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逞しい生命力 ~愛しの胡桃の木から芽が!~

3月31日(日曜)。早朝から息子のawayの練習試合・・・のはずが天候が芳しくなく中止に。

昨夜の酒も少し残っていたので、そのまましばし惰眠をむさぼる。それでも8時前には目が覚め、コーヒーを飲みつつ、いくつかのブログを訪れていたところ、いつも拝読させて頂いている黒目河太郎さんの、『東久留米みてある記』、の写真に釘付けになった。これは今日中に是非、自分の眼で確かめてみたい!

黒目河太郎さんの素敵な写真はブログをご参照頂くとして、私がコンデジで撮影した写真はこれ。この逞しい生命力。大いに嬉しく思う!
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相変わらず寒い一日だったが午後には天候も安定してきた様子だったので、珍しく竿不携帯で、息子をサイクリングに誘った。彼も身体を動かせずにいたので渡りに船。14時過ぎに自宅を出発。

今回の目的の一つは野草摘み。ということで、先日発見したクレソンのポイントである、身近な川の上流を目指す。約30分強で到着。乾いた喉を潤す我が息子。
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昨日のY川ほどは生育していなかったが、あちこちにクレソンが自生している。
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袋いっぱいになるまで採取するのに、さほど時間はかからなかった。お菓子を頬張りつつ待つ息子。ガサガサするために網を持ってくれば良かった・・・と後悔している。
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クレソンだけではなく、程良く成長したミントも発見。
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ものの数分で十分過ぎる程収穫できたので、例の胡桃の切り株を確認するために移動。すると、あった、あった!!! しっかりと芽が出ているではないか!!! 細い切り株からだけではあったが、何とも嬉しい生命力。
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ついでに、イタドリもちょうど食べ頃。
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切り株の撮影中、あっという間に息子が片手いっぱいに採取完了。息子の足元に、夥しい数の新芽を見ることができる。その中で、見事に美味しそうな芽だけを選んで摘んだ息子。
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帰宅したのは16時前。大きなフライパンでクレソンを洗い、収穫物を並べてみた。
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そして、しばしのクッキングタイム。クレソン、イタドリを用いて、以下の三品を料理。左から、クレソンの胡麻和え、クレソンと納豆炒め、そして、イタドリと豚肉炒め。
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ミントは・・・、とりあえず雰囲気重視で(?)、Jim Beamのソーダ割りに添えてみた。
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しかし、これでは飲みにくいことこの上ないので、葉っぱを千切って、こんな感じに入れてみた。ほのかなミントのフレーバーを楽しむことができた。
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・・・という感じで、野草をツマみつつ既にソーダも底を尽きる頃、ほろ酔い気分でブログアップとなった次第。

馴染みの胡桃の木。変わり果てた姿にすっかり諦めてかけていたところに、切り株から、しっかりと芽が出てきた。今後どのように生育するのかとても楽しみ。結実する前には、また切られてしまうのだろうか・・・ そうならないことを祈りたいが、その頃、私は何歳になっているのだろう・・・??? 相変わらず、釣りを楽しめる体力と気力を持ち続けたいものだ、と思う。そして、この身近な川も変わらず綺麗であって欲しい、と切に願いたい。










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極寒のTNK ~桜祭り編~

3月30日(土)。待ちに待ったTNKの日。

カチーフさん命名のTNK ... T:釣って、N:飲んで、K:食う!、なのであるが、既に我々の中では完全に市民権を得た馴染みのある言葉になってしまった。もちろん、Nが含まれるので車で向かう訳にはいかず、生憎の霧雨の中、目的の駅に11時に集合。

今回の参加者は、カチーフさんを筆頭に、farwaterさん、windknotさん、そして、mihiroさんも新たに加わり、総勢5名。今回のターゲットはマルタ。満開の桜の下、目的のポイントに向かうメンバーをパチリ。
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まずは、Tの部を開始。当日は、ちょうど桜が満開とあって、河原では桜祭りが開催されていた。露店が出たり、盆踊りが始まったり、生憎の天候ではあったが賑やかな人出。天候が良ければ、更に賑やかだっただろう。しかし、釣り人は我々の他には御一方のみ、やはりマルタ狙いでMonkey-siteさんが先行されていた。しかし、気温の影響もあってか激渋とのこと・・・

釣り支度を整える皆さん。mihiroさんのダブルハンドに興味津々のfarwaterさん。
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改めて、満開の桜と愛しのY川を眺める。
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マルタ狙いのタックルを不携帯のfarwaterさんと私は、オイカワ狙いで上流側を探索。ジョニーさんお手製のバンブーにオイカワ入魂を目論見つつ、それらしいポイントにフライを投げ込むも、数回オチビが突く程度で生命反応は皆無に近い状態。結局、K橋まで歩いてしまったが、流れも随分と変わってしまっており、楽しみにしていた懐かしいポイントも釣りになる状況ではなく、時折、竿を振る程度でおしゃべりメインで散歩を楽しんだ。

途中、二色の花を同時に付ける樹を発見。桜か・・・?、と思いつつ帰宅して調べてみたら、『源平桃』、という桃の花だった。源氏の白、平家の赤、源平が入り乱れて戦った源平合戦に因んで命名された模様。
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少し下流側でも源平桃を発見。ちなみに、盛期には大いに楽しめたこのポイントも生命反応なし。
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T(釣り)の方はすっかり諦め、下流側の皆の元に戻る。しかし、さりげなく皆の前を交わし、行きついた先は祭りの露店。長らく歩いた後は、少々寒かろうが・・・これ。farwaterさんとひそかに乾杯。
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ビール片手に不謹慎丸出し状態で、果敢に竿を振る皆の元に戻る。やはり激渋状態が続いているとのこと。mihiroさんから鎌倉土産を頂く。mihiroさん、御馳走様でした!
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しばらく皆さんの釣りを応援していたが、その最中に対岸に目を向けると、再び、遭遇したくないものに出くわしてしまった。
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デジタルズームでアップ。正体はオオフサモ。
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相変わらずの生命力。生育場所は所沢市に位置していたので、所沢市役所のホームページにある河川課にメールさせて頂いた。ちゃんとメールアドレスが記載されており、遠慮なくメールさせて頂いた次第。

その後、更に下流に下り、私一人だけウェットに結び替え流してみたものの反応なし。途中でカチーフさんからメールがあり、『釣れましたよ!』、とのこと。詳細はカチーフさんのブログをご参照頂きたい。相変わらず、流石なカチーフさん。着々と修行の成果を出していらっしゃる!

とにかく極寒(外に居続けたのでそう感じた)だったTNK。予定よりかなり早く、外はまだ煌々と明るい時間帯からNKの部に突入。4杯の生ビールと1杯のウーロン茶で盛大に乾杯。その後も楽しい話題に花が咲き、あっと言う間の数時間。wind knotさんから素晴らしい名言(迷言)も飛び出し一同で爆笑。こちらも、カチーフさんのブログをご参照ください。

結局、飲兵衛のwind knotさんと私で良いペースで飲み続け、この状態からawayの二次会に乱入するというツワモノのwind knotさんを送り出し、その後、私もだいぶ出来上がった感じになり、お開きとなった。

最寄駅からの通いなれた道を帰宅途中、夜桜が綺麗なポイントを発見。桜の隙間に、街灯が良い感じで写ってくれた。
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今回はmihiroさんが初参加となったTNK。他のメンバー4名は、mihiroさんのご両親よりも年上。いわば、息子の世代と釣りを楽しみつつ飲んでいることになる。不思議なご縁ではあるが、若くても我が師匠。FFを色々と教えてくれるだけでなく、我々オジサンの飲み会も盛り上げてくれる・・・、ブログ様様の嬉しい出会い。

いやはや、毎度ながら楽しいTNK。カチーフさん、ご発声と幹事役、本当にありがとうございました。farwaterさん、wind knotさん、mihiroさん、楽しい時間を本当にありがとうございました。次回は夏を待たずして開催、という運びになりそうな予感・・・!?





突然の解禁釣行 ~祝・愛竿バンブーに渓魚で入魂!~

3月23日(土)。祝・解禁釣行。

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本当は出張からの帰国予定日だったが、出張が延期となり、代わりに、唐突に記念すべき解禁釣行となった日。昨年同様に今回も、farwaterさん とご同行。ご親切にも早朝に拙宅にてピックアップ頂き、二人で憧れの渓流を目指した。

程なくして今回の目的地に到着。風はほぼ無し、さほど寒くもなく、思わず二人とも、爆釣する姿を勝手に想像しつつ、各々にほくそ笑む。最初にお断りしておくと、現実とはかなり違ったのだが・・・

既に恒例となった儀式・・・御神酒で安全祈願し、早速、二人で交互に釣り上がる。私はさっぱりだったが、farwaterさんには何度か反応があったらしい。途中で見つけたヒキガエルの群れと夥しい卵。あちこちで鳴き声が聞こえた。この光景にちょっとヒキ気味のfarwaterさんをパチリ。
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カエルを踏まないように足元を気を付けつつ、どんどん釣り上がる。その後、私にも何度か反応があるものの、すっぽ抜けばかり。そのうち良型と思われる一匹がフライを咥えてくれたが、水面で腹を見せて痛恨のバレ・・・ 貴重なチャンスを逸してしまい意気消沈・・・

そして、如何にも!というポイントの手前の小さな浅い流れで、見事に最初の一尾を得たfarwaterさん。
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その後も二人で果敢に釣り上がったが結果に恵まれず、最初のポイントを脱渓。日釣券を購入した民家近くの自販機のジュースで喉を潤した。

ここで、今回の目的の一つ、二本の竹竿を並べて撮影。題して、『Johnny meets Plant.F』。JOHNNY, LOUIS & CHARのライブを頭に描きつつ撮影した。左はプラントFさん お手製、そして、右が我が愛竿、ジョニーさん のお手製。ちなみに、黒いリールは、昨年のソウル出張時に、現地のフライショップで購入したもの(過去記事参照)。 20130323_4.jpg

二人で車に戻り、おにぎり休憩。釣行前の大きな期待と現実のギャップに二人で少々テンションが下降気味だが、気持ちも新たに二本目の渓流を目指した。

ここは、私にとって今回で二回目となる渓流。昨年、同じくfarwaterさんに連れて行って頂き、本州でのFFで初ヤマメを釣ることができた愛しの渓。

ところが・・・とにかく渋く、反応すらない。『ボ』を諦めかけたその時・・・、昨年、釣ることができたポイントより少し下流の小さなポイントで、ようやく魚に出会えることができた。これにて、何とか愛竿に渓魚で入魂完了! そして、カチーフさんから譲り受けたネット、リールと合わせて、トリプル入魂!!!

・・・、と文章ではかなり大げさだが、実は、釣れてきてくれたのは超オチビのアマゴだった。釣り上げた時はヤマメだとばかり思っていたが、写真を眺めたら赤い斑点が・・・
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前述の写真(魚の小ささをあえて隠した・・・)と比較すると、魚の小ささが大いに強調されてしまうが、個人的には超嬉しいトリプル入魂の一コマ。
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『ボ』と『一尾』の差は大きい・・・とは良く言ったものだ。このオチビ一匹のお蔭で気持ちに大きな余裕が生まれ、ようやく周囲の景色を落ち着いて見ることができるようになった。早春の渓流には山菜がたくさんあるのに、それを見る気持ちの余裕が生まれない・・・我ながらもったいないと思う。釣りも山菜ももっと楽しめるように、腕を上げていきたいのだが・・・

そして、山菜をいくつか撮影。まずはフキノトウ。まさに食べ頃で、撮影後に採取させてもらった。
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ヤブカンゾウ。個人的にはもっと小さな芽の状態が好き。どのみちナイフがないと採取できない(ナイフを地中深くに入れて白い部分から切る)のでそのままにしておいた。
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魚や山菜の撮影で時間を要したので、そのまま脱渓し、上流側のfarwaterさんを追いかけた。farwaterさんも渋い中で一匹を釣り上げていた。

その後、夕方まで別の渓で竿を振ってみたがどうにも渋いので納竿。farwaterさんとの釣行ではいつも昼過ぎには納竿するのだが、私の一匹が出るまで時間を要してしまい、そのままズルズルと夕方まで頑張ってしまった・・・ しかも、帰り道に、『まるかつさん』、にお邪魔し談笑してから帰宅。

午前3時から起きていたfarwaterさんにはとても長い一日になってしまったが・・・、ともあれ、私にとっては、超オチビながらトリプル入魂となった記念すべき日となった。

最後に、春らしい一枚を貼っておきたい。題して、『愛竿と辺り一面の早春の喜び』。
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farwaterさん
毎度ながら、今回も本当にありがとうございました。運転手までして頂き、さぞやお疲れのことだったと思います。二人で思い描いた釣果とは程遠かったですが、道中の楽しい会話も含めて、すっかり楽しんでしまいました。また是非ご同行お願いします!

カチーフさん
事前の詳細アドバイス、本当にありがとうございました。なかなかカチーフさんのような釣果は出せなかったですが、早春の渓流をすっかり楽しませて頂きました!



春真っ盛り。身近な川で久しぶりの釣行記

3月20日(水)。春分の日。

今日は長女の中学校の卒業式だったため、昨夜は最終便でソウルより帰国。朝から卒業式に参加し、何とも早い3年間だったなぁ・・・としみじみ。もちろん、娘にとっても、あっという間の3年間だったに違いない。

昼過ぎには卒業式も終了し、息子のフラッグの練習が午後に変更となったため、束の間ではあるが釣行のチャンスを得た。少々風が強い日ではあったが、自転車のペダルを数分も漕ぐと少し汗ばんでくるくらいの陽気だった。そして、程なくしていつもの身近な川に到着。

五分咲きの桜。河岸も緑一色となり、春らしい光景。
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タンポポとオオイヌノフグリ。
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今回持参した愛竿は、ジョニーさんお手製のバンブーロッド。訳あって、Extensionなしの6ft。
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今回は工事で大きく変わってしまったエリアからの上流部での釣行。魚が元気で居ることを確認する意味も含めて・・・。しかし、心配するには及ばず、釣行開始後、すぐにカワムツに出会えた。
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少し上の瀬にドライを流すと、再びカワムツ・・・。このまま小型も含め4匹を追加。しかし、すべてカワムツで、オイカワには巡り合えなかった・・・
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とりあえず魚にも出会えて安堵し、改めて、周りの風景を確認する。

いつもの入渓ポイントだった胡桃の木の跡から川を眺める。桜が見通せるようになった・・・なんて、ちょっと虚しい現実。
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切り株を凝視しつつ、何となく川の水をかけてみた。横から芽が出て来たりするのだろうか・・・?
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その切り株の近くに、なぜか一株だけのスイセンの花。
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さて、目的も達成したので、下流で釣行中のmihiroさんに会いに行く。風の強い中、新たなウェットで実験釣行中とのこと。それでも既に6匹釣り上げていた。やはり全てカワムツとのこと。私のバンブーを試投中のmihiroさんを後ろからパチリ。
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その後、毎度のNさんともご挨拶。nishiくん達も来ていたが下流に新たなターゲットを狙いに(?)行った模様。
mihiroさん、Nさんとの会話も束の間、あっという間に時間切れ・・・

自転車を停めてある場所まで移動する間、春真っ盛りの野草を撮影。

オオイヌノフグリの群生。青を強調するべく画像処理をかけてみた。左隣の青い花はたぶんハナニラだろう・・・
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ホトケノザの群生。こちらも紫が強調されるように画像処理をかけてみた。
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ツクシ三兄弟。
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ノビルも随分伸びたなぁ・・・ みじん切りにして醤油に漬け込んだもので餃子を食べると美味い。
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そして、カラシナ。先発隊にしっかりと摘まれている。
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ノゲシ。あまり好んで食べないが、食べられる。
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ギシギシの大きな株。
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帰りしな、もう一匹だけ・・・、と先ほどと同じポイントで数投。釣れてきたのは、今度はアブラハヤ。結局、オイカワには巡り合えなかった。
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靴に履き替えつつ、ツマミの分だけカラシナを少し摘み、大型のノビルも見つけることができた。愛竿と比較しても、その太さがわかるのではと思う。
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退渓前の最後の写真。イタドリはまだ芽の状態。
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帰りの道中、路地売りの野菜なども購入してしまい、自転車のカゴの中は、春真っ盛りとなった・・・
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前回の釣行からわずか2週間強しか経過していないのだが、禁断症状はピークに達し・・・わずか1時間強の釣行ではあったが、野草観察も堪能することができ、春爛漫の中ですっかり満足の釣行となった。

さてさて、それにしても、私の解禁釣行はいつになるのだろうか・・・(汗) ま、気長にチャンス到来を待つとしよう。


あれから2年 ~311という日~

既に日付は変わってしまったが、本日は3月11日(月)。

先週の出張はかなり効率の悪い移動ばかりで、大阪→鳥取→仙台→大阪→仙台・・・という移動だった。震災から早2年。改めて追悼の念を抱きつつ、3月9日(土)に仙台空港の屋上に立ってみた。夏日のようだった大阪に比べれば、仙台は強風でまだまだ風が冷たかった。

昔の記事に、仙台(名取)のエコなホテルを取り上げたことがあったが、この翌日、ホテルでタクシーを呼んだ。最寄駅の名取まで乗るつもりだったが、老年の女性ドライバーが、空港までそんなに遠くないと言うので、復興支援の一環にもなるし(と言っても自腹ではなく会社の経費なのだが・・・)、そのまま空港まで乗ることにした。

ポツポツと会話をしつつ、空港に向かう。美田園駅付近を通過し、既に見慣れてしまった荒れ果てた景色の中をタクシーが進む。自ずと震災の話になってしまったが、突如、女性ドライバーが色々と話をしてくれた。

そのタクシー会社は、『閖上』、という場所にある。この漢字で、『ゆりあげ』、と読む。この漢字は、この地名以外に使われることはない特別な漢字とのこと。そして、海岸線から最も近いタクシー会社だった。彼女の家も御先祖様の墓石も流され、震災当日、閖上の公民館に避難した方々は皆流されてしまったそうだ。

震災当日、彼女は勤務中だった。震災直後、仙台市内に居る息子さんと携帯が繋がり、”とにかく海から離れて西に逃げろ!”、という息子さんの指示に従い、海を背にして必死に運転した、という。

結果、彼女は助かった。『家も無いのに、ローンだけが残ったのよ・・・』、と笑いながら、『生きているのも辛くて、そのまま流されちゃえば良かったと思ったりもするし、昔は震災のことを思い出すだけで涙が出てきたけど、最近ではこうやって話せるようになったのよ・・』、との言葉に、どう返せば良いのかわからなかった。

結局、気の利いた言葉を返せるでもなく、『流されちゃったらその時点でお終いでしたよね。生きていれば良いことある、と思って、生きていくしかないですよね、きっと・・・』、などと慰めにもならない言葉を答えた次第。

その日は2012年11月9日。先週末より4か月前のことだったが、その頃の写真と比較掲載してみたい。

9th/Nov/2012
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9th/Mar/2013
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9th/Nov/2012
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9th/Mar/2013
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コンデジでの撮影で分かりにくいとは思うが、新旧の写真には大きな差がある。良くみると、以下の写真のような防波堤が海岸線に沿って建設されている。
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昔は、このあたりは本当に綺麗な海岸線だった。しかし、あれだけの大災害の後、海岸線が綺麗だった、と悠長なことは言っていられないだろう。あまりにも犠牲が大き過ぎた。

2012年11月9日。その日、いざ搭乗する段になって、突然、虹が現れたので、窓ガラス越しに撮影してみた。虹を強調するために画像処理を加えてあるが、肉眼でもはっきり見える虹だった。複雑な思いで虹を眺めた記憶が蘇ってきた。
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その日、女性ドライバーに支払を済ませた時、”これ、どうぞ”、と言ってポケットティッシュを下さった。
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今は閖上を離れ、仙台市寄りのアパート暮らしとのこと。それでも、できれば閖上に戻りたい、とおっしゃっていた。たくさんの物を失くしたそんな彼女から頂いたティッシュ・・・ 使えるはずもなく、引き出しの中に大切にしまってあり、この記事を書く段になって、久しぶりに取り出してみた。

9日(土)の仙台発最終の新幹線に乗り、日付も変わった深夜に帰宅。月曜に出発して以来の帰宅で疲労困憊し、10日(日)は竿を振りに行く元気もなかった。最も、風も強く煙霧まで出て大荒れの日だったのだが・・・

帰りの新幹線の車内誌に、福島の、『滝桜』、が載っていて、しばし見惚れた。折しも、jetpapaさんが『滝桜』の記事を書かれた直後だった。
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震災から2年の節目の日。仙台からの帰り道に、長寿の桜の老木に思いを馳せながら、いろいろと物思いに耽った一日となった。

愛しの我が竹竿との出会い

3月3日(日)。 少々風が強い曇天。

少々天候が悪かろうが寒かろうが、今日だけはどうしても川に繰り出したかった。 何故なら、念願の竹竿のオーナーになれる日だったから・・・

その竹竿は、突然、私のところにやってきた。Rod Builderはジョニーさん。ジョニーさんとはまだ出会って間もないのだが様々な奇遇ネタも重なったり・・・、本当にひょんなことで、我が竿をご製作頂くことになった。竹竿の詳細スペックは上記リンクをご参照頂きたい。

正直言って、私レベルの腕と経験で竹竿なんざ100年早い!、と未だ自分自身で思っている。そもそも、竹竿に初めて触れたのも、つい昨年末の小畔チームとの交流会。今回、竹竿を手にするに至るまでには、正直、その交流会がきっかけとなったことも事実である。とても幸運な私・・・皆様との出会いに感謝・感謝・・・

いつもの身近な川でジョニーさんとお会いしたのは14時近く。水面を見ると、時折、魚がライズしている。そんな魚達をよそ目に、念願の竿とご対面。高鳴る鼓動を抑えることもできず、震える手でおっかなびっくり竿を繋ぐ。ジョニーさんがご多忙な仕事の合間に、恐らく、寝る時間を割いてご製作頂けたありがたい竿。愛する川をバックに、いざ竿を振り始める前に記念撮影。
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さて、いよいよ初キャスト。まずは、エクステンションを接続しての試投。愛竿Blue Heron #1-2と比べるともちろんかなりシャキっとしているのだが、それでいて繊細な曲がり方をする竿。#2 Lineでオイカワを狙っても存分に楽しめる竿だと感じた。

そして数投目。入魂はドライで!、と決めていたが、ドライに元気に飛びついてくれたカワムツ。いつもと違うアングルで、竹竿と一緒にカワムツを撮影。
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慎重に取り込み記念撮影。これにて、Zaccoの部は、無事に入魂完了。次なる課題は渓魚!!
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何とか無事に入魂でき、安堵して、Rod製作者をバックに記念撮影。木製のリールと一体型になっている極短の竹竿を綺麗に操るジョニーさん。
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そして、Rod製作者にバトンタッチして竹竿を渡し、試投して頂く。イメージ通りの出来栄えと満足のご様子!!
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更に、瞬く間に魚をかけてしまう・・・
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良型のカワムツ。うーーん、流石・・・ これにて、無事に、ダブル入魂完了!!
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ちょうどその頃、お馴染みのNさんもご登場。少し下流で早速釣り上げ、状況を偵察に行かれるジョニーさん。
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一方、私は河岸に上がり、次なるプロジェクト始動。そのプロジェクトとは・・・エクステンションを外して、6.4ft → 6ftの竿への変更。mihiro印のファールドリーダーが・・・
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”知恵の輪”、を楽しみながら、この通り・・・。すなわち、竿全体にはラインを通したままで、エクステンションのところだけラインを外して抜き差しすることができる優れもの!!
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改めて、手のひらをバックに再撮影。
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6ftの状態でもジョニーさんに振って頂いたが、やはりイメージ通りの仕上がりとのこと。更にシャキっとするが、キャストしていて私自身も楽しかった。ジョニーさんが、実際の渓流を想定してサイドキャストで超ピンポイントに的確にフライを投げ込む姿を見て、しばし感動する・・・。ちょっと真似してみたが、なかなか思うように行かなかった。上達を目指して練習しなきゃ・・・と強く思った。

当日は夕方より家族のイベントがあったため、ジョニーさんと共に15時過ぎに早々に納竿。お互い一匹だけの釣果だったが、ダブル入魂を果たせて、そして、おしゃべりも楽しめて本当に嬉しかった。

帰宅後、家族で出かける前のわずかな時間を見つけて、早速、愛竿を撮影・・・の前に、同じくジョニーさんお手製のRod Caseを撮影。更に・・・ジョニーさんがくしくも2個ゲットしてしまった、”日本の清流シリーズ:ヨシノボリ”、まで頂戴してしまった。

ヨシノボリも私が偏愛する魚の一つで、以前、水槽で飼育していたことがあり、水槽内で産卵・抱卵・孵化してしまい慌てたことがある。
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キャップ紛失を防ぐ紐の先には、ここにも竹細工があった。うーーん、芸が細かい!
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そして、竹竿の全景。 Orvisのバンダナを広げて、その上に竿を優しく置いた。グリップは、流木を削って製作頂いたもの。エコで、そして、粋な計らい。しかも、フェルールは緑色で、Green Cherokeeに因んでの色。本当に本当に嬉しい!!
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ちなみに、ジョニーさん直筆のメンテ解説書、および、メンテ材もあるのだが、もしかしたら企業秘密かもしれないので(?)、写真掲載はご遠慮させて頂く。

当日、自宅付近のフキノトウがこんな感じで開いていた。渓流は既に解禁。身近な河岸の光景が”春爛漫”に変化する日も間もなく来るだろう。釣師としても、山菜師(そんな言葉があるのかどうかわからないが)として、とにかく楽しみで仕方ない今日この頃・・・

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ジョニーさん
本当にありがとうございました。生涯、大切に使用させて頂くことをお約束致します。と言いつつも、きっとまだまだお手を煩わせることがあるかとは存じますが、大目に見て頂きつつ、今後ともよろしくお願い致します。


アカメ用ルアー ~Singaporeのお土産~

3月2日(土)。ようやく仙台のM氏にお土産を渡すチャンスがやってきた。

M氏が企画・主催する第6回を迎える研究会。毎度ながら早朝(今回は遅めの開始で、それでも朝5時55分!!)開始。毎回、日本の脳血管内治療を牽引するSpecial Guestを迎え、拝聴させて頂く私としても、とても勉強になり嬉しい。先に学んだことではあるのだが・・・ちなみに、釣りの対象魚にはなり得ないが、ナメクジウオ、をご存知だろうか? 脊椎動物の源・・・すなわち、我々の祖先である。

さて、会も滞りなく終了し、ようやく、例のブツ、をお渡しすることができた。例のブツとは、過去記事にも記載させて頂いたが、ちなみに、M氏から与えられたMissionは、

①バラマンディ(四国のアカメ)が釣れるルアー
②笑えるルアー

そして、お渡しさせて頂いたルアーは、以下の2つ。
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まずは、バラマンディ用。M氏の反応は・・・ ”小っさ~!!”。 いつもながら大物狙いのM氏らしい反応。恐らく、Singaporeの釣具屋の店員は、私を見て、”この人ならこの程度のルアーが妥当だろう・・・”、と即座に見破られたのかもしれない・・・ ^^;;
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そして、笑える(かもしれない・・・)ルアー。
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フロッグの前にスピナーが付いており、あまり詳しくはないのだが、日本ではあまり見かけないような気がして即決したもの。今から30年も昔の古い話だが、私が中学生で雷魚釣りにハマっていた頃、ハリソンスーパーフロッグと呼ばれる、カエルルアーの名品があった。当然、お小遣いでは買えなかったが、こんなリアルなカエルではなかった記憶がある。ちなみに、当時の私は、ぽかん釣り・・・すなわち、カエルの尻掛け、の餌釣り。

M氏は、”確かに、これは珍しいね~!”、とのことだった。以前、ナメクジウオを教えて下さった脳神経外科の先生も交え(3人とも同じ歳)、束の間の釣り談義になってしまった。こういうのも楽しいハプニング。

それにしても、釣りって面白い。M氏とは、思い返せば、1月の電車の長旅でも、釣り以外の話はほとんどしなかった。お互いに早朝出発で疲れていたにもかかわらず・・・良い歳の大人も、釣りの話だと童心に返ってしまう。

やっぱり、釣りって良いなぁ・・・ 爺さんになるまで続けるために、足腰鍛えて、そして、健康で居なければ・・・

(おまけ)
今日の仙台は雪が舞っていたが、先日の鹿児島は20℃を越え、車やバスの中は既に冷房だった・・・
移動中の光景をいくつか写真に収めたので、せっかくなので貼っておきたいと思う。

火山灰が舞う鹿児島中央駅。
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良くわからないが、とてもユニークな自動販売機。
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鹿児島空港に早く着いたので、初の足湯。(汚い足で申し訳ありません・・・)
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街を歩いていて変な目で見られてしまった、気候に不似合なダウンコート。
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以上、鹿児島の写真のご紹介でした。



解禁日の今日 ~釣行できない時は・・・~

3月1日(金)。朝から花粉で悩まされた一日・・

しばらく渓流FFには行けない見込みだが、こんなYou Tubeを見ながら癒されている・・・ いや、むしろ、癒されるどころか、逆に欲求不満が倍増するかもしれないが・・・

ちなみに、この動画は、拙ブログにリンクを貼らせて頂いている、four seasons angling club で紹介されていたもの。You Tubeにも動画があったのでご紹介させて頂きました。





プロフィール

Green Cherokee

Author:Green Cherokee
東京都武蔵野市在住。S40年7月生まれ。
元より雑魚(Zacco)が大好きでちょくちょくミャク釣りを楽しんでいましたが、ひょんなことからFly Fishingに転向。安近短の里川で2011年夏よりZacco Fly Fishingをスタート。
釣りだけでなく野草やキノコも大好き。身近な里川の四季の変化を愉しみつつ、水面や地面に眼を走らせています。
愛車は、2000年式の緑色のJeep Cherokee。極めて非経済的な車で、あちこちガタが来ていますがそれでも偏愛しており、他に魅力的な車が見つからず困っています・・・

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