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Zacco FF in 韓国 ~地元の子供達との触れ合い~

6月1日(土)。6時に起床し、スーツケースに荷物を詰め始めた。

前夜、清渓川のブログをアップしてから、“さて、明日はどこで釣りに行くべきか・・・”とGoogle Earthを使って良さ気な場所を必死に探したのだが、どこも不確定要素が高く、下手に釣りして逮捕されたりしたら洒落にもならず・・・

ならば当初よりSeoul市内のフライ専門店・Rainbow Fly FishingオーナーのJonathan氏から聞いていた、ヤンピャン(揚平:Yangpyeong)に行くのが絶対に正解という結論に至った。実は結構遠くだったので最初から諦めモードだったのだが、よくよく調べてみると、ホテルから1時間半くらいで行けることが分かった。

とは言え、数時間に一本の電車で帰国便に間に合わなくなったりしたら更に洒落にならないので、 夜中1時頃、ホテルのコンシェルジュを訪ね、“ハングル読めないから一緒に時刻表調べて・・・”、と二人でロビー横のパソコンとニラメッコ。結局、15分毎に電車があることがわかり、かなり安堵してAM2時過ぎに眠りについた。

さて、荷造りも終わり、わずかな睡眠時間だった割には朝食もしっかり取り準備万端。今日の相棒は、ジョニー印の愛竿バンブー。ユニクロ企画・Jeepとのコラボシャツを先日購入したので、ジョニー&ジープ、でいざ出発。

ちなみに、ケース横の収納袋は、ダイソーで購入したハンカチを利用したお手製。ウン十年振りにミシンを触ったが、ミシンの使い方を息子が教えてくれ、おまけに、フチもミシンをかけてくれて、残りの難しそうなところは娘が作業してくれて・・・、結局、私は各ピースを間仕切る直線のみの優しい部分だけをミシン掛けした次第。
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ホテルを出発したのは9:20頃。カンナムにあるホテル最寄駅の清潭(Cheongdam:チョンダム)。目的駅であるヤンピョン(揚平)までは1950ウォン。1時間半かかる割に運賃は安い。20130601_02.jpg

そして、大河川・ハン川(漢江:ハンガン。ちなみにガンは大きな川、チョンは小さな川という意味)を渡り・・・20130601_03.jpg

乗換駅である上鳳駅(Sangbong:サンボン)に到着。早速、ハングル酔いとなり、どの電車に乗れば良いか全く分からなくなる。一番親切そうに見える登山客を物色して声をかけ、丁寧に教えてもらった。こういう時、ルートや駅名を紙か電子ファイルにしておくと大いに役立つ。
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ホームには登山客がたくさん。週末に高尾山に向かう御一行そのもの。気軽に登山が楽しめる山がたくさんあるのだろう。
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乗り込んだ社内は乗客でぎっしり。1時間近くずっと立っていた。乗り込んだ瞬間のニンニク臭にかなりインパクトを受けた。日本と異なり、マウンテンバイクをそのまま持ち込む人達が多数。ご高齢なのにヘルメットもウェアもばっちり決めたお婆ちゃんが居て、何だかカッコよかった。

ようやくヤンピョン駅に到着。
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誰も居なくなった駅を撮影。
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さて、川に向かおう! 
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写真ではわかり難いと思うが、右の方に描かれている川(雲の上あたり)に向かった。
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河岸の道が見えてきた。足早に歩きドキドキしながら川面を覗きこみ、ちょっとがっかり・・・道中の車窓から見えた他の清流よりは濁りも強く水量も少ない。
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しかし、今更、川を移動する程の時間は全く無いので、とりあえず上流側を探索する。確かに水は澄んでいるのだが、ここではあまり釣りにならない・・・
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しばし悩んだのだが、とにかくここで竿を振ってみよう!、と強引に決心し、ジョニーさんお手製の竿ケースから竿を取り出し、川と共に記念撮影。
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川面を良く見てみると、ライズが散見できた。この調子なら確実に釣れる・・・と確信を持ち、竿を繋ぎドライフライを結ぶ。そして一投目。いきなり反応があるがフッキングせず。二投目・・・フライ手前でUターン。三投目・・・反応せず。『えっ!!??』・・・まさかスレている訳はないはずなのに、この反応は何だろう・・・?

いきなり反応がなくなってしまったので、投げ込んだポイントより1m上流側にキャストすると、全く同じ状況・・・ いきなり反応、少し反応、反応なし・・・

こんなことを繰り返していたら、地元の高校生が対岸の道路からじっと観察している。すぐに韓国語で話しかけてきた。もちろん私は韓国語がわからないので、英語で話して!、と返した途端、綺麗な英語で話しかけてきた。ソウル郊外の田舎なのだが、教育はしっかりしているのだろうか・・・? 会話しながら竿を振り続け、高校生達の前でフッキングしたのだが痛恨のバレ。小さな歓声(?)が上がった。

高校生達も去り、次に、地元の小学生の仲良し二人組の女の子達が話しかけてきた。英語で話して!、と返したところ、英語はカタコトだが、発音は私の英語よりずっとマトモ。彼女達の英語は、きっと教科書からではなく耳から入ってくる英語なのだろう。

Are you studying English hard …? と聞いてみたら、No, I’m not English、と返してきた。You should say …. No, I’m not studying English hard…なんてやり取りをしていたら、待望の一尾目が!! いったい、何がかかったのだろう、とワクワクしながら手元に寄せたら、これが紛れもないオイカワそのもの!!!
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ジョニー印・愛竿バンブーと記念撮影。
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写真撮影に嵩じる私が面白かったのか、彼女達は対岸からわざわざ橋を渡って私のところにやってきた。そして何と、持参していたトッポギの袋を私に差し出してくれた。興味深いオッサンとして認めてくれたのかな・・・? 
『ありがとう。良いから自分達で食べなよ・・・』、と丁重に断ったのだが、伝わったのかどうか定かではない。ただ、異国の彼女達の心遣いはとても嬉しかった。

『お魚はどこ?』 … 『もう逃がしちゃったよ』。その後も色々とおしゃべりを楽しんだ。彼女達に名前を聞いたところ、『My English name is Jenny』、と綺麗な英語で即答してくれた。もう一人はJessica。彼女の方が英語は上手だった。そして彼女達から、この川は、『ウィル川』、であることを教えてもらった。

私:『ウルチョン・・・?』
Jessica:『No, No !! ウィルチョン!!』

こんな感じで私のダメ発音も正されつつ・・・途中で彼女達を記念撮影。もしかしたら、将来は有名な韓流スターになるかもしれないから、やっぱり顔はマスクしておく。
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『写真を送ってあげようか? メールアドレス持ってる?』、と聞いたところ、Jennyが私の携帯にメルアドを入力してくれた。きっと、日本で言うところの小学4~5年生だと思うのだが、メールでのコミュニケーションは韓国の小学生の方が進んでいるのだろうか?『数字はどうやって打ち込むの? @は?』、この程度のアドバイスで、日本のガラ携も彼女達の手にすぐに馴染んだ模様。

しばらくおしゃべりして、『Have a good day !!』、と言いながら手を振って帰って行った・・・と思ったら、また戻ってきた。一緒に写真を撮ろう、と言う。せっかくなのでお言葉に甘えてご一緒させてもらうことにした。人懐っこいね・・・君達。Jessicaの携帯で一人ずつ交代で記念撮影。お相手として、こんなオヤジで良かったのだろうか・・・

今度こそ本当にお別れし釣り再開。第一投で、いきなり良型のオイカワ。20130601_19.jpg

せっかくなので、ジョニー印の愛竿バンブーと記念撮影。
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その後、なぜか爆釣が続く。すべて良型。さて、いよいよ残り時間も限られてきた。ちょっと下流側を探索。川の中の石に座って、カップルがシャボン玉を楽しんでいた。何だかちょっと古風だが微笑ましい光景。
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すぐに本日最大級の一尾。綺麗なオイカワ。
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少し下流で小学1~2年生くらいの男の子が一人で釣りをしている。彼は先ほど、対岸から私を見て話しかけてきたのだが、さすがに英語がわかるはずもなく会話は成り立たなかった。すぐに姿を消してしまったが、どうやら家に帰って釣竿を持ってきたらしい。仕掛けから言えば、棒にラインを繋いでいるだけなので、ザリガニでも釣っているのだろうか・・・? 

魚をフライから外さない状態で手招きして呼び寄せたら、すぐに走ってこちらにやってきた。もちろん言葉が通じないので、とりあえず両手を広げるように身振り手振りで伝えて、手のひらを水で濡らしてあげて、魚を置いてあげた。彼はどうして良いかわからない顔をしていた。

その後、しばし魚を私に戻してもらい記念撮影。
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そして、ラインを持ち上げて彼の手の中に魚を収めてあげた。すると、すぐにフックを魚から外してくれた。『カンサムニダー(韓国語:ありがとう)』と伝えると、彼も、『カンサムニダー』、と答えたと思いきや、かなり速やかに自分の釣り針をつかんで、オイカワの口にプチっと刺して魚をぶら下げ、満面の笑みで何だかしゃべっている。そして、そのまま全速力で上流側に走って行った。200mくらいだろうか・・・彼はスピードを緩めず一目散で家に帰っていった。きっと、親に魚を見せるのだろう。残念ながら、本日最大級のオイカワの命は100%絶命だと思うが、彼の心に残った一尾になってくれたら御の字だと思っている。

さて、いよいよ時間切れとなった。最後に水温を測定(本当は最初に測定すれば良いのだろうが・・・)。身近なK川と同様の水温だった。
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この川から駅まではわずか徒歩5分。駅への道中で見つけたカラシナとシロザ。
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そして、タラ(の芽)。河岸の雑草を見ている限り、日本のものと大差はなかった。
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再び、揚平駅。
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車窓の風景を楽しみつつ、約1時間強でホテルに到着。ホテル至近の以前から気になっていたPHOの店に入り、遅めの昼食と共に、海外初のZacco FFを乾杯。
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最後に、ホテルの横を流れるハン川を眺めた。
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カンナム(江南:あのオッパ・カンナムスタイルで流行ったカンナム)側には、おそらく鯉を狙う釣り人の姿。
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そして、6日間のソウル滞在に終止符を打ち、金浦空港に向かった。今回のソウル出張では、清渓川でオイカワの存在を確認でき、そして、ソウル郊外の里川で自らオイカワの魚体に触れることができた。日本固有種だとばかり思っていたが、韓国の里川に住むオイカワは日本のオイカワと全く同じに見えた(並べたら違いが判るのだろうか・・・?)。韓国の良型オイカワは、ジョニー印・愛竿バンブーを小気味良く曲げてくれた。

今回の釣行は、例えて見れば、渋谷のホテルに泊まり、新宿で乗り換えて、八王子の浅川に釣りにいくような感覚。1時間強かかるとは言え、安近短なZacco FFの部類に入るだろう。

電車の道中に気になる川を何本か見つけた。マス類が居そうな川もあった。韓国の河川、興味は更に深まった。いつの日かウェーダー持参で、本気で渓流釣りにも行ってみたいと思う。

Dear Jonathan,

Thanks for your great info in advance. Finally, I could get Zacco in Korea. It could not be achieved without your help. Every Zacco were really beautiful and they were almost same as the one in Japan.
I never forget my 1st fishing in Korea. Thanks again for your help and I really look forward to enjoying “Trout Fishing” in Korea in near future.

Regards.
Green Cherokee




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Comment
海外デビュー
ついに海外へ。。。ですか(笑)
まぎれもなくオイカワですね。
出張先で釣りをする余裕は私にはないですねぇ。。。
でも帰省途中は寄り道だらけですけど(爆)
とにかく竿のトラブルなく良かったです。
 海外FF初一本はオイカワ!
 嬉しいですね。
 これが雑魚釣りのだいご味!
 居るかいないか、足で探して自分の釣り場開拓、そして革靴でもOKであれば言う事なし。

 海外で開拓されたことが意義ありです。
 今度は韓国のオイカワフリークを見つけてお友達の輪を広げてください。

 ジョニーロッドも海外まで出かけていくメジャーになったようですね。
 こちらも素晴らしいです。
おはようございます。

韓国でのオイカワフィッシング、見事に成功、おめでとうございます。
オイカワもさることながら、地元の子供たちとのふれあいもすごく素敵ですね。
ジョニーさん、こんばんは。
帰国の日はあえて最終便にして、昼間に釣行を楽しんでしまいました。 ^^;;
ジョニー印の愛竿バンブー、色々とお手を煩わせてしまいましたが、お陰様で大活躍です。ありがとうございました!!
jetpapaさん、こんにちは。
ありがとうございます!! 海外初FFの魚がオイカワだったこと・・・かなり嬉しかったです!!
ソウルのフライショップの店長が、ZaccoをFFで狙う人が居ることすら想像付かなかった・・・って言っているくらいですから、きっと、この川でZacco FFした人は私が初なのではと思っています。道行く人は大抵足を止めて、”あの人はいったい何やってるんだろう?”、みたいな感じで見てました。 ^^;; 
ちなみに、革靴で全く問題ない場所でした。なにせ後半はアスファルトの上で竿を振ってましたから・・・
とにかく、韓国でオイカワとご対面できて、本当に嬉しかったです。出来れば、韋駄天さんに会いたかったです・・・って贅沢ですよね。
韓国でもZacco FFの友達の輪が広げられたら良いですね! もし友達ができたら、真っ先に、ジョニー印のバンブーを自慢しちゃいます! ^^v
wind knotさん、こんにちは。
ありがとうございます!!
地元の子供達との触れ合い、楽しかったです。Zacco FFは、釣りとおしゃべりの絶妙なバランスを大いに楽しめますよね!!
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プロフィール

Green Cherokee

Author:Green Cherokee
東京都武蔵野市在住。S40年7月生まれ。
元より雑魚(Zacco)が大好きでちょくちょくミャク釣りを楽しんでいましたが、ひょんなことからFly Fishingに転向。安近短の里川で2011年夏よりZacco Fly Fishingをスタート。
釣りだけでなく野草やキノコも大好き。身近な里川の四季の変化を愉しみつつ、水面や地面に眼を走らせています。
愛車は、2000年式の緑色のJeep Cherokee。極めて非経済的な車で、あちこちガタが来ていますがそれでも偏愛しており、他に魅力的な車が見つからず困っています・・・

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