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2016年最後のMy Home River

12月23日(金)。天皇誕生日。

恐らく2016年最後になるであろうHome River・・・と、この時はおぼろげに思っていた。だからと言って、齷齪(あくせく)する訳でもなく、まずはもう一本のHome RiverであるY川にご挨拶に。上流側に工事があるのだろうか・・・川の水は濁っていた。

すぐ近くのお気に入りの雑木林に出向いてみた。落ち葉をカサカサと踏みつけて歩く初冬の雑木林は実に気持ちが良い。
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キノコ類はこの程度・・・
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この雑木林の横には、とても素敵な湧水の小川が流れている。
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オオカワジシャも青々。クレソンも混じっていた。共に外来種で微妙ではあるが、この時期にこの緑にはついつい眼を癒されてしまう・・・
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小さな橋の下にちょっとした淀みというか水が溜まっている場所があるのだが、事もあろうに、ここにニジマスを放流した輩が居る。ざっと見た感じでは10尾程度。二畳くらいのスペースしか無いので、一尾あたり0.2畳。半数くらいは口や背びれ部分が白カビ病にやられていた(以下の写真の通り)。
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ここに放流した輩はいったいどういう意図で放したのだろうか? 毎日新鮮なニジマスを食べたい・・・という晩飯のオカズ用の生簀として放したのだろうか?(だとしたら、0.1%くらい許せる・・・訳ないか・・・)。 近所の子供がニジマスを見て喜ぶから・・・などと偽善を装ったのだろうか・・・? どの魚も意外に太っていたが、底に居るヨシノボリでも食べているのか?

いずれにしても、ニジマスは悪くない。逆に気の毒だと思う。美味しいツマミになって成仏してもらうべく翌朝に一網打尽に掬いに行こうかと思ったが、結局、起きられなかった(・・・という後日談付き)。

さて、気を取り直して、我がHome Riverへ・・・という割にはやっぱり齷齪することなく、再び、以前から気になっていた雑木林に立ち寄った。
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この雑木林は我がHome Riverから徒歩圏内。
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ここでもキノコ類はこの程度。いずれにしても、このような雑木林が近所に存在してくれることは嬉しいことだと思う。
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さて、ようやくHome Riverに到着。先行されていたNORIさんに、橋の上から大きく手を振った。
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ロッドの準備の前におにぎりを頬張りつつNORIさんに色々とお話を伺うと、それなりに好調だったとのこと。確かに、目の前にはヒラを打つ魚の姿がある。ならばドライで・・・とフライを投じてみたが苦戦・・・。業を煮やしてヘチを狙い、ようやく、カワムツとご対面。
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時合を逸したのか、NORIさんのフライへの反応も今一つらしい。
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陽もかなり傾いた頃に、うおさんがご登場。うおさんも、釣りというよりは散歩程度の気軽さでお越しになっており、ヒップウェーダーすら持参しておらず、スニーカーでの陸っぱりスタイル。それでも着実に魚を掛けていた。さすが、百戦錬磨・・・
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時間切れのNORIさんを二人で見送った後は、うおさんは既に納竿気分だったのだが、『もう少しやりましょう!!』、と、無理矢理、川へと引きずり込んだ(笑)。

うおさんは上流側にて、ドライで頻繁に魚をかけていた。ウェットの私は魚の反応の悪さに苦労していたのだが、最後の最後で、うおさんに見守られつつ、2016年最後のオイカワとご対面できた。
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久しぶりに薄暗くなるまで川に立っていた。2016年最後のZacco FFも毎度ながらお気軽ZFFだったが、私にとってはこのスタイルが最もしっくり来る模様。きっと、2017年も変わることなく続けていくだろうと思う。

‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

2016年も辺境の拙ブログをご訪問頂きました皆様。
今年もご多忙の中、拙ブログにご訪問頂く時間を割いて下さり、本当にありがとうございました。

もはやライフワークと化したZacco Fly Fishing。今年も年間を通じて、暑い日も寒い日も良く通ったものだ・・・と我ながら思います。

そんな日々の中で、国内の素敵なZaccoのみならず、久しぶりに韓国のオイカワにも再会できましたし、また、つい昨日のことですが人生初のカンボジア・プノンペンのZaccoにもご対面できました。

更に、例年以上に渓流にも出向き、生涯の中で最も頻繁に渓流FFを愉しむことができた素敵な年になりました。恐らく10回は出向いたであろう渓流FFにおいて、『ボ』の日が一度も無かったなんて・・・、これははっきり言って出来過ぎでした。私の渓流ガイドをご担当頂いた方々のお蔭に間違いありません。numassan(さん)、うおさん、マッキーさん、本当にありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。

愉しく、且つ、気取らない、幅広い年齢層でのZFF仲間も着実に増えて、そんな皆様と素敵な釣行をご一緒させて頂きました。夏のハス釣り、寒い中でのBBQ、そして、皆様の笑顔・・・、そのいずれもが、とても愉しい思い出です。

もう一つのライフワークでもある、非公開のfacebook Group・EZFF(Easy Zacco Fly Fishing)もそれなりに賑わっており、今年は韓国やカナダのメンバーも増えました。台湾語、日本語、英語が飛び交う不思議なZFFファンのご縁。せっかくご参加頂いたメンバーの皆様が今後も更に愉しめる場として運営できればと思っています。

もう一つ、私の人生の宝物の一つとなった釣行記が、とある雑誌に掲載されるという嬉しい出来事もありました。ZFFの魅力が一人でも多くの読者に広まる機会になってくれたのなら、こんなに嬉しいことはありません。

改めまして、皆様のご訪問に感謝申し上げます。来年もマイペースで続けて行こうと思いますので、引き続き、ご訪問頂けましたら幸いに存じます。

では、残すところあと少しですが、良いお年を。そして、2017年も、Tight lines !! (良い釣りを!!)

Green Cherokeeより

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クレソン摘みついでのZacco FF

12月11日(日)。

クレソン炒めが食べたくなったので、摘みついでのZacco FF。
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久しぶりの鉄板ポイントでの一尾。
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煌く湧水。
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水温もこの通り。
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餌釣りの初老のご夫婦。良型のオイカワがバケツの中に入っていた。『オイカワですね』、と声をかけてみたら、『これ、オイカワって言うんですか!!』、との返答。夫婦でのんびりと釣りに来るなんて、二人してなかなか良い趣味だと思う。
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大好きな湧水ポイントでの一尾。
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クレソン発見。見るからに美味そう・・・
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取敢えず、釣りの方も好釣。
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湧水の水温とほぼ同等。
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ミントも摘んで、今宵はモヒートにでもしてみよう。
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帰宅してモヒートを作ってみたが、ダークのラムは失敗。やっぱりホワイトのラムにライムをしっかり絞って飲んだ方が美味しい模様。ちなみに、クレソンはパリで購入してきたドライソーセージと炒めてみた。こちらはすこぶる美味だった。
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※おまけ
この記事はカンボジアのプノンペン空港でアップ。これから帰国する。カンボジアのZaccoに出逢うことができたので、一枚貼っておきたい。釣行記は年明けになってしまうのだが・・・
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人生初のワカサギ・ドーム船釣行

生まれて始めてのドーム船でのワカサギ釣行記。

仙台市内をAM4時に出発。目指すは桧原湖。高速を降りる頃には雪が舞い始め、増え続ける雪に何となく嫌な予感を感じつつ目的地に到着。雪の坂道にビクビクしつつ、何とかワカサギ小屋に無事に到着。
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全員の無事を祝い、まずは乾杯。
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メンバー紹介を兼ねて・・・ 

まずはC師匠。モザイクの裏に素敵な笑顔!! ちなみに、年を重ねるごとに増え続ける穂先。今回も遠慮なく、私がその一本を借用させて頂いた・・・
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拙ブログでは御馴染みのJ嬢。飲み友であり、イトウ釣りの名士であり、ワカサギ釣りもお手の物。
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もはやワカサギ部の重鎮入り(?)のIさん。ハードな仕事を終えた後に釣具屋に行くことがこの上なく楽しみになってしまった模様・・・
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そして、我が仕事の相棒のSくん。ナイスガイを絵に描いたような男。足を投げ出してリラックスしながらも尾数を稼ぐ・・・
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好調なのか不調なのか・・・ポツポツとは釣れるが期待値以下。そういう状況下ではビールの本数だけが増え、同時にトイレに立つ回数も増える。
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ツララが綺麗・・・
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ワカサギ釣りの良いところ。それは皆でマッタリしながら始終おしゃべりを愉しめること。正直言えば、おしゃべりする暇もない爆釣というものも一度は経験してみたいのだが・・・(笑)
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何度目かのトイレ休憩。ようやく雪も止んだ。
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そして・・・魚の反応も止んだ。
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ワカサギ釣りの名士であるJ嬢も熟睡中・・・
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その後も頑張ってみたが・・・ 結局、納竿少し前でこの程度。型も小さい魚ばかりだが、それでも、全員分を集めたら何とか束は超えてくれた。
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釣果は渋めでもやっぱりとても愉しかった飲み会・・・いや、釣行会。帰り際の見事に綺麗な夕焼けに、はしゃぐメンバー・・・
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仲良し二人組みの記念写真。腕を組んでVサイン。
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おじさん3人組も記念撮影。
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そして、雄大な磐梯山をバックに全員で記念撮影。
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今回で4度目のワカサギ釣行。次こそ束を!!と意気込む割には全く近づけない。次の氷上釣りでは何とか釣れますように・・・、と磐梯山に祈りを捧げて帰路に付いた。
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カラシナが青々と育つHome River

12月4日(日)。

午後遅い時間帯。少しだけ川に散歩に出てみた。日当たりの良い場所にはカラシナがしっかり成長していた。
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開始早々、魚の反応は悪くない。
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数尾かけたあたりで、うおさんがご登場。ロッドを河岸の草の上に置いて、うおさんの釣りを見守る。
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このカラシナはこの時期で最大級の大きさだった。
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陸っぱりで魚を釣り上げたうおさん。セピア色にレタッチしてみた。
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テンカラくんもご登場。面白いように魚をかける。
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私も納竿前の一尾。
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こんな束の間の川散歩でリフレッシュ・・・こんな時間の過ごし方が何とも心地良い。日も短くなったので、帰宅してもまだ17時前。これは、釣り、というよりは、まさに散歩の類。

こんなフィールドが身近にあり、本当にありがたいことだと思う。




晩秋の我がHome Riverを釣り歩く

12月2日(金)。

前夜遅くにソウルから帰国。土日も含めてほとんど休めなかった11月だったので、この日は休むことにした。

河岸の草が刈られたことは釣友から聞いていた。すっかり歩きやすくなった我がHome River。個人的には、これからが本番の季節だと思っている。
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陽が低くなっているので、場所を選ばないと川全体がすっかり日陰になってしまう。
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フライライン!!!???
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回収完了。こんなことをするフライマンが居る訳がない。どうやらテニスラケットのガットの模様。河岸の草が無くなると、反面、ゴミが目立つようになる。河岸に空き缶などを投げ込む輩の気が知れない。
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気分を変えて釣行再開。
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今年新調したばかりのブーツが浸水してしまい、こんな野暮ったい長靴での釣行。浅い場所にしか川に立ち入ることができない。
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セリの緑が眩しい。
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いつもの湧水ポイント。相変わらず、滾滾と湧いている。
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メタセコイアの紅葉。日陰になってしまった川とのコントラストが美しい。
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魚の反応は上々。
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我がHome Riverの大好きなポイント。
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この一尾で納竿。飽きない程度の数が釣れた一日だった。
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傾いた陽が作る自分の影。
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メタセコイアの紅葉を間近で観察してみた。香りも同時に愉しみつつ・・・
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早いもので12月。できれば、小春日和の日に2016年〆のHome River釣行を実現したいものだ・・・と思う今日この頃。何とか行けることを祈りつつ・・・






安近短な雑木林でキノコ狩り

11月20日(日)。

11月に入り、週末も様々な仕事が重なってしまい、休めない日々が続いていた。この日も仕事から逃れることは難しい状況だったが、人間やはりリフレッシュは必要というもの。本人の努力次第では、業務に支障を来さない範囲内で愉しむこともできるはず・・・

しかも、時は既に11月中旬。キノコ好きの人間の一人としては、この貴重な時期を山に入らずに見過ごすことは拷問に近い。とは言え、深山に分け入る時間的隙間は毛頭無い。

安近短なZacco Fly Fishingをモットーとする私。キノコや野草も同様で、私が住む東京都の都心に近い雑木林でも、その気になって探せば少なからずキノコと出逢うことができるエリアが存在する。だからと言って、決して定まったポイントがある訳ではないのだが、秋深まった東京都下の雑木林を少しでも散策すれば、運次第では美味しいキノコに出逢えるかもしれない。そんなことを考えていたら、ついつい、大好きな雑木林まで足を運んでしまった。

ブーツに履き替えて、いざ入山。そして、すぐに見つけたリンドウの花。落葉が積もる中に一際青い何とも華麗な姿。
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少しだけ色づき始めた雑木林。さて、果たしてキノコは見つかるだろうか?
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しかし、期待とは裏腹に、どれだけ地面を見てもキノコらしきものが見つからない。
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ヒメロクショウグサレキン。君がお目当てではないのだが・・・
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カワラタケ風のキノコ。君もお目当ての物ではない。マスタケの幼菌なら嬉しいのだが・・・
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『あ~ぁ・・・ 数少ない貴重なキノコ狩りだったのに、今秋も収穫無しだったか・・・』。うな垂れながら雑木林の斜面に腰掛けて、しばし森の空気で深呼吸しつつ佇んだ。さて、諦めて下山するとしようか・・・

入山ポイントの林道が見え始めた時、ふと思い立って、先程辿ったルートとは別のルートに反れてみた。何となく気になる匂い・・・というか、これだけ環境が良く如何にもキノコがありそうなポイントが全くダメだったので、ダメ元で沢沿いの湿ったエリアを最後に確認してみよう、という気になったという訳。

すると、遥か遠くにやっとキノコらしいキノコが目に入り、ゆっくりと近づいて行った。まだ少し遠目にキノコを拝みつつも、かなり確信を持って、且つ、高い期待感と共に近づいてみた。

『そうそう・・・、君に会いたかったのだよ・・・』
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『君』の名はクリタケ。あれだけ色々な場所を探したのに、結局、キノコらしいキノコはこれだけだった。しかし幸いなことに、この倒木の周りに30本くらい生えていたので、状態の良いものを選び10本ほど頂くことにした。きっと後日、同じ目的で楽しみにやって来るであろう人達のために、小さめのものは全て残してきた。

ここは、東京都○○市。安近短なキノコ狩りでは、このくらいの気遣いがあっても良いのではと思う。身近な里山を愉しいと思える人が一人でも増えれば、という意図を込めて。山菜でもそうだが、せっかくの安近短な里山のタラの芽を、樹を倒してまで芽を摘んで行く輩がいる。安近短が故の、『ちょっと出向いて毎年のように愛でる楽しみ』、という気持ちの欠片が無い証拠。悲しい輩は、ちょっとお金を出してスーパーで栽培物を購入するだけに留めていて欲しい。

それにしても、何年振りのクリタケだろう。今からずっと昔、八ヶ岳に通っていた頃は毎年のように賞味できたのだが・・・。忘れかけていた、この硬い柄の感触。そのまま傘を噛んでみる。とても懐かしい食感と味。

『やっぱり来て良かった・・・』

すっかり満足しつつ林道に向かって歩いていたら、大きな網とカメラを持った初老の二人連れがやってきて、向こうから声をかけて下さった。

GC:虫の撮影ですか?
二人:いや、虫でもキノコでも何でも良いんです!!
GC:半分くらい採っちゃいましたが、すぐ近くにクリタケが出てましたよ。ご案内しましょうか?
二人:クリタケありましたか?是非見たいです!!
GC:本当はムラサキシメジを採りたかったのですが・・・
二人:尾根沿いにムラサキシメジがたくさん出る場所がありますよ。アカモミタケも良く出ました。
GC:へ~っ!! 何とも素敵な雑木林ですね!!

こんな会話を愉しみながら、クリタケをご案内しつつ、その場でお別れした。きっとこのお二人は、残りのクリタケを摘まなかっただろう。そういうオウラを醸し出していた。

時刻は既に夕方。実は、この素敵な雑木林のすぐ近くにはカワムツが住む小さな川が流れている。ロッドを振ったことはないのだが、せっかくなのでほんの少しだけお邪魔させて頂くことにした。

ほとんど流れらしい流れはなく、ちょっと水の溜まったエリアにドライフライをプレゼンテーション。そして、一尾目は小さなカワムツ。
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同じようなサイズを3尾釣って、最後に良型のカワムツが愛竿Blue Heron #0-1を小気味良く曲げてくれた。
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モミジの紅葉が目に眩しい。こんな光景に癒されつつ納竿。
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カラスウリもすっかり色づいていた。
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その後は出社。4時間ほど集中して仕事して、何とかキリの良いところまで終えることができた。だらだらと仕事するよりも、リフレッシュした後に時間を決めて一気に片付ける方が効率的だと(ちょっと強引ながら)信じる。

帰宅したのは23時前。せっかくなので、秋の恵みを頂きつつ、寝酒を愉しむとしよう・・・
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この素敵な雑木林。四季を通じて何度も歩いてみたいものだ・・・と、心底思う。我が家から決して近くはないが遠くもない。毎年のように足を運ぶ価値がある雑木林。

来シーズンも、自分自身で賞味する量だけで十分な美味しいキノコに出逢えますように・・・





出張前のZFF

11月13日(日)。

夕方から韓国は釜山に移動だったが、良い天気だったし、せっかくの機会なので少しだけZFF。
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釣り仲間に川に出向くことを告げると、うおさんとZacco専テンカリスタくん(以下、テンカラくん)が同行して下さった。
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我がHome Riverはまずまずの活性。クレソンの葉を背景に撮影。
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初冬の日差しが眩しい川でロッドを振るテンカラくん。
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そろそろ時間切れ。河岸の雑草は間もなく刈られ、歩きやすい河岸になることだろう。
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帰路に向かう途中の河岸でマテバシイを見つけた。落下してからかなり時間の経った実だったので、写真を撮った後は土の上に返しておいた。
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韓国訪問備忘録は追ってアップしたいと思う。ちなみに、ただの『食べログ』になる予定。ロッドは不携帯だった・・・




滔々と水と湛える別寒辺牛湿原 ~滔々と流れる釧路川・後編~

11月6日(日)。

STBQ二日目。前日は極寒の中で『ボ』に打ちひしがれ、前夜は悔し涙を飲んだ打ち上げを終えてベッドに潜り込んだ。

気持ちも新たに起床したこの日。ずっと心配だったM氏は、夜中の凍結道路を遥々と越えて、未明には無事にホテルに到着したとのことで心底安堵。行きの車中ではM氏を中心に作戦会議。そして、行き先は別寒辺牛湿原と決定。この時点で99%『ボ』を覚悟した。

別寒辺牛湿原。日本の光景とは思えない程に雄大な景観が広がる。滔々と水を湛える湿原には巨大なイトウが生息するが、年間を通じても数本しか上がらない。終日ルアーを投じても時合はまさに一瞬。その時にたまたまイトウの鼻っ面に巧みにルアーを流すことができた者だけが貴重な魚と対面できる。

ポイントに向かう車中で、牡蠣好きのM氏を中心に盛り上がる。何故なら別寒辺牛湿原は牡蠣で有名な厚岸のすぐ近くだから。しかし、M氏やガイドのTeddyさんによれば、それ以上に『仙鳳趾』、いや・・・『仙鳳趾』よりも断然美味い『***』があると言う。生涯の中で一度は賞味してみたいものだと心底思った。

そんな愉しい車中を経てあっという間にポイントに到着。昨日も極寒だったが、当日は風があり別の意味で極寒。そんな中、J嬢とHさんが出航。元気に手を振るお二人。
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この日、J嬢は珍しく二本のタックルを用意していた。1mオーバーの巨大なイトウがかかった場合、ベイトリールよりもスピニングの方が上がる率は高いと言う。ラインの出方が自然で、結果的にスピニングに分が上がるらしい。

私は光栄にも、昨年の私の主治医になって頂いたK氏と共に出航。穏やかな口調と素敵な笑顔のK氏と共に、キリっとした冷気の中で気持ち良くロッドを振った。
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何とも雄大な景色。これぞ北の大地が育む大湿原。いきなり目の前でShinさんが小型のアメマスを上げた。静寂の川面に拍手と歓声が響いた。
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青空が出てきたが風が次第に強くなってきた。凍てつく風に手や頬を痛めつつも、雄大な光景に癒される。
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突然、M氏から電話が鳴った。『Hがやった!!』と叫んでいる。『さすがHさん、やっぱり持つものを持っている!!』、と私も歓声を上げた。

・・・が、しかし・・・

小学生時代からHさんと行動を共にしていた心優しきM氏。川底のサルベージ活動に必死・・・。Hさんが悲しむのでこれ以上の描写は避ける。敢えて一言だけ言及すれば、Hさんがここ別寒辺牛で私の目の前で見事なイトウを釣り上げた、私自身もとても愛着を感じていたタックルである・・・(号泣)
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Hさんの艇に追いついた。悲しさに心打ちひしがれて宙を見つめるHさん。『なんで、J嬢のロッドを持ってるんだよ~!?』、と傷口に塩を塗るM氏は、さすが幼馴染みが故に為せる技だろうか・・・(苦笑) そんな1コマを撮影してしまった私も私なのだが・・・(冷汗)
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実績のあるポイントにアンカーを打ち、無心にルアーを投げる。
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・・・が、もちろん反応なし。風が強く波打つ川面
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しかし、広い日本の中で、きっとこの場所でしか味わえないこのExclusiveな光景。こんな場を経験できる自分自身をシアワセだと思う。
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しかし、寒いものは寒い!! 思わずお腹の中から暖を取った。K氏とガイドのマサさんから自然に、『開高健ですね!!』、と声がかかった。昭和のあの頃の心躍るようなCMにはなかなかお目にかかれないね・・・的な話題で盛り上がった。
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沈黙を続ける二艇。
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風が強くて辛すぎる・・・ 再び出航ポイント近くに戻り風の弱い場所で小休止。そして昼食。実はここに至るまでに何気に多くの時間を要していた。
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再び、気持ちも新たに風の強いポイントへ。JR花咲線の単線ディーゼル車が颯爽と走る。ちなみに、ルパン三世で装飾された車両。原作のモンキーパンチ氏のご当地が厚岸は浜中とのこと。浜中と言えば、ムツゴロウさんの動物王国があった場所で、別寒辺牛からも至近距離。
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少しだけ立ち直ったHさんも果敢にロッドを振る。
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しかし、無情にも無反応は続く。頑張る二艇を、早くも陰り始めた陽の光が差し込む。後から聞いた話だが、M氏は何気に小型のアメマスをゲットしていた。さすが、『ボ』では絶対に帰らないツワモノのM氏。
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私は既に諦めの境地。そして、再び、開高健さんを気取って撮影。ちなみに、中学生の時に『河は眠らない』を読んで以来、開高健氏のファンである私。当時、我が父親(ちなみに釣りには興味なし)は良くもこの本を掘り当てたものだと今更ながらに感心する。
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K氏も淡々とロッドを振っている。しかし、心の中は既に半ば諦めの境地だろうか・・・。まったりモードと化した我が艇の二名を記念撮影。
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秘蔵のルアーに願をかけてみたが・・・ダメなものはダメ。ちなみに、もちろんバーブは潰してある。本当はバーブレスを使うべきだったのだが・・・慌てて船上で凍える手でバーブを潰した次第。
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残念ながら脱渓ポイントが近づいてきた。そして上陸ポイントでお世話になったボートを我が手で引っ張った。
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あれだけ強かった風も収まり、青空に生える低山の枯れ木が美しい。カメラを向けていたら、K氏が『ヤチハンノキですよ』とご丁寧に教えて下さった。激流でのカヌーを趣味とされるK氏は自然にも造詣が深い。
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ヤチと言えば、釣りキチ三平のイトウの巻きで登場する谷地坊主。谷地とは、『沢の湿地』、という意味。そしてヤチボウズとは、湿原に出現する枯れ草の造形。十数センチになるまでに10年を要するという。同じ場所で人の手が入らず自然の形そのままでヤチボウズが過ごせるような湿原に住むイトウ・・・

そんなイトウには今年も出遭えなかった。いや、出遭えないことが普通だと思う。しかし、長年続けていれば、生きている間に一尾くらいは拝めるかもしれない・・・、とも身勝手に思ったりもする。

次回へのリベンジに燃えるメンバー達(左から、Hさん、M氏、J嬢、Shinさん、K氏)。厳しかった一日の割には皆共に会話が朗らか。まるで日本とは思えない雄大な自然の中に終日身を委ねたメンバー。 例え魚に出遭えなくても、自然とこんな朗らかな気持ちになれるのかもしれない。
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そんなメンバー同士、帰りの車中でもやっぱり盛り上がる。メーターオーバーのイトウを釣ったらメンバー全員をハワイにご招待・・・とか(そのためにイトウ保険とか無いのか・・・と、かなり真剣に怯えつつ・・・!?)、70cmオーバーなら台湾で飲茶パーティーだとか・・・、とにかくあくまでも前向きに愉しいメンバーにいつも元気を頂けているような気がする。

リベンジ!!!と一年かけて心に誓った割には散々な結果だったが、これも釣りというもの。全てを真っ直ぐ受け入れて、また来年、気持ちも新たに挑戦したいと思う。

最後に、塘路の素敵なカラマツ林。紅葉のピークはとうに過ぎてしまったが、来年も素敵な時期にお邪魔させて頂きたいと思う。
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プロフィール

Green Cherokee

Author:Green Cherokee
東京都武蔵野市在住。S40年7月生まれ。
元より雑魚(Zacco)が大好きでちょくちょくミャク釣りを楽しんでいましたが、ひょんなことからFly Fishingに転向。安近短の里川で2011年夏よりZacco Fly Fishingをスタート。
釣りだけでなく野草やキノコも大好き。身近な里川の四季の変化を愉しみつつ、水面や地面に眼を走らせています。
愛車は、2000年式の緑色のJeep Cherokee。極めて非経済的な車で、あちこちガタが来ていますがそれでも偏愛しており、他に魅力的な車が見つからず困っています・・・

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