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滔々と流れる釧路川 2013 ~前編~

11月3日(日)。

前夜は19時過ぎにNYCから帰宅。スーツケースを玄関に置いて、手も洗わずに、我が身近な愛すべきFishing Tackle Shopである、“まるかつさん”、に直行。そして、明朝の遠征釣行のためのBLフックを調達。

自宅に戻って夕食後にバタバタと準備を始めたが、さすがに疲れと時差の影響で途中で眠くなってきた・・・。準備途中で断念して就寝。そして明朝はAM4時過ぎに起床し準備再開。家族が寝静まる中を音を潜めて出発し、AM8時の釧路行きの機上の人に・・・

そう・・・ 行く先は釧路川。昨年10月後半以来の二度目の釣行。既に一年前から決めていた今年最大級のイベント。本来であれば11/2(土)から行くはずだったが、生憎の米国出張が入り、私だけ一日遅れを余儀なくされてしまった。この悔しさはなかなか筆舌し難い・・・

釧路空港に到着した途端、メンバーの一人のJ嬢から、『釣れっ釣れ!!』、という携帯メールが届き、独りで唸る・・・。そして、トイレに行く間も惜しんでレンタカー屋に直行。店員の説明もテキトーに切り上げてもらい、荷物をトランクに放り込んで出発。自ずとアクセルを踏む足に力が入る・・・、と言っても借りたのは軽自動車なのだが、これが何とも性能が良い。昔の軽自動車のような音がせず、おまけに車内も広い。下手すると、我が緑チェロキーより(いや、下手をしなくても・・・)快適かもしれない。

目的地の塘路ネイチャーセンター(NC)に到着したのはAM11:15。当然ではあるが、ボートは既に出航済み。ボートでピックアップしてもらう地点まで自力で行く予定だったが、幸運にも、塘路NC主催のTeddyさんの奥様の車で送って頂くことに。Teddyさんのお取り計らいに感謝・・・

Teddyさんご一家は、ニュージーランドにもご自宅がある。というか、むしろ、本拠地はニュージーランドなのかもしれない。車中で色々とお話を伺うことができたが、“日本よりもニュージーランドの方が住みやすい・・・”、とおっしゃっていたのが印象的だった。

塘路NCから車で約20分。釧路川の目的ポイントに到着。すると、待つこと数分で一隻のボートが近づいてきた。塘路NCのドリフトボート三人衆のお一人のMasaさんが操るボートに乗せて頂く。同行メンバーはHさん。兼ねてから存じていたが、ちゃんとお話するのは初めて。Teddyさん奥様に丁重に御礼を述べて、いざ出航。

さて・・・、ここまで写真が一枚もないのは、文字通り、一枚も撮影していないから・・・。シャッターを押す間も惜しんで、一分一秒でも早く到着したかった気持ちを垣間見ることができ、自分でも笑ってしまう・・・

ボートに乗ることができてほっと一息。しかし、既に私だけ約4時間の釣行を損している。残りの約4時間、存分に楽しまなければ・・・、という気持ちを込めて、本日一枚目の写真撮影。
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気さくなHさんと、懇切丁寧にアドバイス下さるガイド兼ボート操舵者のMasaさんと、おしゃべりを楽しみながら、滔々と流れる釧路川の水面をゆっくりと流されていく。聞くところによれば、Hさんはこの時点で未だ『ボ』。J嬢が『釣れっ釣れ!』って言っていたのですが・・・と伝えると、『しばらく一緒に居たけどそんな感じはなかったのになぁ・・・』、とのレスポンス・・・!? 

このところの雨で釧路川は増水で濁り気味。そんなことも影響しているのだろうか? しかし、静寂を断ち切ったのはHさんだった。岸際に真横にキャストしたクランクをゆっくりとリトリーブし、ルアーが下流に流れきったところをターンした瞬間だった。
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(私にとっては・・・)見事なアメマス。他の二隻のメンバーに言わせると、『幼児虐待』、と言われてしまうサイズかもしれないが・・・
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一尾目に顔がほころぶHさん。この後も立て続けに数尾を追加。

私は・・・と言えば、ルアーの選択が悪いのか(いや、腕か・・・)、アタリすらない。悶々と過ごしているうちに上流からTeddyさんが操舵するボートがやってきた。この船には、イトウ釣師で名医でもあるM氏、そして、岡山からいらしたIさんが乗っていた。M氏がすかさず我々のボートを撮影。
20131103_05_M.jpg

ならば・・・と、私も撮影返し。
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状況を聞くと、M氏はあと一尾でツ抜け。Iさんも大きなサケを一尾仕留めたとのこと。ちなみに、釧路川では、サケは捕食禁止・・・ すなわち、釣れてしまうものは仕方ないが持ち帰ってはいけない、ということ。と言う訳で、サケも堂々の対象魚となる。しかし、後でメンバーから聞くところによれば、ただ重いだけで釣り味はあまり面白くないらしい。

さて、釣りを再開。再び、Hさんの竿が大きくしなる。63cmの素晴らしいアメマスをゲット。
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モザイクをかけてしまったが、ちょっとドヤ顔のHさん。本当に嬉しそう! (Masaさん撮影)
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そろそろ日が陰り始め、アタリすらない私はさすがに焦ってきた。Masaさんのアドバイスもあり、もっと深く潜るクランクに交換。そして・・・、しばらくキャストした後に待望の魚の手応え。

そして無事に、ぎりぎり50cmのアメマスをゲット。何とか、『ボ』、を逃れることができた。
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その後、なぜか状況は好転し(やっぱりルアーの選択か・・・? いや、単なる偶然か?)、一尾バラすも、40cm程度のアメマスを二尾追加。先ほどより小型なので、水から上げず、写真も撮らずにリリース。

そして、辺りはどんどん暗くなり、最後に釧路川の夕焼けを撮影して、この日は納竿。
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‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

ちなみに、他の二隻で起きていた出来事を簡単にご紹介したい。

まずは、朝早くから、『釣れっ釣れ!』、と携帯メールで挑発してきた仙台在住のJ嬢。数年来お付き合いさせて頂いている。立場的には『お客様』なのだが、なぜか私の方が一方的に助けて頂いてばかりでいつも恐縮・・・。釧路だけでなく八郎潟のバスや岩洞湖のワカサギなどにも造詣が深い。ちなみに酒豪でもあり、昨年末はみぞれが舞う中、二人でかなりの量の日本酒を飲み明かしたことが記憶に新しい・・・

見事なアメマスをゲットして微笑むJ嬢。
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ちなみに、後で気づいたことだが、携帯メールの『釣れっ釣れ!』の文字の下に十数行の改行スペースがあり、一番下に、『・・・の予定』という文字が添えてあった。気が焦っていた私は単にそれに気付かなかっただけ・・・。しかし、『そんな古典的な手に引っかかったんですかー!?』、と言われると正直クヤシイ・・・

続いて、大阪在住のSさん。扱う製品は異なれど私と同じような境遇の仕事をされている。普段は琵琶湖のバス釣りがメインとのことだが、日本全国、おまけに、仕事でイスタンブールに行っても釣りを楽しんでいるらしく、年間釣行回数は50回をゆうに超えるツワモノ。腕はプロ並みで、この日は大きなサケ二匹を含む合計17匹の魚をゲットしていたとは、やっぱり流石・・・

SさんとガイドのYasuさん。
20131103_J2_m.jpg

Sさんと見事なアメマス。
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そして、岡山は備前在住の陶芸家のIさん。その筋の方々には大いに知られている有名なお方。ABUの古いリール・Ambassador 4500Cを巧みに操り、見事なサケをゲット。
201301103_M2_m.jpg

最後に、イトウ釣師で名医であり今回の釣行の世話役のM氏。最初からイトウ狙いのM氏は、見事なアメマスがかかってもボート際でリリースしてしまうので写真はなし。しかし、翌日は見事な写真を収めることになる・・・

ちなみに、このM氏。忙しい手術(いや、釣行?)の合間に拙ブログを読んで下さっており、拙ブログに感化されたのか、なんと、Blue Heron The Vegalta Specialという物凄く素敵なFly Rodを新調された。今回は時間の関係で竿を振ることができなかったが、本当に素敵な竿なので、近いうちに拙ブログでご紹介させて頂きたいと思う。

こんな楽しいメンバーで前夜は大いに盛り上がったらしい。参加できなかった私は悔しい限り。ちなみに、こんな素敵なイクラ丼を皆で堪能したらしい。私も食べたかった・・・。これで一杯800円というから、お店の利益はほとんどないだろう・・・
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この日の夜も皆で大いに盛り上がり、翌日はイトウ一本狙いで出向くことに決定。6人で一尾出れば御の字・・・という渋い釣り。ほろ酔い気分のこの時点で『ボ』を完全に覚悟し、しかし、誰かが釣り上げた生のイトウが拝めれば夢のようだなぁ・・・と思いつつ、眠りについた。

後編は近日中にアップさせて頂きます。










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Comment
greenCherokeeさん、おはようございます。
ニューヨークシティー仕事ご苦労様でした!!帰って早々に釣具屋さん、明朝釣行、、、 大変ですね。。。 しかしながら何ですか、大きな河に大きな魚!!!アメマス!楽しい丸出しの写真ばっかですね!(^-^) 後編も楽しみです
カワセミさん、こんばんは。
まさに、釣り○カに付ける薬はない・・・ってヤツですよね・・・ ^^;;
楽しさ丸出し、って思って頂けたようでとても嬉しいです。後編もお楽しみに!!
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プロフィール

Green Cherokee

Author:Green Cherokee
東京都武蔵野市在住。S40年7月生まれ。
元より雑魚(Zacco)が大好きでちょくちょくミャク釣りを楽しんでいましたが、ひょんなことからFly Fishingに転向。安近短の里川で2011年夏よりZacco Fly Fishingをスタート。
釣りだけでなく野草やキノコも大好き。身近な里川の四季の変化を愉しみつつ、水面や地面に眼を走らせています。
愛車は、2000年式の緑色のJeep Cherokee。極めて非経済的な車で、あちこちガタが来ていますがそれでも偏愛しており、他に魅力的な車が見つからず困っています・・・

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