HOME   »  雑記  »  雨の中の稚鮎放流

雨の中の稚鮎放流

4月24日(日)。

前日の土曜も仕事で潰れてしまった週末。その分だけとても楽しみにしていた日曜だったのだが、朝から生憎の雨。それもかなり降っている。気が滅入りながらも雨合羽をデイパックに突っ込み、バスと電車を乗り継いで、JICKYさんが待ってくださっている目的の駅に向かった。日曜なのに仕事に行かれるJICKYさんの出勤前のわずかな時間を頂戴し至極恐縮・・・

そして、先日に試乗させて頂いたXR250との再会。JICKYさんのご厚意で、ヘルメット、荷台用のお手製アタッチメント、そして、ブーツにバイクカバーまでお譲り頂けた。そのご厚意への喜びも束の間、荷物を荷台に括り付けた頃には本降りの雨になってきた。本当はJICKYさんがバイクを名残惜しむ時間をゆっくり取れれば良かったのだが・・・、本降りの雨、出勤前のご多忙な時間帯・・・とのことで、足早に退散させて頂いた。

雨粒が顔に当たって痛いくらい・・・。とりあえず最寄のコンビニでしばし雨宿り。一向に止む気配はなかったが、それでも幾分空が明るくなってきたような気がする。こんな天候の中で、楽しみにしていたイベントが開催されるのだろうか・・・、と一抹の不安を感じつつ、再び、雨の中でバイクを走らせた。その目的地は我がHome RiverであるY川の上流部。

雨の中、傘を差す人々が集まっており、その時点でイベント自身は敢行することを認識。このイベントにお誘い頂いたのはnumassan(さん)。このイベントのスタッフとしてご夫婦でご活躍されているご様子。
20160424_01.jpg

雨の中で談笑していると、鮎を積んだ車が到着した。当日は雨だったこともあり、例年より少ない尾数とのこと。その分、このGolden week中にも再放流があるとのことだった。

関係者のご挨拶の後、皆で稚鮎を小分けの袋に入れた。
20160424_02.jpg

奥様が持つ稚鮎を嬉しそうに撮影されるnumassan(さん)。
20160424_03.jpg

放流のために河岸に下りる。
20160424_04.jpg

埼玉南部漁協のスタッフさんが先導し、いよいよ放流開始。
20160424_05.jpg

バケツから優しく稚鮎をリリースされるnumassan(さん)。
20160424_06.jpg

無事に放流を終えてご機嫌のサムアップ。ちょうどこの頃、ようやく雨脚が弱まってきた。
20160424_07.jpg

駐車場の端に小さなテーブルを出して漁券の販売開始。驚いたことに、参加者のかなりの方々が年券を購入されていた。しかも、その大半が釣りをしない方々。夏に川掃除と同時に鮎を捕まえて食す会が数回あるらしいのだが、その時のために購入されている方、そして、そもそもボランティア精神で埼玉南部漁協さんを応援する目的で購入されている方がほとんどだった。
20160424_08.jpg

この日、このイベントに参加したかった理由は、この川に更に愛着が湧くようなイベントを実行されている素敵な方々にお会いしたかったことはもちろん、もう一つの理由は漁協スタッフさんとお話することだった。

『釣り人からお金を取ることはとても難しい・・・』

私が話題を振る必要など一切なく、既に自然とこのテーマになっていた。逆ギレされてケンカになりそうなことも少なからずあるとのこと。

参加メンバーの一人から、『この川で釣りをするためには漁券が必要なことを釣人にわからせることが重要、少なくとも立て看板くらい立ててはどうか?』、という意見が出た。

私からは、『都心に近い川なのでいろんなタイプの釣り人がたくさんやってくる。都心近くの川でしっかりと漁協にお金が入ってくるモデルケースを作り、同時に、釣り人のモラルを改善するべき。そのためには少々強硬手段(現行犯を捕まえるとか)に出ても良いのではないか?』、と提案してみた。強硬手段に関してはかなり怪訝な顔をされていたが、都心近くの川が故に荒療治も必要ではないかと個人的には考えている。

この川で釣れる鮎はほぼ100%自然遡上だと教えて頂いた。放流自体は、鮎を増やす・・・ということよりは、むしろイベント的な要素が強い模様。ならば、放流はこの程度で継続し、漁協にもっとお金を集まるようにして川の環境整備等に使っても良いし、不要な工事を止めさせるような活動に使っても良いように思う。

私からもう一つお願いしたことは、『リール付きの年券もコンビニ等で販売して欲しい』、ということ。最近、自転車釣行の多い私は、リール付き年券を購入するために、わざわざ遠く離れた釣具店まで出向く必要がある。私に限らず、身近なコンビニなどで気軽に買えるようなシステムを作ることは、結果的に、購入層を広げることに繋がるはずである。

漁協のスタッフさんはとても好感が持てる方達で、『皆さんのご意見を持ち帰ります』、と答えて下さった。きっと今までにも同様の意見を受けたこともあるとは思うが、やはり言い続けることが重要だと個人的には思っている。

漁協のスタッフさんと参加メンバーにお礼を告げお別れ。その後は徒歩1分のnumassan(さん)宅で至福のコーヒータイム。
20160424_09.jpg (iPhoneで撮影)

結局この後は、とある渓流に向かうことになったのだが、この釣りについては別の記事にて・・・




スポンサーサイト
Comment
Green Cherokeeさん
雨の中、稚アユ放流にいらしていただきありがとうございます。
また念願のバイク、改めておめでとうございます!
我が町内会は環境保全意識が高くて、長年にわたり柳瀬川清掃活動と稚アユ放流に取り組んでいます。ただ残念なのは、流域の他町内会では何もやってなさそうなこと。
釣り人や散歩者、BBQ愛好者が多い下流域にも清掃活動が広がると良いのですが。

釣券のことは知らないか、どうせ漁協員は回ってこないからと無視する人も多いですよね。
私も厳格に釣りする全河川で必ず購入するとは限りません、入渓時間の関係で面倒くさいのも理由ですが…
>身近なコンビニなどで気軽に買えるようなシステムを作ることは、結果的に、購入層を広げることに繋がるはず…
これは必ず効果があるでしょうね。漁協によっては面倒くさがるかもしれませんが。
何れにしても、川で釣りするのには釣券がいるのだと認識させる掲示を増やすのはいいですね。
この件は機会あるごとに漁協員と話しするつもりです。
今回来ていた漁協員さん達、若くて意識も高いので楽しみです。
numassan(さん)、再び、こんにちは。
稚鮎放流という貴重な場にお誘い頂き、本当にありがとうございました!!
埼玉南部漁協さん管轄の河川の年券は、何故かリール付きだけコンビニで買えないんですよね。他の券は買えるようです。FFはリール使うのでリール付きで買っているのですが、ちょっと離れた国道沿いの上州屋さんまで行かないと買えなくて・・・。なので、もう一品のメニューを置いて頂く感じでご用意頂けたらな・・・と思いました。 (^^ゞ
Y川の畔にお住いの貴宅ご近所町内会の皆様、本当に素晴らしいですね!!
Y川は(もちろんK川もO川も)都心近くなのに湧水豊富で奇跡的に綺麗な河川。魚も豊富で、小さな子供たちも永きに渡り楽しく魚を採れるような環境(決して遊歩道整備なんかではなく、あくまでも水面環境)の良い河川に維持したいですよね。
そのためにはやっぱり先立つものが必要だと思われ、まずは意識を共有できる人達を増やし、そして同時にお金も集まるようになると良いな・・・と思います。
都心近くの河川故に地域にはたくさんの人が居るので、モラル改善⇒資金増⇒更に良い環境の河川⇒他の地域への拡散・・・みたいな、都心近郊型モデルケースを作れれば良いですよね!!
Trackback
Trackback URL
Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

Green Cherokee

Author:Green Cherokee
東京都武蔵野市在住。S40年7月生まれ。
元より雑魚(Zacco)が大好きでちょくちょくミャク釣りを楽しんでいましたが、ひょんなことからFly Fishingに転向。安近短の里川で2011年夏よりZacco Fly Fishingをスタート。
釣りだけでなく野草やキノコも大好き。身近な里川の四季の変化を愉しみつつ、水面や地面に眼を走らせています。
愛車は、2000年式の緑色のJeep Cherokee。極めて非経済的な車で、あちこちガタが来ていますがそれでも偏愛しており、他に魅力的な車が見つからず困っています・・・

最新記事
最新コメント
カテゴリ
# Visit
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク