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イワナの渓と里山三昧 ~後編~

4月27日(日)

前日の酒のダメージも無くAM7:30に起床。渓流釣りの朝としてはあり得ないくらい遅い時間ではあるが、イワナの渓はすぐ目の前。シャワーを浴びて支度を整えて、それでもAM8:30には清々しい渓に到着していた。

前日と同じ山桜を見ながら林道を歩く。
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前日は『ボ』だったが結果的にこの日のための良い下見釣行となり、あのポイントをこう攻めてみよう等々のイメージがたくさん沸いていた。いつも感じる、“一投目を迎えるまでの我慢できないような逸る気持ち”、もほとんど無く、とても落ち着いた気分でいきなり野草が目に入って来たりして、ついつい撮影してしまう。

猛毒なトリカブト。
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大きな蕾のような若葉を付けていた(蕾ではないと思っているのだが・・・)。
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渓流で良く目にするユリワサビ。小さいので摘まないようにしているが美味しい山菜。
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いよいよ釣行開始。昨日反応があったポイントを静かに丁寧に攻めてみた。しかしなぜか反応ゼロ。昨日の夕方釣行とは異なり空は明るくて気分も爽快なのだが、早速、『ボ』の字が再び頭を過ぎる。

その後も、“如何にも”というポイントを丹念に探るものの反応が皆無。そのままポイントも終盤にさしかかった頃、今までの静寂を突然破ってくれたのは・・・
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良かった・・・ ようやく今季初のイワナの顔を拝むことができた。
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嬉しくて、ついついたくさん撮影してしまう。その間、必ず口が水に浸かるように魚を寝かすようにしている。
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そして、優しくリリース。この一尾のお蔭で急速に安堵。そのまま少し釣りあがり、大岩だらけになってきた昼頃に脱渓した。
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脱渓の途中で見つけたミズ(ウワバミソウ)。まだまだ小さい・・・
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林道に戻り、清々しい空を仰いだ。
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林道脇にあった残雪を利用して水を冷やし、そのまま長らく休憩。目の前をオフロードバイクが2台通り過ぎて行った。大昔、KawasakiのKMX125で林道を走り回っていた自分を懐かしく思い出した。
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20分以上は休憩しただろうか。気持ち良く冷えた水を一気飲みして林道を下り始めた。途中、先ほどは素通りした気になるポイントを一か所だけ探ってみたところ、可愛いイワナがフライに飛びついてくれた。小さい割には大いに暴れて、ジョニー印・愛竿バンブーをブルブルと振わせてくれた一尾。
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顔のアップ。それにしても、綺麗だなぁ・・・イワナという魚は。
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ちなみに、前日はエルクヘアカディス(EHC)を用いていたのだが、この日はオイカワ用フライをサイズアップしたゴミのようなフライを用いてみた。フックは、昔、まるかつさんから推奨された“がまかつ”の鋭利なタイプ。何となくではあるが、EHCよりも食いつきが良いのだろうか・・・、この日は貴重な2バイトをしっかりとフッキングできた。
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林道の下り道。目を皿のようにして山を観察。すると、遥か遠くの藪の先に、極めて気になる木の芽を発見。なんと、コシアブラ。以前は良く歩いた林道なのだが、コシアブラは初見だった。光学ズームを最大限に活用して撮影、
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写真はわかり難いと思うが、至るところに山椒の芽が。若芽は今が摘み頃。タケノコに刻んで散らしたりすると美味いだろうな・・・などと考えつつ撮影。
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ヤマブキも満開。緑と黄のコントラストは本当に美しい。
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ようやく車に戻り、携帯の電波が通じる場所まで下って、イタ長に、あと少しで到着予定、とメッセージを送ったところ、“メシできてます”、との返事。イタ長の別荘に到着し、勝手に冷蔵庫を開けて缶ビールをぷはっ!と始めた途端、めちゃうまビーフシチューライスが供された。鉄鍋でじっくりと煮たシチュー・・・生涯最高レベルで美味かった。イタ長、御馳走様。良くできた後輩を持てて幸せな私・・・
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この後、イタ長が別荘の周りを案内してくれると言う。彼の車に乗り込み、彼が盛夏に涼みに行くというお気に入りの場所まで林道を登るものの、途中で残雪による通行止め・・・。今冬に降った雪の多さを再認識。カメラをイタ長宅に置き去りにしてきてしまい写真はなし・・・

そして、帰り道、昨夜にご参加頂いたCaféのママさん(Yさん)のお店に立ち寄った。小さな蔵を改造したお店で、何とも落ち着く贅沢な空間。とびっきりに美味いコーヒーを淹れてもらいつつ色々な話をしている折、Yさんもイタ長も山菜に興味があると言う。ちなみに、この素敵なCaféは小さな沢の真横にある。ならば、沢沿いを少しだけ一緒に探してみましょうか?、とお誘いし目の前の沢に降りてみたところ、何とそこは山菜の宝庫だった。そこでイタ長が、5/2(金)の閉店頃に再度お店に集結し山菜講座を開催し、その後はまた飲みましょう!、という提案が為され、満場一致(と言っても3人ではあるが)の賛成と相成り、わずか数日後の再会を誓いお店を後にした。

その後、イタ長宅に戻り荷物を片付けた後、ならば次回のために山菜の下見にでも・・・となり、イタ長宅前の登山道を少しだけ登ってみたが、ウルイ(オオバギボウシ)、モミジガサが数株だけ発見できた程度だった・・・

さて、いよいよ里山ともお別れ。名残惜しいことこの上なく、帰路の途中にお気に入りの里川にて日没までのわずか20分だけ竿を振ってみたところ、Zaccoとは思えないような強いヒキ。もしや、大きなウグイでもかかったか?、と期待してラインを手繰り寄せたところ、ネット相対的・尺超えカワムツだった。
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夕暮れ時、愛車と里川を記念撮影。
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‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

イワナの渓と里山・里川を満喫できた二日間。イタ長の別荘のお蔭で、里山に住むという疑似体験まで実現できた最高の二日間となった。次回の山菜講座の前には、再び少しだけ竿を振ってみよう、と心に固く誓いつつ、家路を急いだのだった。






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Comment
 最高でしたね。
 背中におぶさって案内していただきました。
 山菜、美味しそうです。
 福島の庭には大きな山椒があります。
 再来週は摘みに行ってきます。
盛りだくさん!
こんばんは。
岩魚、山菜、カワムツ、そして仲間との時間…
盛りだくさんな休暇ですね!
季節が進めば、さらにきのこ狩りもありますね^^
釣りだけでなく、山そのものを楽しまれるGreen CherokeeさんやJICKYさんのスタイルは憧れです。
山菜は少しわかるようになりたいのですが、タラとコゴミ、ミズくらいしかわかりません。
食べられない種もあるそうなので、なかなか怖くて…^^;
これもTNK?
こんばんは。良いサイズのイワナですね。
一雨あはイワナが沸いてくるなんていう話もあるほどですね。
釣りもともかくですが野草などに詳しいグリチェロさんですからそれは充実した時間だったですね。
例の粗品ですが、なににしようか?とかんがえていたのですが今決めました。
しばらくお待ちくださいね。次回お会いする時までに作っておきます。
jetpapaさん、おはようございます。
なるほど・・・魚に出逢えたのは、jetpapaさんが背中からアドバイスしてくれていた訳ですね・・・ (^^ゞ
実は、5/2(金)にも渓に出向き魚に出逢えました。夜は収穫した山菜をツマミに深酒してしまい・・・
この記事も早々にアップしたいと思います。
しげさん、おはようございます。
憧れだなんて、そんな・・・ (^^ゞ しげさんの爆釣スタイルこそ、私の憧れです!!
しげさんがいつも行かれるような深い山には、きっと、もっと立派な山菜やキノコの宝庫だと思います。これを愉しまない手は無いですよね!!
私の体力で、釣り&遡行のしげさんについていける渓は少ないかもしれませんが・・・ (^^ゞ 禁漁後の秋の渓流探索なら何とかなるかもしれません。きっとたくさんのキノコに出逢えるような気がします!!
ジョニーさん、おはようございます。
そう言われてみると、これも確かにTNKですね!! 5/2(金)の時はTNKF(釣って飲んで食って二日酔い・・・)でしたが・・・(^^ゞ ともあれ、とても充実した時間でした。
クイズ正解の粗品、とても楽しみにしています!! (^^ゞ
リッチでパワフル
ええ釣行してきゃはりましたな。
イワナ釣りたいなあ。
ぼくは昨日無理をしすぎて,
太ももが痙ってしまいました。
歳を考えた釣りに徹しなければならないことを,
痛感しました。


こんばんは。

お見事です!
前日のリベンジをしっかり果たしましたね(^-^)

しかし、羨ましい同僚をお持ちですね。
ふらっと釣りへ出かけ、帰ってきたらご馳走が出てくる・・・。
最高(^-^)/

先生、教えてください!
ユリワサビという名前を初めて知りましたが、沢に生えているあれですよね。ワサビのような茎?の部分は無いのでしょうか?
先日の釣行でイワナの刺身を食べたときに、ワサビになるかなぁ?と思ったものですから(^-^;
リョウさん、こんばんは。
良い運動をされたようで・・・ (^^ゞ
今回の私は初の単独行だったので、無理をせず、がモットーでした。お蔭で筋肉痛にはなりませんでしたが、それでも途中で尻もち付いたりズルっと滑ってバランス崩したり・・・
お互いに無理せず、怪我無く続けたいものですね!!
co-dropさん、こんばんは。
何とかリベンジを果たせて良かったです・・・ (^^ゞ
脱渓してわずか20分後にはメシが出てくる・・・、これは超理想的ですね。ちなみに今回(5/2)は風呂まで沸かしてくれていました・・・ (^^ゞ
さて、ユリワサビですが、本当にワサビに比べるととても小型のものです。co-dropさんが出向くような渓だと、本物のワサビの方がむしろ目に付くかもしれませんよ。
ただ・・・、本物のワサビもユリワサビも、根は大きくならないんです。どちらも茎や葉を食べる山菜なんです。我々に馴染みのあるあの立派な根っこは、実は栽培物なんですよね・・・
という訳で、次回のイワナの刺身は、是非、チューブのワサビと醤油を持参して美味しく食べてくださいね!!
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プロフィール

Green Cherokee

Author:Green Cherokee
東京都武蔵野市在住。S40年7月生まれ。
元より雑魚(Zacco)が大好きでちょくちょくミャク釣りを楽しんでいましたが、ひょんなことからFly Fishingに転向。安近短の里川で2011年夏よりZacco Fly Fishingをスタート。
釣りだけでなく野草やキノコも大好き。身近な里川の四季の変化を愉しみつつ、水面や地面に眼を走らせています。
愛車は、2000年式の緑色のJeep Cherokee。極めて非経済的な車で、あちこちガタが来ていますがそれでも偏愛しており、他に魅力的な車が見つからず困っています・・・

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