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嗚呼...感激。FFで人生初イワナ、しかも7寸!

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6月10日(日曜)。

まだ未明の空は、心配した雨からもどうにか免れそうな感じ。farwaterさんからお誘いを受け、第二弾となる渓流釣行。果たして、今回もBeginner's luckとなるか!?

目指した渓への長い道のり。逸る気持ちが、ついついアクセルを深く踏んでしまう。farwaterさんも気合十分だったご様子。まだ私が出発して間もない頃、既に中間地点を過ぎた、とメールを拝受。『早っ!』と返信し、思わず、更に気持ちが逸る・・・

それでもどうにか約束の時間前には到着できた。farwaterさんがわざわざ車から降りて、見えやすい位置に立って待っていてくださった。朝の冷気の中、感謝、感謝・・・

その後、二人で林道を上がっていく。程なくして、入渓ポイントに到着。まだ少し肌寒いので、カッパ兼用の薄手のジャケットを着て釣行開始。

前回の釣行では、何とかヤマメと楽しむことができたが、小さなフライに換えた後に釣果に繋がった。極めて拙い経験と薄い知識で、今回も小さめのフライの方が良いのかな、と思い、#18のパラシュートをいくつか巻いてきた。しばらく、このフライで頑張ってみたが、最初のわずか数投目で木を釣ってしまい、あえなくロスト・・・また同じフライを結んで投げるも、今度はライントラブル・・・なかなか気持ち良く釣りを継続できない。

そんなこんなで格闘をしていたら、farwaterさんが、『そのフライじゃ見難いでしょ?、#14で全然大丈夫ですよ、これ使ってください』、と神の声。そこで、その中の一つのエルクヘアカディスに結びかえる。

farwaterさんは早々にヤマメをゲットしたが、その後、あまりパッとしないらしい。『では、もっと上流の核心の渓に行きましょう』、とおっしゃる。核心の渓っていったい・・・?

林道をてくてく歩くこと10数分。『ここはイワナが良く出るポイントですのでお好きにどうぞ』、と、またしても神の声。farwaterさんは林道をそのまま上がっていく。

ならばお言葉に甘えて・・・、ということで、エルクヘアカディスを投げた一投目、大きな石の横で派手な波紋と共にフライが消えた・・・

『うわっ!? えっ!? おっ!?』。

いったい、どんな声を出していたのだろうか・・・歩き出したfarwaterさんに余裕で聞こえていたらしく、林道の脇からカメラを構えて待って下さっている。

絶対にバラしたら駄目だ・・・、そう心に誓いつつ、慎重に手繰り寄せて、ランディングネットにそっと入れ込む。『やったー!!!イワナだ!!!』、と思った瞬間、なぜか、イワナが網の隙間から外に出る・・・???

実はこのランディングネット。釧路に居た会社の先輩から譲り受けたものなのだが、道東の大きな魚用の網らしく、20cmに満たないような魚だと網の隙間から逃げ出してしまう・・・しかし、どうにか針はしっかりと口元に刺さっており、何とかもう一度、網で掬って、何とか一匹目をゲット。

farwaterさんが、『せっかく釣った魚、逃がさないでくださいよー!』、と、カメラを構えつつ、笑顔で声をかけてくださる。

兎にも角にも、FFで人生初のイワナ。至福の喜び。。。

こんなこと、そう滅多にないはず・・・、と思い、写真撮影にも力が入る。ということで、何枚かご披露させて頂く。水中写真にもトライしてみた。木陰で光量に乏しく、珍しく、ストロボを用いて撮影。

この記事のトップに貼った写真は、一瞬、陽が挿し、なぜか周辺が緑一色になった瞬間に撮影したもの。不思議な写真になってくれて、今回の一番のお気に入りの写真が故に、トップを飾らせて頂いた。

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どれだけ撮影をしていただろうか・・・、足腰がかなり痛い。手もかじかんでいた。後でfarwaterさん曰く、『あの場所から全く動かなかったね・・・?』、とのお言葉。おっしゃる通り、まさに千載一遇の時と思い、超真剣に撮影していたから・・・

さて、同じポイントでは二匹目は出ないよな・・・、と思いつつ、しかし、餌釣り時代には同じポイントで続けて出たこともあったので、一応、投げてみたところ・・・、これがまさにBeginner's luckの極み、というやつだろうか。先ほどより大きなアタリと強い引き・・・!?

さすがに、二匹目は少し落ち着いて取り込むことができた。愛竿 Blue Heron #2 3pc が小気味良く曲がる。けど、いつものオイカワのように、弧を描く竿を撮影する余裕は残念ながら全くない・・・

慎重にネットに取り込み、魚が逃げないように、すぐに網の底を手で支え・・・、この時に、次に釣行する前に絶対にネットを購入しようと固く誓った。

釣れてくれたのは、先ほどより大きな、7寸のイワナ! 嗚呼・・・嬉しい・・・もう水中撮影をする気力は尽きていたのだが、網に収まった魚をじっくりと目で堪能。
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さすがに、もうこのポイントでは出ないだろう、と思い、10m程進んだ堰堤の手前に投げると、これまた一投目でアタリが。15cm程の黒っぽいイワナだったが、あえなく網の隙間から逃走。浅瀬を泳いで去っていくイワナをしみじみと眺め、逃げていった悔しさなんかより、その綺麗さの方にうっとりとして見入った。

正直、3匹かけたので、既にお腹いっぱい(八分目?)。気持ちにも余裕ができて、あたりを見回す。すると、色んなものが目に入ってくる。

まずは、アミガサタケ。ここまで背が伸びたものは初めて見た。バターで炒めると、すこぶる美味しいキノコ。
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ウワバミソウ(ミズ)。いたるところに生えていた。いくつか摘まれた形跡が残っていたものもあった。これだけ生えていたら収穫しても良かったのだが、なぜか摘んで帰る気持ちにならない(気持ちの余裕がないだけ)・・・。釣りの魔力って凄い、と思う。
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イワタバコ。これも群生していた。成長の遅い野草が故、私は摘まないようにしている。
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その後、farwaterさんと合流し、更に林道を歩くこと30分? 大汗をかきながら急な斜面を何とか下りきって、更なる上流のポイントに入渓した。こんな小さなポイントに丹念にフライを投げ込むと、小さいながら、元気なイワナが遊んでくれる。
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反応は良く、何度もバラしたが何とか2匹を追加。すべて逃走され、写真はなし。代わりに、farwaterさんが魚をかけた直後の勇姿を一枚。
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このエリア最後の好ポイントでは、farwaterさんはフライを投げる素振りは全く無く、あっさりと私に譲って下さった。その気持ちに応えなきゃ、という意気込みでフライを投入。farwaterさんの目の前で何とかフッキングしたのだが、あえなくバレてしまった。”あ”-っ!”という私の叫びが渓に響く。最後を綺麗に終わりたかったのに・・・残念無念。

脱渓し、farwaterさんと肩を並べて、てくてくと林道を下る。歩いても歩いてもなかなか車の場所に着かない・・・釣り上がった後の体力を消耗した体では、例え下り道でも、かなり辛い・・・ 楽しい釣りをするためには、体力も鍛えないと・・・と再認識。今年初の大汗をかいた。

そんな体の状況でも、山菜や木の実だけはしっかりと目に入ってくる。林道脇を車で走っている時も、かなりの高確率で目に入ってくる。ハンターの目、というものなのだろうか・・・? 家内曰く、動態視力に優れている、とのこと。残念ながら、山菜を見つけること意外には、あまり、ご利益はなさそう。何よりも肝心なフライのアイは老眼鏡をかけないと全く見えないので困る・・・

そんな訳で、林道脇に生えていたキイチゴ(モミジイチゴ)。至るところに、鈴なりになっていた。時折摘みながら、もぐもぐ、と口を動かして林道を下る。来週くらいにもう一度来ることができたらベストタイミング。たくさん摘んでジャムやジュースでも作れるのだが・・・残念ながら週末は仕事で不可。
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マタタビ。これはどこの林道でも必ず見つかる。秋には、綺麗な実を付ける。虫が卵を産み付けることによってできる瘤、いわゆる『虫癭(ちゅうえい)』の実で作った果実酒は有名である。ちなみに、サルナシ、もたくさんあったが、写真は撮り忘れた。秋に実がなった状態で撮影した方が興味深いと思われるし・・・
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車に到着したのは、14時を過ぎていた。早朝から遊び続け、足も膝も笑っている状況・・・2日経った今でもまだ少し筋肉痛が残っている。

それにしても、FF人生初のイワナで5匹の釣果、バレた魚がすべて釣れていたら、もしかしたら、ツ抜け、だったかもしれない。最高の一日となった。

farwaterさん
相変わらず、足手まといだった私でしたが、お付き合い頂きまして、本当にありがとうございました。今後とも、よろしくお願い致します。


さて、今、この記事を、関西空港近くのホテルの部屋で書いている。昔はANA系列の高級ホテルであり、何か特別な理由がないと泊まれなかったが、50階に位置するこの部屋のお値段は楽天価格で6000円台後半。お陰で、こんな夜景を撮影することができた。りんくうタウンから北側を望む風景。
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本日の仕事先の名古屋では、名古屋名物でお気に入りの、『あんかけスパゲティ』、を食べた。俗っぽい食べ物だと思うが、なぜかハマってしまう味。これについては、またの機会に触れたいと思う。
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明朝、関西空港に、Franceから、『神』、がやってくる。Neuro Interventionという世界の神。まだ、手に残っている、イワナの心地よい感触。これを励みに、今世紀最大の大仕事を乗り切りたいと思う。
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Comment
おめでとう
Topの写真いいね!
老眼に負けず頑張りましょう。お互いにねw
おはようございます

すごいなぁ、昨年から始められたんですよね。
一期先輩としては(笑)うかうかしてられないっす(笑)
初イワナおめでとうございます。
こんばんは

初イワナおめでとうございますっ!
Green Cherokeeさんの慌てる姿はすぐに想像できてしまいます(笑

大変だと思いますが、お仕事がんばってください!!

お魚だけでなく、野草もいい感じですね!
ミズは根っこを生で食べてもおいしいんですよね。。。食べたい衝動が(笑
お疲れ様でした!
こんばんは^^。
イワナの素敵な写真とともに、green cherokeeさんの笑顔が浮かんでくるようないい記事でした!楽しかったですね~。ぜひまたご一緒しましょう!
それにしても、私のことずいぶんと善人に描きすぎじゃないですか?(笑)
soraちゃん、コメントありがとう。
老眼はお互いに辛いよね・・・特に、ラインを針の穴に通すのは、老眼鏡をかけても尚、超苦労してるよ。
音楽ネタも少しずつアップしたいと思っているので、お楽しみに。そのうち、YMさんネタとかも書こうかな!
siroyamasakuraさん、こんにちは。コメント、ありがとうございます!

ど素人の域からなかなか抜け出せずお恥ずかしい限りですが、siroyamasakuraさんのブログを参考に学びつつ、少しずつ上達してきているような気もします・・・ ^^;;

いつか、Y川でもご一緒したいですね!
mihiroさん、こんばんは。

そうですね・・・僕がデカいのかけて、”固まっている姿”、つぶさに観察されていますものね・・・ ^^;;

ミズの根は、包丁で叩くと、トロロ、みたいになります。お酒と一緒に・・・最高のツマミですよ!
未成年を卒業した暁には、是非ご一緒しましょう!
farwaterさん、コメントありがとうございます。
いやいや・・・、事実に基づき活字にしただけでして、文字通り、善人そのものでしたよ、私にとっては。
また是非、ご一緒くださいね!
 初イワナおめでとうございます。

 僕も初めて釣った時、ドキドキしました。
 この美しさは造れません。
 自然の造ったものって綺麗ですね。

 オイカワで練習したことがそのまま渓流で通用したんだと思いましたよ。

 オイカワで合わせ、流し方を練習しておくと本当に上手くいきます。
 
おめでとう(^-^)/ 一喜一憂している、はしゃぎ振りが目に見えるようだよ!
jetpapaさん、おはようございます。

オイカワのFFの経験は、大いに役立ちました! けど、やっぱり渓流は大変ですよね… たくさんフライをロストして、ティペットも何回か結び直したりして。

とは言え、ブツブツ自問自答しながら渓流を釣り上がるのも、最高に楽しかったです。

いま、新幹線で、芥川近くです。晴れ間が挿して来ました!

今週末は、大阪在でしょうか? この様子なら、今日は釣行できそうですね!
Ikedaくん、おはよう。
文字通り、一喜一憂、してました… (笑…涙)
大学時代から、もっと釣りに行っておくべきだったなぁ…なんて思ったりしてる今日この頃…
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プロフィール

Green Cherokee

Author:Green Cherokee
東京都武蔵野市在住。S40年7月生まれ。
元より雑魚(Zacco)が大好きでちょくちょくミャク釣りを楽しんでいましたが、ひょんなことからFly Fishingに転向。安近短の里川で2011年夏よりZacco Fly Fishingをスタート。
釣りだけでなく野草やキノコも大好き。身近な里川の四季の変化を愉しみつつ、水面や地面に眼を走らせています。
愛車は、2000年式の緑色のJeep Cherokee。極めて非経済的な車で、あちこちガタが来ていますがそれでも偏愛しており、他に魅力的な車が見つからず困っています・・・

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