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STBQ 2014 ~滔々と流れる釧路川・前編~

11月02日(土)。待ちに待った釧路川でのSTBQの日。

今回で3回目の釣行(過去記事『1回目』『2回目』もご参照ください)。11月最初の土日の恒例行事と化しつつある。3回目にして、この釣行会の名称が決まった。

STBQ … Study To Be Quiet

かの名著・アイザック・ウォルトン氏の『釣魚大全』の最後の一行を飾る言葉であり、釣魚大全の哲学が凝縮された言葉でもある。名医でありイトウ釣り名士でもあるM氏により命名された。

前日は6名が勢ぞろいし前夜祭を敢行。釧路駅前の居酒屋でイクラ丼に驚愕している頃には既に本降りの雨に・・・、しかも釣行当日も終日雨の予報。釣行の朝、ガイド役のTeddyさんが経営される塘路ネイチャーセンター(以下、塘路NC)の素敵なカラマツの森はしっとりとした霧に囲まれていた。雨のせいか気温は15℃程度。この時期の塘路としてはかなり暖かい。
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他のメンバーも私も雨で気分は滅入り気味ではあるものの、最近はほとんど雨もなく減水気味だったとのことで逆に爆釣を期待できるかも・・・!?、などと個人的にはかなり期待し、出航ポイントに到着。

しっかりと雨対策をして、まずはM氏とMM氏が先陣を切る。日本の脳血管内手術を総代表されるMM氏は初参加。超過密スケジュールを縫って駆けつけて下さった。
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私はかれこれ8年以上のお付き合いとなり、且つ、飲み友でもあるJ嬢と共に第二陣として出航。もはや恒例メンバーのSさん、Hさんに手を振りつつ爆釣祈願。
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静かに振りそそぐ霧雨の中、道東の代表的光景のような牧場脇を下る。残念ながら遠景は楽しめなかったが、逆に、霧の中に佇む釧路川の近景を愉しむことができた。
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恐れていた通り、時折、本降りの雨に・・・。雨の中を奮闘するSさん、Hさんをパチリ。雨粒がレンズに付き、なかなか綺麗な写真が撮れない・・・。
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私は最初から大物を狙い、大きめのクランクベイトを投じていた。時折、ルアーをチェイスしつつ顔を見せるアメマスがあまり大きくないので、昨年実績のある小型のシャッドプラグに換えてみたところ早速のアタリが。40cmに満たないアメマスで何とか『ボ』逃れ。
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このルアーの選択が良かったのか、この後も飽きない程度にアメマスとご対面。アタリの回数だけならかなりあるのだが、腕の未熟さとシングルフックであることも手伝いフッキング率は高くない・・・
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アメマスの顔のアップ。今年もこの顔に出逢えて安堵しつつ、しばし見惚れた。
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今回は、『Green Cherokeeと同船するとイトウが釣れる(しかしGC本人は釣れない・・・)』、という既にジンクスになりつつある過去の事例を信じて、J嬢たっての希望で同船と相成った。ピンク色のカスタムロッドにピンクの合羽を着こんで、ピンクのルアーを果敢に投じている。J嬢のキャスティングの腕はピカイチ。私と違って岸際の好ポイントにピンポイントにルアーが落ち、大したものだと感心しきり。ちなみに、今年はTeddyさんのボートで3本のイトウが上がっているが、その2本はJ嬢が仕留めたもの。彼女ももはやイトウ釣り名士と言える。
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追い越したり追い越されたり・・・を繰り返し、たまに3艇が近接する。バスプロ顔負けの腕を持つSさんは、既に70cmのアメマスをゲットし自己記録更新とのことだが、写真撮影前に逃亡されてしまったらしい。ガイドのYasuさんがアメマスを逃がすまいと、この水温(当日は10℃)の中、川(浅瀬だったが)にダイブされたらしい。さすがプロの心意気!!
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この日、良型のアメマスで幸先良いスタートを切ったMM氏の竿が曲がっている・・・と思ったら、なんと大型のウグイのスレがかりだった。如何にも雄大な湿原の中・・・という幻想的雰囲気にウー様(ウグイ)がちょっと不釣り合いか・・・!?(笑) 雨が止んだ瞬間、いきなり写真の画質がクリアになる・・・
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束の間の小雨となり、ここぞとばかりにランチタイム。Teddyさんの奥様お手製のお弁当を頬張る。食べ終わる頃にはまたポツポツと降り始め、せっかくの美味しいお米が、お茶漬けの最後の米粒のようになる・・・
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その後も降りしきる雨の中で果敢に竿を振ったものの、どのアメマスも型が小さめでせいぜい40cm強。『尺3寸!』とか大声で叫んでメンバーの気を引こうと思ったりもしてみたのだが、ガイド役のMasaさんはネットに手もかけてくれず、代わりに小さなプライヤーを手渡してくれた。魚を水面から出さずにフックを外すための気配り。そして、ネットなんか全く不要・・・という無言のメッセージ・・・

完全に番狂わせだったのが我が艇のJ嬢。私と同船して、『GCあげ○ん効果』、を期待した欲のせいか・・・(笑)、この日、最初にJ嬢の前に姿を見せたのは、お腹ぱんぱんのウー様。思わず魚を奪い取り、撮影させて貰ってしまった。
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このウー様を見て、『ウグイを釣りたい!』、と叫びつつ更に小型のルアーに交換する私を見て、ガイドのMasaさんが、『変態だぁ!!』、と大笑い。その後、狙った通りに見事にフッキングし手元に手繰り寄せてみたら30cmに満たないアメマスだった時、『なんだ、アメマスかぁ・・・』とポツリと口にしてJ嬢の大失笑を買うことに・・・。そりゃそうか・・・(笑)

滔々と流れる釧路川を背景に、愛用のタックルを記念撮影。
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終日降りしきる雨の中、愉しいおしゃべりでモチベーションをキープしつつも、さすがに釣り終わる頃にはたっぷり凍えてきた。私は何とかツ抜け一歩手前まで近づけることができたのだが、『今年は60cm以上!』と掲げていた目標は見事に崩れ、且つ、他メンバーも今一つ満足いかない結果で初日を終えることに・・・。

その後、釧路の繁華街である末広町の居酒屋にて全員で反省会。MM氏からは、『人生52歳になってここまで寒い思いをするとは思わなかった・・・』とポツリ。スキーや登山を愉しまれているものの、釣りのご経験が少ないMM氏。いきなり終日ボートの上で雨に打たれて・・・はさぞや辛かっただろう。

私からは、『私が持っているであろうイトウの神様を信じたJ嬢に、あろうことかウグイの神様を授けてしまった・・・』と反省点を述べて皆の苦笑を誘いつつ、〆にラーメンとツブ貝焼きで暖を取り初日の全行程が終了。

翌日は雨はあがるものの、北日本は大荒れで台風並みの強風との予報。果たして釣りになるのだろうか・・・というメンバーの不安は見事に的中。ボートが遡上してしまうくらい冷たい強風はもちろん辛かったのだが、あろうことか憧れの釧路川がカフェオーレに・・・。そして見事に玉砕を喰らうことになる・・・
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‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

前夜祭のイクラ丼の写真。客の掛け声の大きさに応じてイクラを山盛りにしてくれる。
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威勢の良い6名の掛け声に釣られ・・・、丼に載った以上に溢れている!!
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貧乏性の私は、滅多に食べることができないイクラ丼ということで、こぼれたイクラもすべて胃の中に収めてしまった。昨今、尿酸値も高くなってきたことも手伝い、このまま痛風になってしまいそう・・・

ちなみに、どうやらイクラは腹の中で膨張するらしい。お蔭で夜更けまで胸焼けが原因で寝つけないハメに・・・しかも、翌朝の朝食も完全スキップ。何事も適量が宜しいようで・・・

(二日目の釣行記に続く・・・)



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Comment
こんばんは。
ベイトロッド&リール、クランクベイトにシャッド、しかもカラーはホットタイガーじゃないですか!!!

そんな素晴らしいタックルで、ボートでシャローのカバー撃ち…
懐かしすぎて泣けてきますよ^^
イトウが釣れなくても、僕なら許せちゃいます^^
いつかアメリカへ行って、再びヘビーカバーのバスフィッシングをしたいですね。

イクラは僕も大好きです。
でも、同じく尿酸値が…毎年ギリギリです( ̄◇ ̄;)
目に毒な写真です。
山盛りで食べた〜い!!!!!
こんばんは。
ここは・・・ホントニ日本ノ川デスカ?
毎年、このときばかりは普段のGreen Cherokeeさんとは違う顔が見えるようで感服します。
こんばんは。
『釣魚大全』の"STUDY TO BE QUIET"。
意味をググってみたら"静かに生きることを学べ"などとありました。
年中、「たいへんだー、忙しい、どうしよう!」状態の生活をしている小生にはいささか崇高過ぎるような言葉に感じられます。Green Cherokeeさんのブログからは、いつもこの言葉の香りが伝わってきて、深い味わいを覚えます。
うまく表現できませんが、まるで風景の中に溶け込んでいくような感覚、愛を感じるのです。そこが素晴らしい!
イクラ丼、凄すぎ。もう見ただけで満腹状態のごちそうさまでした! 尿酸値、私も同じく高騰ちうです、トホホ
しげさん、こんばんは。
我が愛用のルアーロッド、実はM氏から譲り受けたスパイラルガイドの特殊ロッドです。そんな素敵な竿なのに年に一回しか使う機会がなく、常にM氏に預けっぱなしでかなりムッとされています・・・ (^^ゞ
D-Shadのマットタイガー、私のお気に入りのルアーです。本当は、プチ○ーナッツが欲しかったのですが既に廃版で、何となく似た(似てないですかね・・・)ルアーを探していたら出逢うことができました。
イクラは殺人的な量で・・・美味しく食べるには、やっぱり適量が宜しいようです・・・ (^^ゞ
wind knotさん、こんばんは。
コレハニホンノカワデス・・・ケド、ココデシカ、ケイケンデキマセン・・・ (^^ゞ
この時ばかりはルアーマンに徹しています。実はルアーロッドを握っていた年数の方が、フライより長かったりします。とは言え、年に一回だけだとやっぱりダメダメですね。思ったところにルアーが全然入りません・・・ (^^ゞ
numassan(さん)、こんばんは。嬉しいメッセージをありがとうございます!!(けど、誉めすぎです!!)
『釣魚大全』は実家におきっぱなしで読み返せない状況だったので、私もちょっとググってみました。きっと同じページを訪れたと思います。STBQ...色んな意味に取れると思います。渓流釣りなら、樹化け岩化け・・・でしょうか!!
ちなみに、私もいつもバタバタと東奔西走で・・・何か一つのことにどっしりと腰を据えて取り組んでみたいものですが・・・ (^^ゞ
イクラはまさに、少し足りないくらいがちょうど良いようです・・・ (^^ゞ
こんばんは(^_^)
イクラ丼がめっちゃ魅力的です(^O^)/
Study To Be Quiet…いい言葉ですね。
心にしみ入ります・゚・(ノ∀`)・゚
farwaterさん、こんばんは。
もう心底めっちゃ魅力的なイクラ丼に発狂してしまいました・・・、だからと言って、食べ過ぎは禁物でした。今でも、あの時の胸焼け状態をリアルに思い出せます・・・ (・・;)
Gran Lussoさん、こんばんは。
STBQ ... 本当に良い言葉ですね。長くも儚い人生の年月をかけて、Keep studying to be quiet ... を心してみたいと思いました。
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プロフィール

Green Cherokee

Author:Green Cherokee
東京都武蔵野市在住。S40年7月生まれ。
元より雑魚(Zacco)が大好きでちょくちょくミャク釣りを楽しんでいましたが、ひょんなことからFly Fishingに転向。安近短の里川で2011年夏よりZacco Fly Fishingをスタート。
釣りだけでなく野草やキノコも大好き。身近な里川の四季の変化を愉しみつつ、水面や地面に眼を走らせています。
愛車は、2000年式の緑色のJeep Cherokee。極めて非経済的な車で、あちこちガタが来ていますがそれでも偏愛しており、他に魅力的な車が見つからず困っています・・・

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