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『山の日』の思い出

8月11日(木)、山の日。

中国地方の高校から夏休みで帰省しているヤマメ愛くんと釣行を約束していた日。ご本人の希望により、ZFFと渓流FFの二本立て。

早朝の最寄り駅にて、我が愛車である緑チェロキーでピックアップ。折しも盆休みに絡めて長期休暇を取る車の群れで高速道路は大渋滞。早々に高速利用を諦め下道をトロトロと進む。比較的順調に進むかと思いきや峠越えの一本道で大渋滞にはまり・・・、結局、予定より2時間近く遅れてポイントに到着。

しかし、車中ではヤマメ愛くんの島での生活や釣り、“ひとつなぎ部”でのイベントの様子などをたくさん聞かせて貰うことができた。私自身の高校生時代を思い返したりしながら、楽しい車中の時間を過ごすことができ、常に私が大嫌いなものの筆頭に上がる“渋滞”もまんざらではないと思えた極めて稀なヒトトキだった。

川に到着し、良さげなポイントを指南した後は、私は一人、車に戻った。というのも、この日は祭日だったが日本以外は平日。早朝に起きて出発前に終わらせるつもりで頑張ってみた仕事があえなく未完。お蔭で、川を目の前にしてパソコンに向かわざるを得ない最悪の事態を招いてしまった・・・

しかし、この最悪の事態もプラス材料に転じることに・・・。我が緑チェロキーを見つけて近づいていらしたTさんと早々に再会できた。Tさんが至近のポイントを一通りチェックし終わる頃には無事に仕事も終了。二人でヤマメ愛くんが頑張っているポイントに向かった。

ヤマメ愛くんに聞けば、一時間程度とは言え、何とも充実した釣行だった様子(その様子はご本人のブログに掲載されていますので是非ご覧ください)。良かった、良かった・・・

広いポイントに散らばり、3人で思い思いにロッドを振る。
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確かに魚の反応は良く、こんな極夏オイカワや・・・
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ハスや・・・
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大好きなウグイにもご対面。
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早々に納竿気分で、ヤマメ愛くんをバックに愛竿Blue Heron#0-1を記念撮影。
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相変わらず好調のヤマメ愛くん。
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その頃、うおさんもご到着。昼食前のラストスパート的にうおさんも数々の魚とご対面されたらしい。しっかりとハスも釣っている(ご本人のブログをご参照ください)あたりが相変わらず流石・・・

『昼メシ行こ~っ!!』、の掛け声で納竿し、仲良く川を横切る、うおさんとヤマメ愛くんをパチリ。
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毎度御馴染みのチキン南蛮定食。癖になる美味さ。4人でおしゃべりを楽しみつつ完食。
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Tさんは同ポイントに戻られるとのことでお別れ。我々3人は遠くの渓を目指して移動。入渓したのは16時前。早速、ロッドを振り始めるヤマメ愛くん。
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この川を熟知されるうおさんはガイドに徹し、私はのんびりとそんなお二人を背後から応援。そして、容赦なく攻撃してくるブヨやアブを撃退したり・・・(笑)
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それにしても、何とも厳しい状況の渓だった。春先に愉しめた時とは雲泥の差。走る魚すらほとんど見当たらない。そんな激渋の状況の中でも、『釣り勘』鋭いヤマメ愛くんは見事にヤマメをフッキングさせることはできたのだが敢え無くフックオフ・・・。写真にこそ残せなかったが、ヤマメ愛くんの愛竿BHが大きく撓っている光景を、うおさんと私の二人でしっかりと見届けることができた。

すっかり暗くなってしまった頃、うおさんともお別れ。少々渋滞していた高速道路だったが割りと順調に進んでくれて、あっと言う間にヤマメ愛くんの自宅至近まで来たところで、なんと愛車にトラブル発生。出発して間もない頃から少々高めの水温に嫌な予感がしていたのは事実だが、悲しいかな予想的中。急遽、水温計が右に張り付きインパネの警告ランプがブザーと共に点灯・・・

しかし幸いにも、その直後にタイミング良く駐車場が広めなコンビニが目の前に!! すぐにエンジン停止してボンネットを開けたところ、思った通りに緑色の水溶液が勢い良く噴出している・・・。既に見慣れた光景となってしまい、特に慌てることも無くなった自分自身が何とも悲しい・・・
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早朝からずっと楽しく釣り三昧だったが、最後の最後にこんなオチ。急遽、ヤマメ愛くんには電車で帰宅してもらう羽目に・・・。疲れた身体に更に長距離を歩かせてしまって何とも申し訳なかったが、彼自身、愉しく高揚した気持ちを夜風でクールダウンするべく、適度な散歩になったことを祈りたい。

うおさん、Tさん
ご一緒させて頂き、大変光栄でした。本当にありがとうございました。いよいよこの愛着あるポイントも終焉・・・ 良い季節のうちにハスや大型オイカワに出逢えて本当に良かったです。

うおさん
そして、完璧なガイド役も本当にありがとうございました!!

ヤマメ愛くん
最後のオチも含めて(!?)、楽しい夏休みの思い出になってくれたことを祈ります。
引き続き、島での楽しく充実した生活を満喫してね。島からの情報発信も楽しみにしています!!





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北海道ならではの愛すべきZacco FF

8月8日(月)。

北海道は千歳で目覚めたAM5時。AM8時の特急列車で室蘭に移動のため、釣行のチャンスはわずか1時間。それでも、ホテルからポイントまで徒歩5分の安近短なCTS川(既にHome River化しているような気がする・・・)は、そんな束の間釣行でも十分に癒してくれる。

歓楽街を抜け・・・
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ポイントに到着。虫は全く飛んでいなかったのだが、ここはやはりドライフライで試してみたい。
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いきなり一投目から良型が飛び出してきたが、残念ながらフックオフ・・・

そして三投目。再び派手な水しぶきで愛竿Blue Heron #0-1が満月に撓る・・・。そして、こんな魚とご対面。このまま帰路に付くのなら持ち帰って晩酌のツマミにしてしまうのだが、この日はこれから仕事だったこともあり、止む無くリリース。
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毎度のポイントを訪れ、愛竿と共に記念撮影。
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ウェットを流すと何度か小さなアタリがあり、小さなウグイかと思いきや、“ヤマメの皮を被ったオイカワ”、だった。これにて納竿。
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歓楽街を抜けたところに流れる素晴らしい水質の川に、悠々と鱒やZaccoが泳ぎ、そしてバイカモが咲き乱れる。これぞ、北海道ならではの安近短な、愛すべきZacco FF。
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『コウイウ マチニ ワタシハ スミタイ』







単独渓流釣行での葛藤

8月5日(金)。

一応、夏休み初日・・・と言う割には、朝から電話会議が連続。結局、解放されたのは11時近くだった。夕まずめ狙いと決め込んで急いで支度をして、初めての渓に向かってみた。

標高はどのくらいなのだろうか・・・? 途中の景色を眺める限り、結構高いのかもしれない。息を荒げつつ林道をテクテクと上り、下界の炎天下とは別世界の涼しい夏の渓に到着。
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入渓してわずか10投目くらいだろうか・・・? 幸先良く綺麗なイワナに出逢うことができた。フライはスパイダー風の黒いパラシュート。
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この一尾で終わってしまうかもしれないので、手のひらの上でも撮影。
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釣れたのはこんな小さなポイント。白泡手前のセオリー通りの場所で出てくれた。
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その後は熊出没を恐れつつ、背中に蚊取り線香をぶら下げ、そして、おもちゃのピストルをパンパンと鳴らしながら釣行。まずまずの反応ではあったが相変わらず未熟な腕で4バラシ連続となり、ネットインできたイワナは一尾もなく、やっぱり当初の予想通りの結果に・・・

山が深すぎて身の危険を感じつつ、先を進むべきかどうかしばし葛藤。そして、少し臆病なくらいの方が長きにわたり安全に釣りを続けられるはず・・・と軟弱な自分自身に言い聞かせ、まだ明るいうちに後ろ髪を引かれる思いで脱渓することにした。帰宅して気づいたのだが、ほとんど写真を撮っていなかった。まさに、気持ちに余裕がなかった証・・

しかし、本音を言えば、もっともっと上流部を探索してみたい渓であることには変わりない。次回は金色のCubに跨る百戦錬磨の釣り○カ氏に同行依頼させて頂くことにしよう・・・(笑)




腹八分目のZFF

8月4日(木)。

前週の海外出張から帰国した週末も、生憎、国内出張の移動に重なってしまい、約2週間振りに休むべく午後に半休を取った。そして、少し太陽も傾きかけた午後3時過ぎに、我がHome Riverに向かってみた。

最初からまずまずの反応で、数尾目に念願の韋駄天さんとご対面。この川の韋駄天さんはエラの部分が金色に輝く魚体が多く、出逢える度にうっとりと見入ってしまう。
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久しぶりのカワムツともご対面。
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今回もせっせとオオフサモを駆除。前回以上に頑張ってみたが、それでもまだ『焼石に水』。今後も根気勝負となるだろう。
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前回駆除したものはしっかりと干からびていた。少し根付いてしまった株もあるが、そもそも水も無いし、きっと炎天下に焦がされてしまうのも時間の問題だろう。
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さてさて・・・、腰をストレッチしつつ釣行再開。その後、ツ抜けはしたが小型ばかりだったので写真は無し。とても感じの良い2名の餌師が来られたので納竿した。
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最近のマイブーム。1か所1分と時間制限を設けた四つ葉のクローバー探し。4か所目のポイントで無事に発見。
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帰り道、もう一本のHome Riverに立ち寄ってみると、Zacco専テンカリスタくんがロッドを振っていた。様子を伺ってみるとまずまずの釣果とのこと。相変わらず流石な好青年。
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Zacco専テンカリスタくんに別れを告げ、河岸のオシロイバナを撮影。
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もう終わりかけたアザミも見つけた。アザミの類はほぼ全種類食べられる。ちなみに、ヤマゴボウと称して味噌味の細いゴボウが良く売られているが、これはアザミの類いの根であることはあまり知られていない。
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ちょっと短すぎるくらいの釣行だったが、これもまた善し。安近短なZFFは腹八分目で十分。少なくとも私の場合は・・・



海外出張前の束の間のZFF

7月24日(日)。

この日も朝から暑い一日だった。夜からバンコクへ海外出張の予定だったのだが、安近短なZFFであれば、出発前にそれなりに愉しむ時間的余裕は十二分にある。

Y川に出向くことを釣友に告げたところ、うおさんとnumassan(さん)も合流して下さることになった。まずはうおさんとK公園で合流するも、BBQの人の山・・・。まるでそこから退散するように下流域を目指した。

早速、ロッドを振り始めるうおさん。小型ながらポツポツと釣れている模様。
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反応は渋めではあったが、私も幸先良く何とか一尾目のオイカワとご対面。
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程なくしてnumassan(さん)も合流。さすがベテラン。早速、一尾目のオイカワをかけていらした。
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反応が止まってしまったので、更なる下流域を探索。私としては初めてのポイント。うおさんは過去にご経験があるらしい。numassan(さん)が入水する前に、いきなり、まずまずの型のオイカワとご対面。
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この一尾で小休止。お二人の釣りを見学。
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この川の下流域は、悲しいかな特定外来生物のオオフサモがとても目立つ。オオフサモは見た目には何とも愛らしい綺麗な水草。私自身も、こんな水草が水槽の中に映えていたら綺麗だなと思う。しかし、繁殖力がとてつもなく強い。その強さは、同じく外来植物のオオカワジシャやクレソンも駆逐されてしまう勢い。日本の侵略的外来種ワースト100にカテゴライズされている。
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見渡す限りにオオフサモという悲しい状況に、『焼石に水』、ではあるが、ロッドを置いて抜きまくった。この程度を抜いただけですぐに腰が痛くなってしまう軟弱な私だが、これからも何回かに分けて徐々に抜いてみようと思う。
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相変わらず、うおさんも好調。
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numassan(さん)も絶好調。
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私もまずまずのオイカワで締め。ここで制限時間がやってきた。私の都合で、うおさんとnumassan(さん)にも納竿させてしまい陳謝・・・
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ポイント移動時間も含めて実釣は二時間未満だったと思う。それでも、安近短なHome Riverで幾尾かの魚とご対面できつつ、釣友と愉しく語らえるだけで素晴らしいリフレッシュとなる。我ながら、ZFFは時間を有効活用できる本当に素敵な趣味だと思っている。

気持ちも朗らかに帰宅。荷造りして夜の羽田空港に向かったのだった・・・



タイ人兄弟との不思議な出逢い ~後編~

7月25日(月)

時刻は19:30頃。タイはバンコク市内のEkkamai(สถานีเอกมัย)というBTS(鉄道)の駅を降り、大渋滞でほとんど駐車場化している道路脇でタイ人兄弟を待つ自分が居た。

前編でご紹介させて頂いた通り、その後、タイ人兄弟の兄Tと弟Bはフェリーと夜行バスに乗ることができ、翌朝には無事に東京に到着できた。そして羽田空港を離れる際、『貴方が居なければ帰国できなかった。心から感謝している。バンコクに来ることがあれば必ず連絡をして欲しい』、と半ばしつこいくらいに何度も何度も感謝メッセージを送ってくれた。

バンコクへの出張が決まった後に出発間際に彼らにメッセージを入れてみたところ、ピンスポットでしか空き時間がない私のために、わざわざ二人とも時間を空けてくれた。本当はホテルまで迎えに来てくれるとのことだったのだが、何せ大大大渋滞のために、急遽、彼らの職場の最寄駅までBTSで出向き、落ち合うことになった。

交差点近くでぼんやりと佇んでいると、窓全開で大きく手を振る一台の白いワゴン車が近づいてきた。すぐにこちらも大きく手を振って返した。ワゴン車の後部座席の自動扉が開くと、そこには何とも美しき女性が1歳児を抱えにこやかに座っていた。

早速、隣の席に座らせて頂き再会を祝うご挨拶。出逢って間もない彼らではあるが、懐かしい話題に花が咲いた。この美しき女性は兄Tの奥様のPさん。そして、彼女も流暢な英語をしゃべっていた。

不思議な出逢いを経ての再会。当然ながら旧知の仲ではないので、彼らが何の仕事をしているのかすら理解していない。色々と聞いてみたところ、そこで衝撃の事実を知ることになる。兄Tは青年実業家として9店のガソリンスタンドと現在バンコクで最先端の話題を提供しているカフェを経営するツワモノ。弟Bはそのカフェのパティシエだった。

『だったらお金持ちじゃないですか!! あの時、無理せず新幹線で帰れば良かったのに!!』

そう告げてみたところ、『北海道は貧乏旅行しようと決めたので初志貫徹したかった。けど、夜行バス移動はとても疲れたので二度とやりたくない・・・』、と返してきて全員で大笑い。

『まずは我々のカフェを見てください!!』、と兄弟が強調するので早速お邪魔させて頂いた。Facebookページも持つ『SHUGAA』というお店。
20160725_01.jpg (今回の写真は全てiPhoneで撮影。この写真は食事後の23時頃に撮影。訪れた時は店内は賑わっていた)

Ekkamai付近は高級住宅街で知られているらしいが、その界隈に何とも相応しく、私の想像を遥かに超える本当に素敵なカフェでびっくり・・・
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早速、二階席に通され、しばらくは奥様のPさんと二人だけで歓談。椅子に捕まり立ちしながら、お店で流れる音楽に合わせてダンスの真似ごとをする兄Tの長女を微笑ましく眺めつつ、『これから色々と悪戯を始めるので大変になるよ~』、などとアドバイスして笑いあう。
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そして、兄Tが料理の皿を持ってやってきた。ゴイクンというタイ風の生春巻き。
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このカフェに似つかわしくない料理だな・・・と思っていたら、特別ソースも含め、何と兄弟のお母様がわざわざ私のために作っておいてくれたと言う・・・何とも嬉しい取り計らい。
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そして、今度は弟Bが、『飲み物を何か選んでおいてね。後でカフェの名物料理を味わってみて欲しい。けど、この後は皆で食事に行くから全部食べないでね・・・』、と話しかけてきた。

こんなメチャウマのオシャレなドリンクを頂き・・・(酒飲みの私が言うのも何だが、真面目に好みの味だった)
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カフェの名物料理(Meat Ball Kra-Pao)を堪能。美味しくて全部食べたかったのだが、次が控えているので我慢我慢・・・
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そして、すぐ近くのタイ宮廷料理のレストランを訪れた。そこで、メチャウマの『トムヤムクン』や・・・
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カレーに似たタイの名物料理『マッサマン』等の大量の食べ物を摂取しつつ・・・
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皆で楽しく語り合った。私があまりにタイ料理を知らな過ぎるため彼らも面白いらしく、どの料理も一生懸命説明してくれた。

すっかりお腹もいっぱいになり、私から、『皆で記念撮影しようよ!!』、と切り出したら、せっかくなのでカフェで写真を撮ろう、ということになり、皆で夜道を散歩。

そして、店員さんにお願いして撮って頂いた写真。左が弟B、右が兄T。そして、モザイクをかけるのが憚られるほどの美人の奥様Pさん。
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カフェの名前をバックにもう一枚。何気に長女ちゃんと握手している私・・・
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結局、全てにおいて兄Tが奢ってくれて、私は一円も払わせて貰えなかった。とても明るく素敵な笑顔の店員さん達にもお礼を述べてカフェを後にし、ご丁寧にもホテルまで送り届けて頂いた。

愉しい時間はあっという間に終わり、とうとうお別れの時。時刻は23時を回っていた。最後に3人と固い握手を交わし、大きく手を振って白いワゴンが去っていくのを見送った。

翌朝からは不眠不休の怒涛の三日間の仕事を無事に終えて、いざタイを離れる際に、彼らにLINEでお礼のメッセージを送った。そして、彼らは最後にこんなメッセージを送ってくれた。

『Thank you so much too. We are glad to know guy like you !!』
※和訳:こちらこそどうもありがとう。貴方みたいな人と知り合えて嬉しい。

何とも嬉しいではないか・・・

人と人との出逢いは何とも不思議で面白いと思う。釣りとは全く関係ない内容になってしまったが、実はZacco FFも同じで、様々な人との偶然の出逢いが繋がり広がって、現在の愉しい仲間との釣りに至る。

すっかり仕事疲れした身体ではあったが、そんなことをホンワカと微笑みながら思い返しつつ、一路、シンガポールへの機上の人となった。







タイ人兄弟との不思議な出逢い ~前編~

※今回は釣りとは全く関係ありません。人と人との出逢いは何とも不思議で面白い・・・という二部作のお話です。宜しければご一読ください。

時は遡ること4月30日(土)。

せっかくのゴールデンウィークだったが室蘭市内に出張。いつものように新千歳空港に降り立ち、札幌行きの快速エアポートに乗り込んだ。そしてすぐに、車内の二人組の若い(と言っても20代後半だろうか)男性が周辺の乗客に次々と何か話しかけているのを見つけた。良く聞いてみると英語。残念ながら彼らの周囲の日本人は英語がしゃべれない人ばかりだったらしい。ならば人助けのつもりで・・・と軽い気持ちで彼らの元に近づいていった。

『May I help you … ?』

救世主が来たとばかりに彼らの顔がほころんだ。色々と聞いてみると、彼らはタイのバンコクから来た兄Tと弟B。そして、函館への行き方を教えて欲しいとのことだった。

『僕は東室蘭に行くから同じ電車です。次の南千歳駅で乗り換えるから一緒に行きましょう』

そう告げるとかなり安心したようで、それから色々と話してくれた。何でも北海道周遊旅行中に函館でパスポートを落としたことを千歳で気づき、調べたら幸運なことに函館警察署に届いているとのこと。本当は新千歳空港から羽田に移動する予定だったが、今から函館に戻りパスポートを受け取って東京に移動する、とのことだった。

新千歳空港から羽田までのチケットは既に無効になってしまったらしく(変更不可な格安航空券だったのかもしれない)、函館からはとにかく安価で東京に移動したいとのこと。さっき駅で聞いたらローカル線を乗り継いで8時間で帰れるって聞いたんだけど・・・などととんでもないことを言い始めた(それにしても、誰がそんなアドバイスを・・・)。

『絶対に無理。そんなことしたら24時間以上かかりますよ・・・』

私からの予想外の言葉に、彼らは顔面蒼白状態で固まった。とにかく帰国便に間に合わなくなるから函館から新幹線で移動するように強くアドバイスしたのだが、北海道で散財してしまったのでもうこれ以上お金をかける訳には行かない・・・とのこと。

そんな会話をしていた矢先に函館行きの特急電車がホームに入ってきた。そして、『とにかく、室蘭までの間に東京に戻る良い方法を考えてみるから』と伝えて、取り急ぎ弟BとLINEで繋がった後に一旦別れた。

席に座ってからiPhoneで色々と検索してみたが、ローカル線を乗り継ぐにしても予定時間には東京に戻れず、やむなく所々に特急電車を使うと新幹線とさほど料金が変わらないことがわかった。

その時に一つの新たなアイデアが浮かんだ・・・、それは、夜行バス。

早速調べてみたところ、函館発17:30のフェリーで青森に行き、そこから青森発の22時発の夜行バスに乗り継げば、総予算8500円で翌朝には東京に戻れることがわかった。

先方車両に乗り込んだタイ人兄弟の席に移動し、こんな夜行バスがあるんだけどどうする?・・・と提案してみると快諾。そして、すぐに電話でフェリーとバスを予約した。危ういことに残り3席だった。

しかし・・・、改めて考えてみると、函館駅到着が16時、それからタクシーで20分以上かかる函館警察署にパスポートを取りに行き、またタクシーを拾ってフェリー乗り場に行き、しかも16:50までにはフェリーにチェックイン必要、というかなりタイトな移動だった。旅慣れた日本人でも難しいだろうに、彼らは日本語が全く分からない外国人。しかも、フェリーとバスのチケットは、フェリー乗り場ではなく予め指定されたコンビニで発券しなければならなかった。

そこで、時系列的に作戦を考え、彼らにLINEで詳細を指示した。

兄Tには、
・タクシーですぐに函館警察署へ。タクシーに乗ったらすぐに私に電話すること。
・そのまま警察署にタクシーを待たせ、受け取り次第、すぐにフェリー乗り場へ。

弟Bには、
・兄Tとは別行動。
・函館駅前のサークルKに行きチケットを発券(バス会社曰く、発券が店員でも難しいとのこと。バス会社には、直接コンビニに電話サポートして貰うように事前依頼済み)
・その後、すぐにタクシーでフェリー乗り場に行き、兄Tの分もチェックインして兄の到着を待つこと

そして、『I wish your success !! Have a nice cruise !!』とLINEでメッセージを入れて、先に東室蘭駅に降り立った。『ここまで段取りしておけばきっと大丈夫だろう・・・』。そう自問自答しつつ目的地に到着。早速、仕事に取り掛かった。

そうこうしているうちに、タイ兄弟が函館駅に着く時間がやってきてLINE電話を着信。そして、あろうことか、『いま二人で無事にタクシー乗ったところ~♪』、という陽気な声が・・・

今度はこちらが固まる番だった・・・

GC:なんで二人でタクシー乗ってるんですか!!??
T&B:えっ・・・ あっ、二人は別行動だったんだ・・・
GC:う~~、一旦電話切る。作戦考える!!(ちょっと荒げた声で・・・)
T&B:ホントにごめんなさい・・・

あまり良くない我が頭をフル回転させて考えたのは、とにかくフェリー乗り場に最も至近距離のサークルKを見つけ、そこにタクシーで移動させ、時間切れのぎりぎり到着を狙って発券するしかない・・・ということ。

ちょうどその頃、東室蘭駅至近で新築移転された病院のオープンセレモニーでは、一般客公開への対応が終わり、近隣の医療関係者や著名な大学教授、政治家等が来る時間帯だった。タイ人兄弟も焦っているのか5回連続着信があったりしたが、私としても仕事をそっちのけでタイ人兄弟のサポートをする訳にも行かず、客足が途切れたタイミングを見計らってLINE電話。そして、タクシー運転手に次なる目的地を伝えた。

同時に、バス会社に電話を入れ指定コンビニに電話サポートをお願いし、タクシーの運転手にはこの兄弟達が戻ってくるまでとにかく待って頂き、無事にフェリー乗り場に送り届けて欲しいことを依頼し、そして最後にコンビニに電話し、タイ人兄弟が出航時間ぎりぎりに発券しに来るから大至急でサポートしてあげて欲しいこと、をしっかりと告げた。

その後も病院で重鎮のお客様を相手にしつつ、あの兄弟はどうなったかな・・・とずっと気になっていた。確か、『警察署を出た!!』と連絡来たのが16:30過ぎ、『コンビニに到着したけど発券に苦しんでいる』と連絡が来たのが16:50くらいだったと記憶している。

『厳しい状況に違いない。もしかしたら、フェリーに乗れないかもしれない・・・』・・・、と嫌な予感がした頃に、『Finally we made it !!』というメッセージが届いた。

こんな素敵な写真と共に・・・

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(後編に続く)


河岸の草刈ですっきりした真夏のHome River

7月18日(月)。海の日。

前日の賑やかな釣行の愉しさ冷めやらぬ中、少しクールダウンする目的も兼ねて、我がHome Riverに夕方だけ散歩釣行に出かけてみた。

河岸の草刈は晩秋だとばかり思っていたのだが、移動途中で河岸がすっきりしていることを発見。本当はY川に向かうつもりだったのだが、思わず途中下車のノリで目的地変更。

この季節にこの場所を歩くのは本当に久しぶり。
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大好きなポイントにて、早速、ドライで一尾。小型ばかりだが飽きない程度に釣れてくる。
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底石はピカピカ状態。
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大好きな湧水も滾々と湧いている。溝に砂利がたくさん溜まっていたので、少し掃除しておいた。
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予想に反して、上流側は魚の反応はそれほど良くはなかった。空を見上げてみると雲行きが怪しくなってきたため、早々に来た道を逆戻り。
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そして最初のポイントに再び。そこで、まずまずのオイカワや・・・
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カワムツとも久しぶりにご対面。そんな私を橋の上から少年が興味深そうにじっと眺めていた。
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久しぶりの我がHome RiverであるK川の上流部。意外にも夏真っ盛りの状況を確認できて何だか妙に嬉しかった。次回はもう少し時間をかけて、更なる上流部も確認してみたいと思っている。









プロフィール

Green Cherokee

Author:Green Cherokee
東京都武蔵野市在住。S40年7月生まれ。
元より雑魚(Zacco)が大好きでちょくちょくミャク釣りを楽しんでいましたが、ひょんなことからFly Fishingに転向。安近短の里川で2011年夏よりZacco Fly Fishingをスタート。
釣りだけでなく野草やキノコも大好き。身近な里川の四季の変化を愉しみつつ、水面や地面に眼を走らせています。
愛車は、2000年式の緑色のJeep Cherokee。極めて非経済的な車で、あちこちガタが来ていますがそれでも偏愛しており、他に魅力的な車が見つからず困っています・・・

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