言われる森。その界隈の森を含めるとそれなりに広く、埼玉県と東京都の都県境に東西11km、南北4km、総面積約3,500haの規模で広がる丘陵。至るところに湧水が作る谷戸(=谷津(やつ)・谷地(やち)・谷那(やな))が存在する。そのそれぞれの湧水の筋が気になって仕方なくなってしまった今日この頃・・・

今回訪れたのは、こんな場所。木道が作られていた。
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この沢の水が長い年月をかけて作った谷戸。
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さて、散策道を歩いてみよう。
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夕暮の雑木林を登る。
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時々、小休止して空を眺めたり・・・
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しばらく歩いてやってきたこんな素敵な雑木林。良い時期に来たら、きっとたくさんのキノコを見ることができるであろうと確信が持てる場所。
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しかし、やはり時期が遅すぎる。この手のキノコしかない。
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・・・と思ったら、足元に一本だけ残っていたクリタケの老菌。2017年で見ることができたたったの一本。まぐれ当たりなので心を込めて記念撮影。
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雑木林を抜けたら、こんな見晴らしの良い場所に出た。
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さて、家路を急ぐとしよう。
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今回、更に探索してみたい新たなエリアを見つけてしまった。 きっと何回訪れても、同じような発見があるはず。 今後も何度も訪れることだろう・・・







トトロの森を散策 その1 ~安近短な雑木林の深い森~

11月12日(日)。

朝から晴天だったが風が強かった一日。以前から訪れてみたかった雑木林を二カ所回ってみた。

まず一カ所目は、狭山丘陵では最も美しい雑木林が残ると言われる場所。住宅街のすぐ横にある雑木林だが、その森の深さには脱帽した。いざ歩き始めたら奥へ奥へと進んでしまい、結局、30分以上散策してしまった。
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武蔵野の雑木林が残る。良い時期に来たら、きっとキノコもたくさんあるだろう。今回は時既に遅し・・・という感じだった。
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続いてやってきたのは、トトロが住むと言われる森の近くの雑木林。茶畑の遠景に見える山々がとても綺麗。
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散策道の入口近くにある出雲祝神社に立ち寄ってみた。石段が良い雰囲気。建立されたのは景行天皇の時代に遡るとのことなので、今から1900年以上前の話・・・
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すぐ横に位置する西久保観世音の境内の銀杏の紅葉。
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天然記念物のカヤの樹。樹齢800年とのこと。高台に生えているので、眼下にこの里山の歴史を800余年も見守っているはず。
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次の雑木林の散策路入口にある西久保田んぼ。由緒ある田んぼで、谷戸(やと:丘陵地が沢で浸食されて形成された谷状の地形)に作られた田んぼ。
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谷戸を形成する湧水。その湧水が田んぼに流れ込む。
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森深い雑木林を歩く。東京駅の階段を上るのはとても辛いのに、こういう上り道はなぜか全く辛くない。渓流での遡上も同じか・・・(笑)
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湧水が作る西久保湿地。
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そのまま大谷戸湿地まで歩き、再び逆戻り。さすがに汗ばむくらいになり上着を脱いだ。ちなみに、方々に鋭く目を走らせたつもりだったが、残念ながら菌類は皆無だった。

来た時とは異なるルートを通り、雑木林を後にした。軽登山という程ではないがハイキング気分を十分に満喫し、雑木林出口からの光景をパチリ。相変わらず、遠くの山々が綺麗。
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農家の方々が仕事に勤しむ畑の横をお邪魔させて頂きつつ、こんな看板を見つけた。 ちゃんと散歩コースになっているらしい。
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林の横の小さな砂利道を歩いていると・・・、なんと程度の良いヌメリスギタケモドキが!! これは何とも素敵なプレゼント。次に採取される人のために幼菌は全て残し、自分で食べる分だけ採取させて貰った。
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懐かしのSJジムニーを見つけた。今尚ながらに本当に素敵なデザイン!! そして、大昔の我が愛車・初代ジムニー660(JA11)を懐かしく思い出した。もしも万が一、車のためならいくらでもお金を使って良いなんて夢のような機会が訪れたとしても、間違いなくJeepかジムニーしか買わないと思う。それくらい、この2種の車に偏愛している私・・・(笑)
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再び、西久保田んぼに戻り深呼吸。名残惜しく、田んぼから流れる湧水を愛でて・・・
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色付くカラスウリを撮影して、いざ移動開始。時刻は15時過ぎ。今からでも我がHome Riverの夕まずめには間に合う時間。
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そして、実釣30分で良型のオイカワと出逢うことができた。
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掌に載せて記念撮影。
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帰宅後は、ヌメリスギタケモドキのアルミホイール焼きをツマミに晩酌開始。味付けはオリーブオイルと塩コショウのみ。ナメコに近いヌメリだが、ナメコとは比べ物にならないシャキシャキな歯応え、もちろん、味も濃い・・・ まさに最高の山の幸を久しぶりに堪能した。
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自宅を出発したのは午前11時頃。それでも安近短な雑木林と里川は十分に愉しめる。春先から晩秋まで、何度も通ってみたい雑木林を発見できたことは大きな収穫だった。






2017年・最初で最後のカラマツの落葉を愉しむ

11月2日(木)。

青森で仕事。事務所横の銀杏の紅葉。見事な程に真黄色。
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当日のランチは『いもや』の天ぷら定食。東京は神保町の『いもや』の暖簾分けのお店と聞く。目の前で揚げたてを食べさせてくれるにも関わらず、ランチタイムはこれで確か800円台だったような・・・
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青森の担当営業の先輩が、気を利かせて、仕事の合間に郊外のリンゴ農家に連れて行って下さった。美味しいリンゴや洋ナシを購入し宅急便で自宅に送ったのだが、リンゴも洋ナシも一個30~40円程。流通プロセスを通じて、一般消費者に届くまでの間に如何にマージンが乗せられているかが分かる。

リンゴ畑の向こうに燃えるような紅葉の山。長野県生まれの私には、とても郷愁を誘う光景。
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夜は旧知の販売店の社長と美味しい焼き鳥に舌鼓。その後は場末のスナックで飲みあかし・・・、おまけに、ママさんとカーペンターズを歌ったり・・・ (笑)
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かろうじて二日酔いにはならなかった翌朝。元気に朝食を食べ、青森まちなかおんせんに浸かり・・・、そして、青森空港に到着。フライトまで時間的余裕があったため、すぐ横のカラマツの森を訪れた。
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カラマツの落葉を愉しむ。北海道で親しまれているキノコのハナイグチの地方名は『ラクヨウ』。文字通り、カラマツ(落葉松)の森に発生することに因んでいる。
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時折、青空を見上げたり・・・
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また地面を覗き込んだり・・・
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そして、カラマツ林を愛でる。カラマツの紅葉は、モミジの紅葉よりも圧倒的に好き、いや・・・、世の中に存在する紅葉の中で一番好きだ。静寂の森の中でカラマツの落葉が作る『サラサラ』という音も、この上なく好きだ。
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菌類は残念ながら少なかった。
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それでも、ウスムラサキシメジと思われるキノコに遭遇できた。
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こんな恰好じゃなければ、もっと森に分け入れるのに・・・。そんな自分を恨めしく思うと同時に、それでも、カラマツの森に来れただけでも良いじゃないか・・・と問いかける自分も居る。
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今年のカラマツの落葉は、これが最初で最後だな・・・と自問自答しつつ、最後の一枚をパチリ。
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青森空港の入口から徒歩3分のカラマツの森。もっと奥にあるカラマツの森に本気で立ち入ったら、きっと夥しい量のキノコが採れるだろう。
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物凄く束の間だったが、それでも、落葉の時期のカラマツの森に来ることができて本当に良かった。来れないよりは数倍マシ。

いつかカラマツの森の近くに住んで、これでもか!!と飽きるくらいに毎朝歩き倒してみたい・・・、そんなことを想いつつ、青森から大阪経由で鹿児島に飛んだ。









キノコは不作続き・・・ それでも愛すべき雑木林

10月26日(木)。

今尚しぶとく残っていた夏休みを取得。昼頃に自宅を出発。目指すはお気に入りの雑木林。
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あまり期待していなかったが、やっぱり菌類が少ない。ドクベニタケ系の赤いキノコだけはたくさんあるのだが・・・こればっかりは食用にならない。

カレエダタケを見つけた。見つけても嬉しくない。
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ストロボの関係で色が変わってしまったが、クサウラベニタケか・・・ 誤食の多いキノコ。
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オニタケ風に見えるが異なる。
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帰りしなに見つけたハナビラニカワタケ。『ボ』で帰るのも寂しいので半分くらい採取。
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ススキが太陽を浴びて綺麗だったので撮影してみた。
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ガマズミを見つけた。かじっても良かったのだが、そのままにしておいた。
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アザミの花?
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帰宅して晩酌開始。ハナビラニカワタケの酢の物。食感はゼリーそのもの。ポン酢風味にして美味なツマミに。
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極小サイズのチチタケ(撮影前に採取してしまった)とハナビラニカワタケのオリーブオイル煮。キノコ風味のゼリー・・・、これまた美味しいツマミに。
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キノコ不作続きなのだが、それはそれで仕方ない。とは言え、永らくお休みしていたキノコ目的の定点観測めいた雑木林通いは、それはそれでオツなもの・・・。

本当は、ちょっと散歩がてらに歩いて行ける距離のこんな雑木林が身近にあれば、四季を通じて毎朝のように歩いてみたいものだとしみじみ思う。

小さな沢がある雑木林の畔に住む・・・ いつかこんな現実を迎える日が来ると良いのだが・・・




プロフィール

Green Cherokee

Author:Green Cherokee
東京都武蔵野市在住。S40年7月生まれ。
元より雑魚(Zacco)が大好きでちょくちょくミャク釣りを楽しんでいましたが、ひょんなことからFly Fishingに転向。安近短の里川で2011年夏よりZacco Fly Fishingをスタート。
釣りだけでなく野草やキノコも大好き。身近な里川の四季の変化を愉しみつつ、水面や地面に眼を走らせています。
愛車は、2000年式の緑色のJeep Cherokee。極めて非経済的な車で、あちこちガタが来ていますがそれでも偏愛しており、他に魅力的な車が見つからず困っています・・・

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