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イワナの渓と里山三昧 ~前編~

4月26日(土)

週末が仕事で潰れ続け、待ち焦がれたGW初日。大好きな里川沿いに質素な別荘を持つ会社の仲間(通称・イタ長)から毎度のお誘いがあり2家族+私で集結。この里川から支流を車で20分程遡ると、そこには小規模なイワナの渓がある。

メインは仲間との飲み会なのだが、Fly Fisherの端くれとして、こんな絶好のチャンスを逃す訳にはいかない。独り遅れて参加することをイタ長に声高らかに宣言し、別荘を素通りしてイワナの渓へと向かった。ポイントに到着したのは15時過ぎ。夕まずめの短時間一本勝負。

実は、イワナの渓には人生初の単独行。無理は禁物なので、まずは頃合い良い近場から渓に降りてみた。日陰になる部分には未だ残雪の姿。思わず、ジョニー印・愛竿バンブーと記念撮影。
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ここぞと思われるポイントを丁寧に探ったつもりだが、反応は皆無。いきなり『ボ』に終わる姿が脳裏を過ぎる。そのまま高巻くことができない堰堤まで釣り進むも、依然として反応ゼロ。川通しに戻りつつ、とりあえず山菜を撮影。

イタドリ。山菜と言うよりは雑草の部類だが、良い太さのものがたくさん。炒め物や浅漬けにしても美味しい。
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ニリンソウ。大好きな花。歯応えも良く美味しい山菜なのだが採取しないようにしている。見た目そっくりのイチリンソウは毒と言われている。花が咲いていれば区別はとても簡単なのだが、同じ場所に生えているのでタチが悪い・・・。ちなみに、猛毒のトリカブトの小さい時にも葉が似ているので要注意。
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林道まで戻り、遠くの山桜を愛でつつ、まだ見ぬ一尾を夢見て志し高く歩く。初夏のような気候で汗が噴き出してくるが、アドレナリンが出ているのか全く不快には感じない。
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そして、既に傾きかけた陽射しの渓に降り立った。
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すぐ横に残雪があり、涼を取りつつ、且つ、気持ちを落ち着かせるために愛竿を置いて記念撮影。
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その後、再び、ここぞというポイントにフライを投じる。途中2回だけ反応があったがスッポ抜け。一尾はかなり派手な水しぶきをあげてフライに喰らいついてくれたはずなのだが、全く手応え感ゼロでスッポ抜け。

そして時間切れ間際、ここで出なければ魚が居ないのでは、というポイントにフライを投じたところ、黒い魚体が澄み切った水の底から姿を見せて、口を開ける瞬間まで見えた。“今度こそ貰った!”、と思った瞬間、足元がぐらっ・・・と半ごけ状態となり尻もちをついてしまい、思わず愛竿を水中に手放してしまった。すぐさま竿を拾い、もしやフライの先に魚が・・・と期待しつつ竿を持ち上げると、ただただ虚しくフライだけが戻って来た。何ともド素人的なミス・・・。思わず独りで愚痴る。近くにfarwaterさんがいらっしゃったら、きっとまた“うるさいっ!”、って言われることだろう・・・ (^^ゞ

ここで時間切れ。この日は3バイト・ノーフィッシュ。『ボ』に終わってしまったのだが、魚の反応だけはしっかり確かめることができた。嫌がおうにも明日への期待が膨らむ。

納竿して車に戻り、わずか20分後の18時前には仲間の別荘に到着。“え~っ、思ったより全然早い!”、とか、ちびっこ達から“お魚、一匹も釣れなかったの~!?”、とか言われたのだが、これも全て想定内の出来事であり、お構いなくピッチ良くビールを飲み進んだ。

たまたま、ジョニーさんの御子息と同じ小学校で同学年の男の子が居て、友達のパパが作った釣竿を見たいと言う。彼の目の前で竿を繋ぎ彼に差し出したところ、自分で効果音を発しつつ楽しそうに愛竿を振っている。思わず、愛車・緑チェロキーをバックに記念撮影。
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陽もすっかりと沈み、焚火の温かさが心地良い。
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その男の子の父親が、何と炭火を使ってコーヒーの生豆を焙煎し始めた。後ろは私が持参したギタレレを開放弦のままでじゃかじゃか弾きならす弟くん。彼の人生初の試みは大失敗。コーヒーと似ても似つかぬ変な味に仕上がり・・・、これを見かねたイタ長が、近所にお住まいで、この里山でとても素敵なCaféを営むご夫婦をご招待。そのCaféの美人ママさんの手ほどきを受けて焙煎すること3回目。思わず、“これこそコーヒーだよ!!”、という味に仕上がり皆で称賛の拍手。
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2家族が帰った後は、イタ長、Caféのご夫婦(旦那様のご職業は木こり!)、そして私の4人で飲み直し。イタ長とママさんのツーショットをパチリ。
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そして最後は、ママさんお手製のグレープフルーツパイで締め。
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釣りの部は『ボ』に終わったが、有難いことに翌日のチャンスが残されているため、いつもの(?)悔しさと共に家路に付く悲しさとは段違いの差。この日は翌朝に備えて早めに就寝することに・・・。しかし、そもそも愛しの渓までわずか20分。改めて考え直してみれば決して早起きする必要もないくらい、何とも恵まれた贅沢な場所なのであった・・・

このようにして、充実の里山初日が終了。すぐ隣の渓のせせらぎを心地よく耳にしつつ、瞬く間に眠りに落ちた。

‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

~後編に続きます~


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Comment
なんかいいですね。
GreenCherokee さん
こんばんは。
釣果は残念。次のためにとっておきましょう。
さて。クラスは違えど知ってるよ。ということでいつか同級生になったらよいなぁと思いました。
やっぱりどこかでつながっているんでしょうね。
出会いに感謝です。
関東はイワナがいっぱいおるなあ
プラントFさんのバンブーで釣っていないのは,
オイカワとイワナだけです。
オイカワはいつでもOKなんですが,
問題はイワナです。
ホームリバーのイワナが釣りきられてしまいましたから,他には1本の溪しか知りません。
でも,そこの日券は3000円もするし,エッサマンもいっぱいいるし・・・・
夏に,また関東に行こうかなあ?
かみさん,許してくれへんやろなあ・・・・

 イワナのすっぽ抜け

 判りますね。
 オイカワで慣れてしまうとヤマメも合わせが早すぎてすっぽ抜けることがあります。
 イワナは、クーゼ?それ合わせだ!で十分です。
 なお、クーゼというリールをセットすると完璧です。
 お試しあれ!
足元グラッ!
こんにちは。
もらった!と思った瞬間に足元グラッで半こけとは!!!
失礼ながら爆笑してしまいました。
そういうこともありますよ。
これでますます翌日の初イワナ編が楽しみになりました^ ^
ジョニーさん、おはようございます。
初日は『ボ』で終わりましたが、翌日の作戦を練るための良い下見釣行になりました。
人の縁って本当に不思議ですよね。出会いに感謝です!! クラス替えもあと3回あるようですし、きっと、どこかで同じクラスになるかもしれませんね・・・ (^^ゞ
リョウさん、おはようございます。
探してみると関西でもいろいろと良い渓があるのかもしれませんが、確かに、イワナ釣りに関しては関東以北の方が有利なのかもしれませんね。
さてさて、第二回の関東遠征は実現しますでしょうか・・・? 楽しみにお待ちしていますね~♪
jetpapaさん、おはようございます。
確かに、オイカワの時の癖が浸みついてしまっているようで、フライに反応があると、つい早合わせをしてしまいます・・・ (^^ゞ
クーゼのリール、WEBでチェックしてみました。なるほど、GRAINのリールなんですね!! COUSEを使って”食うぜ!”、何だか名前の御利益にあやかれそうですね!!
wind knotさん、おはようございます。
あの一尾は本当に悔しかったです。絵に描いたような失敗で、実は自分でも笑ってしまいました・・・ (^^ゞ
ちなみに、転んでから最初にしたことは愛竿のチェックでした。危うく踏んでしまう寸前で・・・ 無事を確認して超安堵でした・・・ (^^ゞ
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プロフィール

Green Cherokee

Author:Green Cherokee
東京都武蔵野市在住。S40年7月生まれ。
元より雑魚(Zacco)が大好きでちょくちょくミャク釣りを楽しんでいましたが、ひょんなことからFly Fishingに転向。安近短の里川で2011年夏よりZacco Fly Fishingをスタート。
釣りだけでなく野草やキノコも大好き。身近な里川の四季の変化を愉しみつつ、水面や地面に眼を走らせています。
愛車は、2000年式の緑色のJeep Cherokee。極めて非経済的な車で、あちこちガタが来ていますがそれでも偏愛しており、他に魅力的な車が見つからず困っています・・・

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