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"coho" 本当に素敵なお店でした!!

2月4日(火曜)

(前編・後編に分けるのを止めてしまい・・・とても長い記事になってしまいました。宜しければ、最後まで読む覚悟を決めた上で、是非ご一読くださいませ・・・)

SingaporeはChangi空港の混雑で三周くらい上空旋回し、結局1時間以上遅れて着陸。すぐにタクシーを飛ばしてホテルにチェックインのはずが、私の勝手な思い込みでホテルを間違え(同じ名前のホテルが2軒存在した・・・)更に無駄な時間を費やしてしまい・・・、中華街に到着したのは既に21時を回っていた。

街は旧正月の飾り一色。空港からタクシーに乗り込んだ時もドライバーから開口一番、”Happy new year !!”、と言われ、いきなり正月が2回来たような気分・・・
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かなり空腹な状態だったので、早速、豆苗や蛙や・・・
20140204_China_Town_1.jpg

唐辛子の海に埋もれる唐揚などをたっぷり摂取。皿の横のミカンは正月ならではのサービスらしい。どの店先にミカンをたくさん飾ってあった。
20140204_China_Town_2.jpg

‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

さて、2月7日(金)。ここからが本題。

昨年、行けず終いだったSingaporeでは唯一のFly Shop “Coho”。念願叶ってようやく訪れるチャンスが巡ってきた。仕事場から毎度の韓国チームとタクシーに便乗し、ホテルで彼らを降ろし、”俺には行くべきところがある!!”とだけ告げ、運転手にそのまま住所を告げてまっしぐらに向かった。

そして、いよいよ店の近くに到着。いったい、どんな店構えなのだろう・・・
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確かにフライ専門店の様相。店内はたくさんの人で盛り上がっている模様。ちなみに、ここにも新年を祝う飾りがある。
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店内はお客も含めて7-8人、すぐに店員さんが声をかけて来てくれた。実は事前にお店にメールを送ってあり、その送信者であることを告げると、“Oh~!!”、となり、まずはOwnerさんと、それから店員全員とそれはもう・・・途切れることのない楽しい会話が続くことに・・・

すぐにコーヒーまで出てきて(どこまでアットホームなんだ・・・)、店内を見る隙間すら与えられず、お互いの釣りの写真を見比べたりして大いに盛り上がった。
20140207_coho_3.jpg

さて、あんなこんなの会話の中で得られた貴重なSingapore Fly Fishing 事情をまとめておきたい。

 Singaporeの淡水エリアでは基本的にフライフィッシングはおろか、釣りはNG。無視して釣りをしている“某・外国人”が居るが違法とのこと。

 フライの対象魚はピーコックバスやテラピアなど、後は見たことが無いような色々な魚。アロワナも釣れたりしてしまうらしい(フライを咥えている写真を一枚見せてくれた)。

 ピーコックバスは、#3ロッドで#4-5のフックで(!!)釣るらしい。“なんとアンバランスな・・・”と答えると、“皆、同じことを言うんだよ~!”、と笑っていた。

 ピーコックバスは、ライセンスを得てガイドを立てて郊外の小さな川に出向くとのこと。川幅2mくらいの如何にも熱帯地方という感じの場所でピンスポットにフライをキャストし、50cmくらいの魚を釣ってしまうらしい。iPhone内のたくさん写真を見せてもらったが、こんな大きな魚を#3で釣ったら恐ろしく曲がるだろう・・・

 “バラマンディは釣らないの?“、と聞いたら、”ヒキが弱いからあまり面白くない“、とのこと。あくまでもピーコックバスに比べたら・・・の話なのかもしれないが。

 Singaporeにはマス類は居ないが、隣のMalaysiaの山間部には居るらしい・・・とのこと(あくまでも噂で確証はない)。しかし、綺麗な渓流は確実に存在する。

 基本的には上記写真のようにゾンカー(それ以外の名前を私はほとんど知らないが・・・)等のストリーマ系のフライがメイン。テラピアなら、“雨の日だけ”ドライで釣れるとのこと。飛んでいる虫が雨で落とされ、その時だけドライの食いが上がるらしい。“雨の日だけドライなんて何となく違和感が!”、と告げたら笑っていた。ちなみに、Singaporeのテラピアは縞模様がとても鮮やかだった。

こんなやり取りの後、愛竿のBlue Heronの話になり、お店にあった#1の竿を持ち出して来てくれた。早速、ツンツンとさせて頂き、“僕にはこの竿は#3です”、と告げたら、“市販の#000という竿を持っているがやっぱりシャキっとしている”、と答えていた。#000で何を釣るのかと思っていたら、何とこのお店の店長がiPhoneから物凄い写真を見せてくれた。それは・・・なんと婚姻色のオイカワ!! それも韓国で釣ったとのこと!!

しかも、何とSeoul市内で唯一と言われるフライ専門店であるRainbow Fly FishingのオーナーのJonathanと友人とのこと!!。思わず大きな声を上げてしまった・・・。同業種が故の人間関係かもしれないが、それにしても何と世の中は狭いことか・・・

更に、若い店員が同じくiPhoneで台湾の魚(ニゴイを凶暴にしたような魚 … by Blue Heronさん)の写真を見せてくれた。『んっ??、それってもしかして、Fly Fishing in Taiwan”のfacebookですか?』、と聞いたら、『そうだよ、彼は僕の友達なんだよ!』などと口にする・・・。“ええっ!?”と思いつつその名前を覗くと、なんとこれまた私と既にFB上で友達になっている台湾人!! 友達の友達は皆友達だ・・・、昔の頃の“笑っていいとも”の名メッセージが浮かんできた。

『It’s a small world !!』 、と皆で笑いあう。この店に来ることができて本当に良かった・・・

その後、自然とバンブーロッドの話に・・・。ジョニー印・愛竿バンブーの写真を見せて、友人が作ってくれたことを自慢したりしていると、店の奥から1970年代の古いバンブーロッドを持ち出して来てくれた。その竿は定番の六角なのだが、我が愛竿は二枚合わせであることを説明すると、その竿を作っているところを教えて欲しいと急に真剣な顔に・・・。

“カワガラス”さんの名前を教えた後に、『三角の竿もあるんですよ』、と告げたところ、『!!??』というモノ凄い顔に豹変。『話に聞いたことすら考えたことすら無いよ、写真を見ることができないか?』と懇願された。それで、店内にパソコンがないか聞いたところ、社長室(と言っても奥の事務所だが)に通され、そこのパソコンを用いて我がブログの記事をご紹介させて頂いた。画面に釘付けの店員さんと私のやりとりが面白いらしく、奥の机からとても品の良いオーナーの奥様がニコニコと話しかけてくる。一通り盛り上がって社長室を後にする際も、しばし奥様と歓談してしまった。何でも近い将来に移転されるらしい。

既に一時間以上が経過。そろそろ時間切れ間際。やっと一区切りが付いたので冷静になって店内を物色。撮影の快諾を頂き数枚をパチリ。
coho_1.jpg
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そして、最後にお店のポロシャツを購入させて頂いた。『最後に僕と一緒に写ってくれませんか?』とお願いすると、『もちろん!』と言いながら、この店のManagerのMichaelがすぐに肩に手を回してくれた。私も同様にさせて頂き記念撮影。オーナーさんはどこかに外出してしまったようで、“くれぐれもよろしくお伝えください”、と告げてお店を後にした。
20140207_coho_5m.jpg

遠い異国のSingaporeという小さな国に存在する唯一のフライ専門店“coho”。国内の客もそれなりに居るが、やはり外国人も多いとのこと。それが故に、世界のFly Fishersを繋げる架け橋になっている貴重な存在のお店だった。Fly Fishingという共通言語で、初めて会ったその瞬間から人種を問わずいきなり盛り上がることができる・・・、これって本当に素晴らしいことだと思う。

‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

Dear Mr.Michael,

Thanks so much for your time on last Friday. I was so excited and enjoyed very good time with you guys. Our time flied so fast!!

As I mentioned you, let me share the information about “Kawagarasu” and my lovely rod “Blue Heron”.
Kawagarasu ...
Blue Heron ...

Your shop is really great !! You are making the world small !! Even it’s 1st time to meet you, the fly fishers who visit your ship from all over the world like me ... can enjoy great time with you guys rapidly.

I’m sure I will be there soon. Meanwhile, please take care and tight lines !!

P.S.
Please say hello to the owner also !! I could have very good time with him !!

Best regards.
Green Cherokee

‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

(おまけ)

ハードな仕事でもあったのだが、今までのSingapore出張の中では一番楽しい時間を過ごせた。そんな思い出を貼っておきたいと思う。

ラッフルズホテルで購入したカヤジャムとcohoのポロシャツを、ラッフルズホテル内で記念撮影
20140207_Kaja_jam.jpg

最終日の夕食。Beach Road沿いの火鍋専門店にて。
20140207_Dinner_1.jpg

最愛の韓国の友人達。
20140207_Dinner_2m.jpg

そして、皆で記念撮影。一人だけかなりカジュアルな私・・・ (^^ゞ
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最後までお読み頂き、本当にありがとうございました。













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Comment
 最後までしっかり読ませていただきました。
 シンガポール釣事情。
 淡水の釣りは釣り堀と聞いていましたが、ガイドと行くんですね。
 僕はチャンギに泊まって仕事をしていましたから夜駆け、朝駆けでルアーを飛ばしていました。
 海岸に遊歩道があり地元の方と遊んでいましたよ。
 フライショップ、行ったことが無かったです。
 チャンギの釣り具屋を覗きましたが、ダイワ、シマノが最高級品として並んでいました。
 オーチャードで美人さんと胸がときめいたら一物を持っていたり、屋台で毎食食べ歩き、飲み歩き。
 シンガポールは良いところでした。
 ちなみに僕もシンガポールをアップしていますよ。
こんばんは。

なんとも楽しいそうなシンガポール出張でしたね。
三角のロッドに???の顔って、そりゃ誰だってそう思うだろうなあ、私だっていまだに信じられないですから(笑)。

シンガポールにもZaccoはいないことないんでしょうから、Blue Heron Rod で釣ってみたらみんな衝撃うけるかもしれませんね。
いい旅ですね!
こんばんは。
お仕事で出張とはいえ、“いい旅”になりましたね!^^
釣り人って、言葉や民族を問わず、すぐに打ち解けることができますよね。
しかも、まさにsmall world!
みんな繋がってます。
僕も霞ヶ浦にバスボートを置いていた頃ですが、マリーナでボートをいじっていたらアメリカカンバサーのおじさん二人に声をかけられた事を思い出しました。
僕は英語は話せませんが、バスフィッシングの専門用語とゼスチャーを取り混ぜて、一時間以上も話してしまったことがあります。
言葉は通じなくても、大いに盛り上がりました^^
『次に来る時は、お前のボートに乗せてカスミのバスを釣らせてくれ!』なんて言ってましたね^^

南国のフライ対象魚も興味津々です。
ピーコックバスやらテラピアやら、ぜひ釣ってみたいですね。
ニューギニアのジャングルには、パプアンバス(フエダイの仲間)という、スーパーバスがいるそうです!
もちろん鱒も好きですが、他にも楽しみは広がりますね^^
jetpapaさん、こんばんは。
もちろん、jetpapaさんのシンガポール記は読んでますよ!! それに、オーチャード物語も・・・ (^^ゞ
おっしゃる通り、日本の釣具は最高級品みたいです。これは、Singaporeに限らず世界共通のようですね・・・
wind knotさん、こんばんは。
三角ロッドの話題になった時の店員さんの表情は忘れられないです。そのくらい、”!!!???”、と驚いていました。
Blue Heronさんのような竿は、市販品では出会えないですよね。次回はcohoのスタッフに振ってもらうべく竿を持参しようかな・・・なんて思っています。 (^^ゞ
しげさん、こんばんは。
ハイ、一応仕事でして・・・、4時間強の講師をしなければならず、その割には準備不足で最終仕上げを現地対応になってしまい、半徹夜して準備していたりしました・・・ (^^ゞ その全てが終わった直後に訪れたcoho訪問でしたので、もう最高気分でした!!
バスボートの思い出、素敵ですね。我が身近な川の近くにはアメリカンスクールがあるようで外国人がたくさん住んでいるのですが、いつの日か、しげさんのように、声をかけてくれるFly Fisherが居ると良いな、と思っています。散歩していた家族から、”Wow ... Fishing rod !!”、って言われたことはあるのですが・・・ (^^ゞ
そうそう・・・FF世界は国や言葉は関係なく、かなり密に繋がっていますよね!!
これはすごい!
こんにちは^^
いい話しを聞かせていただきました^^。
世界は一家、人類は皆兄弟ですね^^。
日本とシンガポールの釣り〇カ同士の異常な盛り上がりが、目に浮かびます(笑)
farwaterさん、こんばんは。
世界は一つ、人類は皆兄弟・・・懐かしい響きですね。(^^ゞ
釣り○カは世界共通、人種や言葉の壁を超えますよね!!
なんという世界でしょうか?
ええ世界を旅してはりますなあ。
フライロッド一本で,そこまで広がるんですね。
「犭」は世界中にいるのを知って,
おもしろいです!!


リョウさん、こんばんは。
Fly Fishingの世界は恐るべしです・・・ここまで盛り上がれるとは思ってもみませんでした!!
そうですね・・・ 国は違えど、みんな『ケモノヘン』ですね!! (^^ゞ
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プロフィール

Green Cherokee

Author:Green Cherokee
東京都武蔵野市在住。S40年7月生まれ。
元より雑魚(Zacco)が大好きでちょくちょくミャク釣りを楽しんでいましたが、ひょんなことからFly Fishingに転向。安近短の里川で2011年夏よりZacco Fly Fishingをスタート。
釣りだけでなく野草やキノコも大好き。身近な里川の四季の変化を愉しみつつ、水面や地面に眼を走らせています。
愛車は、2000年式の緑色のJeep Cherokee。極めて非経済的な車で、あちこちガタが来ていますがそれでも偏愛しており、他に魅力的な車が見つからず困っています・・・

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