HOME   »  出張ネタ
Category | 出張ネタ

インド出張記 ~その③(最終編)~

4月27日(木)の夜。

夜遅くにChennaiのホテルに到着。部屋に入ってみると、タオルで巧みに作られた鳥が・・・(仲間内からはコブラだ・・・との意見多数)。
20170427_01.jpg

この日はベッドが一つの部屋だったため、そのままにしておく訳にも行かず、後ろめたい気持ちで斬殺・・・
20170427_02.jpg

空腹だったのでホテル内のレストランへ。『まずはとにかくKing Fisher !!』とビールをオーダーしたところ、『お酒は提供していません・・・』などと言う。『え“~っ!?』と叫びつつ、止む無く炭酸水をオーダー。
20170427_03.jpg

部屋に戻ればビールくらい・・・と思っていたが、冷蔵庫の中もソフトドリンクのみ。『本日は休肝日』と諦めてふて寝・・・

4月28日(金)

翌朝早く、朝食をスキップして仕事場に到着。とにかく暑い・・・ 蒸し風呂のようなカフェで平然とホットコーヒーを飲むメンバーに絶句。 彼らは汗を拭う私を不思議そうに見つめる・・・
20170427_04.jpg

こちらの病院は、何となくサナトリウムの雰囲気。大昔のさだまさしさんの曲が脳裏を流れる・・・
20170427_05.jpg

カテーテル手術室に入り部長の医師にご挨拶。出会い頭に、『ずっと待っていた』、とニコヤカにご挨拶頂き良い雰囲気でスタートしたと思いきや、同行メンバーが、『彼はフライトの都合で13時に引き上げます』、と告げた瞬間に突然の激昂・・・・。オペ着に着替えた状態で私のところにやってきて物凄い罵声を浴びせられ、そのまま怒り心頭のままカテーテル室に入って行ってしまった・・・

『これは、ま・ず・い・・・』

すぐに、日本の旅行会社に電話。翌日の同じ便の空席を確認した。そして、Bangaloreに居るインドのリーダーにも電話。

GC:『お客さん、めちゃくちゃ怒っているよ。どうせ日本は明日からGWだから残っても良いけど、フライト変更に1000$かかるんだけど・・・ 払ってくれる?』
LD:『それはあまりに申し訳ない・・・ 後は何とかするから予定通り帰ってくれて良いよ』
GC:『けどさぁ・・・ それだと、ただ悪印象植え付けにだけ来たようなものだよね? 自分的には残りたいんだけど・・・』
LD:『君が残ってくれるのなら1000$なんて安いものだ。何とかよろしく頼むよ・・・』

医師が手術を終えるまでにここまでのやり取りを終了でき、明日の昼まで是非ここに居させて欲しい・・・と懇願。そして、その医師も何とか機嫌を直して下さった。

そこからは、思い描いた以上に仕事が上手く行き、最終的には、その医師からも大満足を得られる結果に至った。

そんな状況の好転に安堵しつつ、仕事が一区切りついたところで、とりあえず遅めのランチに出動。インド名物の3輪のタクシーに乗り込んだ。
20170427_06.jpg

ちなみに、ここインドの運転マナーは酷い。運転自体が荒いのではなく運転ルールが無いに等しい。車線なんか存在せず、少しの隙間があれば夥しいバイクが入り込んでくる。一方通行なども無く、なぜか対向車線だけでなく両サイドから車やバイクが向かってくる。右折時は車が空くのを待つのではなく、とにかく、強引に右折する。そうすると、対向車が止む無く止まる・・・ ハンドルを持つ左手はずっとクラクションに沿えたまま・・・ ひっきりなしにクラクションを鳴らす・・・

滞在中に何度もタクシーを利用したが、思わず何度も声を出してしまった。そんな私を見るに見かねた仲間達がポツリと言った言葉が印象的だった。

『目を瞑りなよ。さもないと、ずっと叫び続けることになる・・・』

さて、到着したのは、こんなショッピングセンター。
20170427_07.jpg

ランチはもちろんカレー。手で食べるのも違和感が無くなってきた・・・
20170427_08.jpg

その後も仕事は順調に進み、最上級の結果でその日の仕事を終えることができた。Friday nightが故に、同行メンバー(SS)は真っ直ぐ帰宅。

SS:『Dinnerを一緒できなくて心底申し訳ない。何か俺にできることはあるか?』
GC:『ならば、どうしてもビールを飲みたいんだけど・・・』
SS:『任せておけ!! 今から買いに行こう!!』
GC:『買えるような場所あるの?』
SS:『裏通りに面したお店なら買えるんだよ』

そこで改めて知ることになるのだが、私が到着するわずか数日前からインドでは新たなルールが制定されたらしい。大通りから500m以内に位置する場所では酒類の提供を行ってはいけない・・・という拷問のようなルール。大きなホテルは当然ながら大通りに面しており、道理で滞在したホテルには酒が無かった訳だ・・・

SSが連れて行ってくれた酒屋。この店だけかと思いきや、全ての酒屋は鉄格子で守られている・・・ そこに現金を握りしめた人達がひしめき合う。
20170427_09.jpg

お金を払おうとしたら、『GC、なんでそんなお金持ってるの? どこで入手したの?』、などと言う。聞くところによると、新貨幣が流通しており、私が換金した2015年時点での貨幣は使用できず、もはやトイレットペーパー以下の価値しかないと言う・・・(涙)

『君には本当にお世話になったから、ビールは僕が奢るよ!!』、という言葉に甘えさせて頂くことにした。

さて、当日朝にチェックアウトしたばかりのホテルに逆戻り。チェックインし直して、昨夜とは異なる部屋に入ると、そこには、前夜よりは着飾った鳥が待っていた。荷物を運んでくれたスタッフに聞いてみたところ、これは孔雀とのこと。インドの国鳥とのことだった・・・ 知らなかった・・・・
20170427_10.jpg

友人に買ってもらったビールを有り難く頂く。なぜかオーストラリアのビール・・・(笑)
20170427_11.jpg

4月29日(土)

朝早くから仕事場に到着。朝から茹だるように暑い。昼過ぎまで色々と仕事を熟し、病院スタッフは大喜び。最後は皆で温かく見送って下さった。ちなみに仕事中に二回停電があり、カテーテル室が真っ暗になる・・・ 日本では有りえないこと。これがインドの電源事情。

Chennaiの空港にて遅めのランチ。もちろんカレー(しか選択肢がない)。
20170428_01.jpg

スリランカはコロンボの夕陽。
20170428_02.jpg

成田への便でも機内食はやっぱりカレー。
20170428_03.jpg

大好きな台湾上空を再び通過し、無事に成田に到着。
20170428_04.jpg

毎度ながら帰国した際は、どうしても食べたくなるものがある。それは、カレー南蛮蕎麦。インドでカレー漬けの日々だったが、やっぱりこれが食べたくなる。東京都の某市にある絶品のカレー南蛮蕎麦。5/1(月)に釣友と美味しく賞味。
20170501_01.jpg

‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

インドを一言で表現するならば『カオス』。文字通り混沌としているが、ある意味、人間的に逞しい人達ばかり。そして、どの客先も一緒に仕事したメンバーも温かく、且つ、熱かった。

きっと遠くない将来、再訪する機会が訪れるような気がしてならない・・・










スポンサーサイト

インド出張記 ~その②~

4月25日(火)。

Trivandrum空港朝6時発の便で、Kochiの空港に到着。眠い目を擦りつつ、空港を撮影。何となく空港とは思えない佇まい。
20170425_01.jpg

早速、タクシーで移動。そして、途中にあったレストランで朝食。寝不足でふわふわする身体に、チャイが沁みる。
20170425_04.jpg

そして、スパイシーな朝食も更に身体に沁みる・・・ 
20170425_02.jpg

もしや『麺?』と期待したのだが、麺状のパンのような食感のものだった・・・
20170425_03.jpg

一仕事を終えて・・・
20170425_08.jpg

待望のランチ。
20170425_Top_01.jpg

滞在中で最も美味しかったフィッシュカレー。
20170425_05.jpg

こんなカレーを手で摘まみながら食べる・・・  現地流に食べることで、更に美味しく感じる。
20170425_06.jpg

二件目の仕事も無事に終えて、夜遅い便でBangaloreに飛んだ。20170425_07.jpg

4月26日(水)。

前日(というか当日未明)にBangaloreのホテルに到着。朝食付きだったのでしっかりと起きて、ホテルのレストランを訪れてみた。取敢えず、こんな感じで盛り付けて・・・
20170426_01.jpg

この逸品の味に思わず唸ってしまった。Rassa Vada(ラサバダ?)と呼ぶらしい。この食感、この適度な味の染み具合・・・ 思わずお代わりしてしまった。
20170426_02.jpg

朝食からお腹いっぱいになってしまったが、職場の食堂でもしっかりとベジタブルカレーを食し・・・
20170426_03.jpg

そして、チームディナー。
20170426_05.jpg

ビール工場直結(?)の飲み屋で、まずはお試しビール。
20170426_06.jpg

20170426_07.jpg

本場のタンドリーチキンも美味。マリネ具合が最高。
20170426_08.jpg

そのまま愉しく飲み進んだ。 飲んでいる最中に2回停電があり、その都度、歓声が響く。これもインド流なのか・・・!?

4月27日(木)。

二日間しゃべりっぱなしのトレーニング講師役を終え、最後にメンバー全員と記念写真。インド流に習って、チームリーダーと共に逆ピースを決める私。
20170426_04.jpg

その夜はChennaiに移動。翌朝からインド最終の仕事に臨むことになるのだが、ハプニングがあり、予定の帰国便に乗れない・・・という顛末が待っていた。

 ~その③(最終編)に続く~





インド出張記 ~その①~

20170425_Top_01.jpg

※はじめに

2015年以来、久しぶりにインドに出張。自分自身への備忘録の意味も含め、道中の写真などをご紹介させて頂きます。
Bangalore ⇒ Trivandrum ⇒ Kochin ⇒ Bangalore ⇒ Chennnai ... という感じの、まさに縦横断的な出張でした。

india_map.jpg

‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

2017年4月23日(日)
成田からスリランカ経由でインド入り。
20170423_01.jpg

台湾の上空にて。台湾の釣友たちの顔が浮かび懐かしくなる・・・
20170423_02.jpg

Bangaloreの空港に面したホテルに到着。ロビーに居た綺麗な女性のホテルスタッフが、疲れ切って脂ぎったオデコにビンディを付けてくれた。
20170423_03.jpg

さて、カレー漬けの日々の始まり。 大好きなので、きっとあまり苦にならないだろう・・・
20170423_04.jpg

早朝便でTrivandrumへ。初めてみるアラビア海。
20170424_01.jpg

果物屋の買物客。
20170424_02.jpg

一件目の仕事は極めて成功裏に終了。
20170424_03.jpg

とても盛り上がり、予定の時間を遥かに過ぎてしまった・・・
20170424_03_2.jpg


ランチと呼ぶには遅過ぎる16時・・・、フィッシュカレーが美味しかった。
20170424_04.jpg

現地スタッフがコバラムビーチに連れて行ってくれた。
20170424_05.jpg

遠くに漁火が浮かぶ。
20170424_07.jpg

魚屋の店頭。 Barracuda and Snapper ? ・・・と指を差してみたら、サムアップしてくれた。どうやら正解だった模様。
20170424_06.jpg

海沿いの道を歩く、我が相棒の現地スタッフ2名。彼らも例外に漏れず、かなりの太鼓腹(とにかく良く食べる)。インド人の40%以上が肥満に悩まされていると言う。ベジタリアンが多い割には心臓病の率も多い。お互いに気を付けたいものだ・・・
20170424_08.jpg

少し離れた高級ホテルのBarにて。漁火を見ながらBeerを楽しんだ。
20170424_09.jpg

夜のアラビア海。この磯にはどんな魚が潜んでいるのだろう・・・
20170424_10.jpg

  ~ その②に続く ~

トラブル続きのParis出張 ~後編~

2017年初のParis出張。後編。

2017_Paris_06.jpg

シャルルドゴール空港近くの警察で無事に調書作成が完了。誰も居ない真っ暗な駐車場を抜け、傷心のまま再びシャトル電車に乗り込んだ。

今の自分に置かれた状況は、『携帯が無い&金が無い』・・・、しかし時間だけは少しある。何をすべきか頭の中で整理し、まずはカードを止めなきゃ・・・ということで、空港ラウンジの受付で、状況を説明し電話を貸して欲しいと頼んでみたが、敢え無く賛同を得られず・・・

『そうだった・・・ こんな時のための隠しカードが・・・』

カバンの中の手帳の裏に、緊急用のクレジットカード2枚を隠してあった。そして、クレジットカードで使用できる公衆電話を探してみたが皆無。そもそも、普段は使わないカードなので暗証番号がわからない(忘れた)・・・となると、空港の無料wifiにPCを繋いでカード会社にメールするしか方法はない。そして、カード会社の連絡先を探しまくった。

実に面白いものだが、Web上で検索した限りでは、三井住友VISAカードが最もわかりやすく、そして、その後の対応も最も柔軟だった(※ちなみに、カードを盗まれた当日に窃盗団に既に乱用されていたが、カード会社が補償してくれた)。 AMEXの会社カードに関しては、我が最愛の会社メンバーが日本時間の翌朝すぐに我が奥様に成り切り、電話で再発行の手続きをしてくれた。元・国営企業系のカードは、当時の慣習を未だに引きずっているような対応だった。

空港でできる限りのことを終えたのは搭乗時間直前だった・・・ 割には、なぜかロビーの人々の動きが全く無い。全員のんびりしている。 『ん???』・・・嫌な予感がしつつ搭乗ゲートの案内を確認しに行ってみると、なんと、出発が1時間以上遅れる・・・との表示。 えっ? ドーハでの乗り継ぎ時間は1時間しかないのに・・・。

その後、結局80分遅れで飛び立った。そして、ドーハが近づいて来た頃、男性CAに聞いてみた。
GC:東京への乗り継ぎ便にちゃんと乗れますかね・・・?
CA:な~~んにも知らん!! 地上スタッフに聞いてくれ!!
『そんなこと俺に聞くなよ!!』 的な態度にかなりムカっとし、気を静めつつ席に戻った。

そしてドーハにランディング。乗り継ぎ便に関するアナウンスが一切無い。逸る気持ちで通路を歩いていると、遥か先に案内板を持った地上スタッフが立っていた。すぐに東京乗り継ぎ予定であることを告げると、一枚のチケットが手渡された。

『This is your ticket for tomorrow

周りには同様の客が十数名居たが全員唖然・・・。しかも、ホテル宿泊クーポン発券のために長い列に並ばなければならない・・・。 ようやく自分の順番が回ってきて、担当の女性に、『明日は大事な会議があるのに参加できない。何か追加補償はないのか・・・?』、と詰め寄るもあっさり却下(以前の経験からわかってはいるものの・・・詰め寄りたくなる気持ちもお察し頂けましたら幸いです)。

帰国できないならば仕方ない。ホテルの近くで昼間からヤケ酒でも飲むか・・・。 少なくとも、この時はそう思っていた。

さて、スーツケースを取ってホテルに行こう、ということで、手荷物スタッフに聞いてみたところ・・・、『貴方の荷物は既にコンテナの中で、取り出すには半日以上かかり、また空港に戻って来て頂く必要があります。預けたままの方が楽ですよ・・・』、などと平然と言う。

電話無し、お金無し・・・、おまけに、着替えも無し・・・ まさに三重苦。

傷心の割には何とも嫌味な青空の下、ホテルが用意してくれたワゴン車で移動。初めて見るドーハの街は殺風景でワクワク感ゼロ。気候は日本の5月のゴールデンウィークの頃のような感じで清々しい。

程なくしてホテルに到着。ホテルは安宿の様相を呈していた。早速チェックインし、酒を仕入れに・・・と思い外に出た。ホテルのロビーに簡易的なBarのようなものがあったのだが、ソフトドリンクが並ぶ棚をぼんやりと眺めつつ何となく違和感のようなものを感じていた。そして、コンビニというよりは“よろづ屋”的な店を覗いてみたが酒の部類は無し。

『もしや・・・???』

一旦、ホテルに戻り、PCを繋いでみる。恐ろしい程に回線が遅い・・・。そして、ようやく探り当てたページに、衝撃の事実が書かれていた。

『イスラム教は飲酒を禁じていて、戒律の厳しい国では外国人でも酒以外にも色々な制限を強いられる。カタールは、どちらかというと厳しい方の国、豚肉は一切入手不可、酒に関しては3万円のデポジットを支払って許可証を取得すれば、ドーハの外れに1軒だけある酒屋で購入可能、基本的にレストランでアルコール不可。メニューに「カクテル」の文字があったとしても、よく見ればそれはノンアルコール(モクテル)。ただ、5つ星クラスの高級ホテルではお酒の飲める場所もある。』

電話無し、お金無し、着替え無し・・・おまけに酒無しかぁ・・・ まさに四重苦。

呆然としつつ、とりあえずシャワーでも浴びて一息つこうかと思い浴室に行くと、何故だか限りなく冷水に近い“ぬるま湯”しか出ず、待てども待てどもお湯にならない・・・。再び服を着て、ホテルスタッフに電話。すぐに来てくれたが、この温度が限界だと言う。『嘘でしょ・・・他の部屋もそうなの?』、と何度も問い詰めるも、同じだと言い張る。もう文句を言う気力も失せて、諦めて震えながら身体を洗った。

電話無し、お金無し、着替え無し、酒無し、おまけに、お湯まで出ないのかぁ・・・ これぞ、『ドーハの悲劇!!』
もう完全に心が折れた。何もやる気が起きない。のんびりパソコンでも・・・と思いつつも、回線が遅すぎて何も見れない・・・。

ドーハで行ったこと。それは束の間の散歩だけ。後は、ふて寝。
21070126_1.jpg

小魚が見える。しかし、ロッドもないから釣りもできない・・・
21070126_2.jpg

翌朝5時過ぎの空港にて。ようやく酒にありつけた・・・ 遅ればせながらのヤケ酒で、シャンパンを矢継ぎ早に胃に流し込んだ。
21070127_1.jpg

ドーハはハマド空港に置いてあった“まねき猫”。そういえば、旧正月か・・・と今更ながらに思い出した。
21070127_2.jpg

そして、この“まねき猫”に、何か良いことを招き入れて欲しい・・・と心の中で呟きつつ、機上の人となった。

(追記)
結局、この便も羽田到着が遅れ、目的地への最終バスに乗ることができず、かと言って、現金もSuicaも無く電車にも乗れず・・・
やむなく最終バスで到着した新宿は既に午前1時。そのまま独りで居酒屋に突入しヤケ酒開始・・・。帰宅できたのはAM3時前になっていた・・・ 





トラブル続きのParis出張 ~前編~

2017年初のParis出張。

そもそもの一連のトラブルの発端は、ドーハ乗り継ぎ便を選んだ時から始まっていたのかもしれない。
2017_Doha_00.jpg

ドーハはハマド空港名物(?)の大きなぬいぐるみ。
2017_Doha_01.jpg

ドーハからは人生初のダブル・デッカー(※エアバスA380は、ヨーロッパの国際協同会社であるエアバスが製造した、二層、広胴、4発のジェット機です。 世界最大の商用航空機であり、上部デッキが胴体全体に延長されたダブル・デッカーと呼ばれる総2階建て構造です。 大型旅客機としては乗客1人あたりのCO2排出量と1座席あたりの製造コストが最も低く、「環境にやさしい飛行機」であることを売りにしています。 ボーイング747-400に比べてフロア面積が50%広く、ヘッドルームが60%広いにも関わらず、離陸時の騒音はボーイング747-400の半分に相当します… BRITISH AIRWAYSのホームページより抜粋)に搭乗。
2017_Doha_02.jpg

フランスが近づくに連れて、砂漠の景色から雪山に一変する。
2017_Doha_04.jpg

ベルサイユに位置する我が本社。出張自体は極めて順調に、且つ、有意義に終わった。
2017_Paris_00.jpg

パリ初のメンバーと現地合流したため、久しぶりに、ノートルダム寺院の中に入ったり・・・
2017_Paris_01.jpg

サント・シャペル (Sainte chapelle)にも入ったり・・・
2017_Paris_02.jpg

メトロのシテ駅から、サント・シャペルの遠景。
2017_Paris_03.jpg

ホテルの中庭からの青空を、いかにもParisらしく撮ったり・・・
2017_Paris_04.jpg

最終日には美味しい生ハムを食べたり・・・
2017_Paris_05.jpg

・・・と、ここまでは良かった。ただ良かっただけではなく、とても良かった・・・

さて、いよいよ帰国を・・・という段になり、空港に向かうべく、サンミッシェルノートルダム駅(Saint-Michel - Notre-Dame)からRERのB線に乗り込んだ。普段はタクシーを利用することが多いが、人生で最も嫌いなものの一つである渋滞を避けたい、という気持ちもあった(他にも理由はあったのだが)。

車内はかなり混んでいた。スーツケースを持ち込んだ私は周囲の迷惑だったことだろう。車内の中央付近に位置した私の周りにはアフリカ人と思しき黒人5人が囲むように立っていた。

シャトレレアール駅(Châtelet - Les Halles)に到着し、乗客のほとんどが降車。黒人5人組みも降りたが、その時、スーツケースが押されて動いたので、取っ手を掴んで前かがみになった。そして、空き席もちらほらと出たので移動して着席し、さて、iPhoneでも見ようか・・・と胸元のポケットに手を伸ばしたその瞬間・・・。

『iPhoneがない!!??』

ハッとして、すぐにコートの右ポケットに手を当てた。そして同時に、財布も無くなっていることに気付いた・・・

『やられた・・・』

もう完全に後の祭り。財布もiPhoneも二度と戻ってこないだろう。パスポートが無事だっただけでも善しとするしかないだろう・・・

ぶつけようのない怒りと共にシャルルドゴール空港に到着。大急ぎでチェックインを済ませて、ターミナル間を結ぶ電車に飛び乗り、隣駅にある警察に出向いた。既に真っ暗の夜だったため、時間外の入口から入った。すぐに雑談で盛り上がっていた警官たちが目に入った。

スタッフ:どうしたの?
GC:財布とiPhoneを電車の中でスラれました・・・(涙)
スタッフ:お気の毒に・・・ すぐに調書を作りましょう。

気の良さそうな警察官に、とても丁寧にご対応頂くことができた。何とか無事に調書作成(フランス語で書かれたので読めないのだが・・・)も完了し、いざ別れる段になった時に、とても真剣に身体の振り付けも加えて注意喚起してくれた。

『あの場所はスリの巣窟なんだよ。君みたいなアジア人が一番危ない。財布はコートの外側ポケットなんかに入れてはいけない。お腹の部分とか内側の胸ポケットとか。今後はしっかり注意してくださいね・・・』

そして、落ち込んでいる私の肩を叩きつつ、笑顔で慰めてくれた・・・

     (後編に続く)


プロフィール

Green Cherokee

Author:Green Cherokee
東京都武蔵野市在住。S40年7月生まれ。
元より雑魚(Zacco)が大好きでちょくちょくミャク釣りを楽しんでいましたが、ひょんなことからFly Fishingに転向。安近短の里川で2011年夏よりZacco Fly Fishingをスタート。
釣りだけでなく野草やキノコも大好き。身近な里川の四季の変化を愉しみつつ、水面や地面に眼を走らせています。
愛車は、2000年式の緑色のJeep Cherokee。極めて非経済的な車で、あちこちガタが来ていますがそれでも偏愛しており、他に魅力的な車が見つからず困っています・・・

最新記事
最新コメント
カテゴリ
# Visit
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク