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韋駄天と出会えたY川釣行記

6月18日(月曜)。気温26℃の初夏の陽気。

土日も含め、先週は5泊のハードな仕事だったため極度に疲労・・・ 今日の午前中は打ち合わせを電話で済ませ、午後はめでたく半休を取得。となれば、やっぱり行くしかない!

今日は、予てからずっと気になっていた、あることを実行する最大のチャンス。それは、Y川やK川で釣りを楽しむための年券購入。

生憎、以前よりカーナビのHDDがクラッシュしており、ずっと使用できない状況が続いているが、にわか作りのカーナビが意外に威力を発揮してくれる。EmobileとiPod Touchの組み合わせで、受信状況に問題なければ、ほぼ問題なくカーナビとして機能してくれる。
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ちなみに、年券を購入したのは、上州屋・新座店。以前、試しに、小金井街道沿いの上州屋に行ってみたが、基本は、漁協が置いて行かない限り販売はしないらしい。小金井店の店員は、海外で釣りをしたことがあるらしく、日本も釣りのLicenseを徹底するべきだ、と熱っぽく語っていた。

さて、上州屋の新座店。iPod Touchによる地図を貼っておく。
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以前、カチーフさん に教えて頂いた通り、しっかりと年券は置いてあった。FFは、リール付き、の年券になる。最近、コンビニの機械を使って年券や日釣券が購入できるようになった。しかし、どういう訳か、この、リール付き年券、が売っていない。

要するに、リール付き年券を買おうと思っても、それなりに足や手段がある人でないとなかなか購入できない。上州屋の店員さんに、”漁協にちゃんと言っておいてくださいよ”、とお願いしてみたら、”彼らは全然積極的じゃないですよ・・・”、と、全く興味ない様子。

ようやっと、めでたく入手できた年券。この券を購入したのは私で2人目。購入者の履歴が分かるようになっており、なんと1人目は5/18に購入されたカチーフさんご自身だった。どうせ年券を発券するのなら、やっぱり、漁協は買ってもらう努力をするべきだと思う。
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年券を無事にGetし、気持ちも新たにY川を目指す。程なくお腹が空いてきて、頃合良くお店を見つけることができた。この内容でワンコインの500円。一応、うどんも手打ち。安くてボリュームもあり・・・で、とてもありがたいことなのだが、牛丼も今や280円。店側にとっては厳しい時代だとつくづく思う・・・
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Y川のいつものK橋に到着したのは14時過ぎ頃。それなりに風が吹いていたので、いつものウェット、mihiro100均special改、を結び、いざキャスト。渓相、というか、河相?はかなり変わっていて、大好きだった流れは瀕死状態。本流側も水量が少なく、底石にはコケが付きヌルヌルの状態。
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それでもFlyを投げるとすぐにアタリがあり、小型のオイカワをGet。
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同じような型が続くので、下流側に移動。試しに、瀬のど真ん中にFlyを流してみたら、ガツンと強いアタリ。愛竿 Blue Heron #1-2が綺麗にしなってくれる。
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慎重に手元に寄せてみたら、婚姻色の韋駄天くん! 『よーし、写真を撮ろう!』、と思ってぶら下げた時に、暴れに暴れて、そのまま足元にポチャン・・・という訳で、写真はなし。ちなみに、こんな瀬の部分だった。
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なるほど、この時期は瀬が狙い目か・・・、と妙に納得し、再度、上流側に戻り、気になる瀬に戻ってみた。そこには堰堤というか魚道まがいの傾斜があるが、良く見ると、5cm程度の鮎が果敢に遡上を挑んでいる。写真では小さくて見えないかもしれないが、常に小型の魚が挑んでいる。しかし、見ている限り、堰堤越えに成功した魚は一匹も居ない。賢い鮎が一匹、もっとも傾斜が緩やかそうな右ぎりぎりの場所を登るものの、途中で力尽きて、じっと石にしがみついている。
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もっと緩やかな傾斜の魚道を作ることができなかったのだろうか・・・ jetpapaさん が良くおっしゃっていることを目の当たりにした。人間が作ったコンクリートの堰堤一つで、行くべき川を遡れない魚がたくさん居ることを・・・

何だかすぐに竿を出す気になれなくて、そのまま上流を探索。工事の後、水量はすっかり減ってしまい、とてもポイントになりそうな場所はない。しかし、魚の代わりに、とても美味しそうなクレソンとオオカワジシャを発見。最近気づいたことだが、この時期に改めて、小型な株が成長していく模様。摘んで帰り、胡麻和えにでも・・・と思ったが、もう少し、成長を待つとしよう。
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さて、気になる瀬に戻り、再度、Flyを流してみる。程なくして、ガツンと大きなアタリ。凄く重く、なかなか魚が顔を出してくれない。先ほどの失敗もあるので、できるだけ慎重に手元に寄せ、そのまま浅瀬に魚を移動させた。釣れてきてくれたのは、こんな韋駄天くん。綺麗過ぎて、しみじみと見惚れる・・・
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あまりに綺麗なので、いろいろと写真を撮ってみた。
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せっかくなので、水中写真にもTry。種の保存のために、ここまで変わるオイカワの顔と身体。手のひらにずっしりと来る体つき。先日釣った小さな岩魚よりずっと大きくヒキも強かった。イワナも最高だが、オイカワの魅力も捨てたもんじゃない。
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写真撮影で痛くなった腰を伸ばした後、気持ちも新たに、先日、渓流用に巻いた#18のmihiro100均special改に結びなおし、少し下流の瀬に流してみると・・・再び大きなアタリ。写真ではあまり曲がっているように見えないが、実際のところ、かなりしなった(そういうタイミングではなかなか撮影できないもので・・・)。
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再び慎重に寄せると、まさにイワシサイズのオイカワの雄。この個体は婚姻色が強くなかったが、これまた、とても綺麗。お腹もでっぷり。とにかく、ずっしりと思いオイカワだった。
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痛い腰をさすりつつ、再度、水中撮影にTry。それにしても、背びれや、細かな模様が本当に綺麗・・・
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最後の2枚の同じような構図の写真は、日中シンクロみたいな感じで、ストロボあり・なし、の比較。オイカワの綺麗な色を表現するためには、ストロボ使用も効果的だった。

撮影に没頭していると、網を持った親子連れが近くに寄ってきた。”オイカワの雄、見たことある?”、って声がけしたところ、”ありません”、とのことで、子供の手のひらに載せてあげた。2~3年生くらいだろうか。その男の子に、”手を出してごらん。手が乾いたままだとお魚さんが傷ついてしまうから、ちゃんと濡らすんだよ・・・”、と語りかけ、手のひらに水をかけてあげた。こういう些細な経験が、大人になるまでずっと残ってくれると嬉しいな、と思いつつ・・・

韋駄天くんが3匹釣れて、既にお腹いっぱい。ふと水面を見直すと、小さな魚が至るところでジャンプしている。風は更に強くなってきたが、試しにDryを・・・という気持ちになり、真冬からずっと封印していた、小畦3号まがいのダブルウィングを結びキャスト。すると、一投目で小型のオイカワをGet。
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実は、先日の渓流釣行後にフロータントをカバンに入れるのを忘れてしまい・・・浮かなくなるまで何度か投げる度にバイトはあるものの、ことごとくのらない。そのうち、不注意で右の長靴に浸水し・・・、そろそろ潮時と思い納竿した。

小型が多かったが、たくさん釣れた日だった。しかし人間は贅沢なもの・・・、ついつい韋駄天と比べてしまい、”ちっさ・・・!”、とか呟いてしまうが、確かに、韋駄天の魅力って相当凄いと思う。

日曜の昼に終了した先週来の仕事はかなりハードだったが、確かな達成感があり、極度の疲労感はあれど気分の良い後味となっていた。そこに、本日の釣行、というオマケ付き。いわば、清涼感あるデザートみたいなものか・・・?

さて、美味しいデザートも食べたことだし、明日からまた、頑張るとしよう!

(6/20に追記)
最後の写真のオイカワは、雌かも??、と今頃思いました次第です・・・
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Comment
GreenCherokeeさん、こんばんは。買っちゃいましたか、年券・・・。お互い物好きですねぇ・・・(笑)。
でもそのおかげでしょうか、良い釣りできましたね。韋駄天クンの水中撮影、実にお見事です。私もそろそろ韋駄天クンに会いたくなってきました。
カチーフさん、こんにちは。
はい、買っちゃいました・・・、物好きですよね、お互いに・・・ ^^;;
ご指摘の通り、韋駄天さんとの出会いは、年券のご利益、ということにしておきましょう!
 こんばんは

 きれいな韋駄天さんの写真良いですね。
 小畔川では濁り水で少し離れると霞んでしまい、韋駄天のギラギラした婚姻色が判りませんでした。
 こんな写真を撮りたいです。

 この時期何故瀬か?
 それは産卵のための縄張りなのです。
 瀬は、石に泥がつきません。
 きれいな小砂利が敷き詰められたベッドで、愛の語らいをするのです。
 釣られると次の順位が入っています。

 何故、ギラギラするのか?
 このあたりのところを、私見ですが暇ができたら書いてみたいと思います。
jetpapaさん、こんばんは。

小畦川の濁りは心より悩ましい限りですが、そんな悪状況の中で韋駄天さんに出会うことができて、本当に良かったですね。

瀬に出る理由、なるほど、納得です。そんなところに毛鉤を流してしまうことに微妙な気持ちにはなれど、その葛藤こそ、釣り人が故であり、けど、結局、釣りに行ってしまうので、だからこそ、魚には精一杯の敬意と思いやりを表したいものですね。

なぜ、ぎらぎらするのか。雄の力を誇示するためだとは思いますが、だからと言って、なぜここまでに変わるのか・・・

jetpapaさんの私見を、是非、教えて頂きたいです。
記事のアップ、楽しみにさせて頂きますね!
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プロフィール

Green Cherokee

Author:Green Cherokee
東京都武蔵野市在住。S40年7月生まれ。
元より雑魚(Zacco)が大好きでちょくちょくミャク釣りを楽しんでいましたが、ひょんなことからFly Fishingに転向。安近短の里川で2011年夏よりZacco Fly Fishingをスタート。
釣りだけでなく野草やキノコも大好き。身近な里川の四季の変化を愉しみつつ、水面や地面に眼を走らせています。
愛車は、2000年式の緑色のJeep Cherokee。極めて非経済的な車で、あちこちガタが来ていますがそれでも偏愛しており、他に魅力的な車が見つからず困っています・・・

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