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Blue HeronとParis散歩・詳細編

先回、記事にしたParis散歩の詳細編を、記憶がまだ残っているうちに、書いておきたいと思う・・・

さて、ParisのCharles-de-Gaulle空港に早朝に到着後、見事な大渋滞にはまり、2時間近くかけてホテルに到着。その後、仮眠を取ってから川探索の散歩に出るつもりだったが、雑務を済ませたり、行くべき川の位置を検討したりしているうちに、時計の針は既に午後・・・。

今日行かなければ二度と行けない、と思い立ち、行き当たりばったり、と覚悟を決め、いざ出発。まずは、セーヌ川を見なければ、ということで、ホテルから徒歩10分くらいの橋を目指した。

RER(鉄道)のBir Hakeim駅近くの橋から撮影。ちょうど、エッフェル塔と、自由の女神、の両方が見える位置。
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先回も貼った写真なのだが、愛竿 Blue Heron と記念撮影。この時点では、今日は絶対にこの竿で、フランスの川にフライを投げてやろう!、と目論んでいた。
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ちなみに、セーヌ川はカフェオーレ。本当は河岸に降り立とうと思ったが、ここで時間を無駄にせず、とっとと先に進もうと思った次第。
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さて、RERの駅に戻り、切符を購入するべく窓口で相談。大よその目的地を告げると、Zone4のParis郊外まで自由に乗り降りでき、且つ、地下鉄も乗り放題の一日券(約10Euro)を購入することに。ちなみに、目的地は、地図に丸をつけたあたり。Bir Hakeimからだと、各駅停車で一時間強くらいとの予想。
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平気で遅れてくれるRERだが、約20分程待って、ほぼ時間通りに、目的地(ベルサイユ:Versailles)まで行くC線の電車がやってきた。
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本当は、ベルサイユに行くのなら逆向きに乗るのであるが、この時は、あくまでも川が目的なので、あえて遠回りの時計回り方向に乗る。その方向は、エッフェル塔側。
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実は、かれこれ10年くらい前にParisに初めて単身で出張に来た時、本社のあるベルサイユに行く時に、本来乗るべき方向とは逆に乗ってしまった。どちら周りでもベルサイユに到着できるのだが、時計回りだと、ゆうに1時間以上かかってしまう。しかし、その時に、おぼろげながら綺麗な川を横切った記憶が残っており、その記憶が、今回の川散歩に行こうというきっかけになった。

乗客はまばら。景色が良く見える二階に座る。
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Bir Hakeimから20分くらい経過しただろうか・・・、Paris市内から外に出ると、セーヌ川もこんな感じになってきて、乗客はほとんどゼロに近い状態。
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ちなみに、iPod Touchの無料アプリに、ParisのMetro案内というのがある。ダウンロードしてしまえば、Wifi環境になくても、簡単に目的地までの残りの駅を調べることができる。ちなみに、それなりに時間を要してParis市内を出たばかりなのだが、まだ42分もかかる・・・と表示された・・・
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さて、車窓の風景はどんどん変化し、あっと言う間に、駅という駅は無人駅に・・・。
そして、牧場の横を通ったり・・・
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駅前がいきなりブッシュで、しかも、駅の床が木の板になってみたり・・・
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そうこうしているうちに、とりあえず降りてみよう、と思っていた駅に到着。電話に別れを告げる。どこかとても遠くに来た気持ちにさせるような駅。
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駅のホームに降り立ったら、いきなり、ワラビを発見! けど、日本のものより、ちょっと外人っぽい(?)姿形をしている。なぜだか、あまり美味しそうに見えない・・・
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道路に通じる駅の通路を歩いていると、そこにはイタドリが・・・。これも、何となく洋風な姿形(?)。日本と同様に、イタドリ虫が住みついているのだろうか・・・?
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いざ、駅を降り立ち、期待十分で歩き出すも、なぜだか一向に川が見えない。この日のParis(正確には、Paris郊外なので、イルド・フランス:Île-de-France)は初夏の陽気。下手に川探しで時間を要すると疲れてしまいそうだったので、そのまま駅に戻り、そして、逆向きの電車に飛び乗った。そして、降りた駅は一つ隣。この駅は、先ほど通過した時に、川の存在を確認してある。

駅に降り立ち、川があった方角に歩いていく。途中、ベルサイユに抜ける道の交差点を通る。
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期待十分で覗いた川は・・・残念ながら、どちらかと言えば、どぶ川、に近い感じ。カフェオーレではないが、水深のある部分はかなり濁っている。かろうじて水深の浅い部分は、少し綺麗に見えなくもないのだが・・・
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しばらく川面を覗いてみたのだが、残念ながら生命反応なし。けど、日本で言えば、クチボソ、みたいな雑魚が潜んでいそうな雰囲気はあった。川岸には、お馴染みのクレソンが花を咲かせる少し手前。さすが、本場のクレソンで?、美味しそう!
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オオイヌノフグリ(?)も咲いていた。しかし、こちらも、どこか洋風っぽう姿形に見える・・・
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少々がっかりしつつも、とにかく時間との戦いなので、また駅に逆戻り。時間的にもあと一箇所しか立ち寄れないと覚悟を決め、来る時の車窓から見えた濁りつつも森の中を流れる川を目指して、またしばし電車に揺られる。そして、降り立ったのがこの駅。
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駅のホームから、こんな川が見える。鳥のさえずりが何とも気持ち良い。どこかの高原に来たような錯覚に陥る。少し歩けば、クリアな水の場所があるかも、などと勝手に想像しつつ、駅に降り立つ。
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駅前に橋があり、そこから見た川の光景。水の色を除けば、雰囲気は完璧なのだが・・・
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今日見た中では一番まともな川なので、ここで、Blue Heronと記念撮影。川よりもRodの色が美しい・・・(親バカならぬ、竿バカ?)
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どのみち、ここが最後の場所、と覚悟を決め、進むべき方向を見定め歩き出す。程なくして湖が現れた。水はともかく、雰囲気は何とも長閑で最高。風も心地よい。そして、親子連れの釣り人を発見。しばらく見ていると、フナみたいな魚を釣り上げたが、すぐに、湖に投げ込んでしまった。狙っているものとは違ったのか・・・?
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とにかく、雰囲気だけは良いので、湖岸の砂利道をどんどん進む。
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道に沿って、小川も蛇行しつつ、草原の中を良い雰囲気で進んでいる。しかし、どこまで行っても、やっぱりカフェオーレ。ライズの一つもあればフライを投入しようと思って川面を凝視するのだが、一向に気配はなし。日本の川に例えるなら、オイカワよりも、クチボソやタナゴ、ザリガニ、といった感じの小川で、それはそれで、埼玉で育った私には懐かしく親しみの持てる小川であった。
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この写真の右側には、広大な畑の丘。これも、とても気持ちの良い風景。これが、ブルゴーニュ地方なら、ブドウの畑なのだが、きっと野菜畑なのだろう・・・
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土手の草むらに、カラスノエンドウ、を見つけた。しつこいようだが、やっぱり洋風っぽい。何となくゴツく感じる。
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水鳥も見つけた。これは明らかに外人っぽい顔をしている・・・
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長い記事になってしまって恐縮だが、ここまで読んで頂いたにもかかわらず、結局、竿は出せなかった。本当は、先回の記事のように、Abeletteという魚が居たのかもしれないが、この時は、濁った川にフライを投げる気がしなかったのと、そもそも時間切れということもあり・・・、釣行は次回(いつ?)に順延ということに相成った。

それにしても、何とも幸せなひと時だった。Parisに来たら、空いた時間はParis市内の観光、もしくは、買い物、というのが普通だが、そんなことには一切見向きもせず、ただひたすら郊外の川を巡ってみた。仕事柄、ベルサイユに本社があるため、今回で十数回目のParis訪問なのであるが、こんな贅沢な時間の過ごし方は初めてだった。オイカワのFFを始めていなければ、こんな散歩に出ようとも思わなかったはず。

日本を経ってから機内では少し寝たものの、結局、Paris時間の21時くらいまでウロウロし続けた。日本を深夜0:40発で、Parisの早朝(日本時間の13時くらい)に到着し、そのまま一睡もしないで、日本時間の夜から深夜未明まで散歩したことになる。

それでも、しっかりお腹は空くもので・・・、Parisに来る度に立ち寄る、China TownのPhoのお店にBlue Heron持参のまま直行するも、馴染みの、Pho14、が閉まっている!!?? ということで、すぐ隣のKOKという店に入った。そして、大好きなPhoを注文。
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Parisで美味いB級グルメ・・・、これは何と言ってもPhoに限る。雑魚同様にこちらにも偏愛しているので、後日に記事にしてみたいと思っている。

最後まで読んで下さった方、ありがとうございました!
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Comment
 おはようございます。

 海外の釣りは難しいですね。
 まず、何処で釣ったらいいかわかりません、そして、どうやって釣り場に行ったらいいかも判りまえん。
 個人では簡単に行けないことがほとんどです。
 地元に釣り友を作ることが一番です。
 
 今まで、海外で釣りをしたのは、USA NDでのウォールアイ、とバス。シンガポールの釣れなかった釣り公園での海釣りだけです。
 ほぼ毎月海外に行ってましたが、都合、4かいのみでした。
 ライセンス、言葉、いろいろ問題があります。
 釣り友を是非。
 仕事が込んできたら、うつろな目で水たまりを覗きこむ。
 移動のたびに水辺から何を言われても眼を放さない。
 そして、ぶつぶつ、居る、居ないと独り言を言い続ける。
 こんなことをしていると必ず、釣りが趣味ですかと御声がかかります。
 はい、これで釣れましたよ!!
jetpapaさん、こんばんは。

おっしゃる通り、頼れるは現地の友、だと思います! そして、事前の情報をできるだけたくさん得ることですよね。

具体的な、”禁断症状”、の伝え方の指南、本当にありがとうございます。魚を釣る前に、釣り友、を釣れるように、私もぶつぶつ呟いてみたいと思います!
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プロフィール

Green Cherokee

Author:Green Cherokee
東京都武蔵野市在住。S40年7月生まれ。
元より雑魚(Zacco)が大好きでちょくちょくミャク釣りを楽しんでいましたが、ひょんなことからFly Fishingに転向。安近短の里川で2011年夏よりZacco Fly Fishingをスタート。
釣りだけでなく野草やキノコも大好き。身近な里川の四季の変化を愉しみつつ、水面や地面に眼を走らせています。
愛車は、2000年式の緑色のJeep Cherokee。極めて非経済的な車で、あちこちガタが来ていますがそれでも偏愛しており、他に魅力的な車が見つからず困っています・・・

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