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春のCTS川再訪

5月1日(日)。

前日は北海道・室蘭市内に新築移転された病院の内覧会、及び、記念セレモニーに参加させて頂いた。職員の平均年齢がとても若い病院。若手の皆様が前向きでとても優秀で、モチベーションも素晴らしい。ある意味で“医療過疎”と言われる東京都心と比べると羨ましいくらいに・・・

さて、北海道は千歳市内のホテルに到着したのは22時過ぎ。気温マイナス1℃の千歳市だったが、もしかすると、陽が昇ってしばらく時間が経てば釣りになるのでは・・・と期待し、早々に就寝。

早朝に起床し天気予報をチェック。乏しい経験を基に、もしも釣りになるとしたら9時以降・・・と勝手に判断し、ホテルの狭い一室で色々なことを片付けた。

さてさて・・・ 朝食も済ませたっぷりの日差しに満ち溢れた頃、荷物をまとめホテルのフロントに預け、極めて身軽なスタイルで川に向かった。
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『どうせ、雪シロで川は濁っているだろう・・・』、という予測とは裏腹にクリアに澄み切ったCTS川。
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そして、いつものポイントに近づいた。
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水量は少なめだろうか・・・
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水温は7℃と低めだったし、ドライフライの選択肢はなかった。迷わずウェットフライを結んだ。
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キャストすること数十回・・・何度かの怪しいアタリの後に、ようやく確かな魚の重みを感じた。『どうせ、ウグイかな・・・』、と思った矢先に、パーマークの一部が川面に浮かんだ。『ヤマメだ!!』と明確に喜ぶにはかなり違和感のある白っぽい魚体だった。

取敢えず、“ヤマメっぽい”一尾をかけた安堵と共に、ネットがなかったので十分に空気を吸わせ、砂地の浅瀬にて魚をハンドランディングした。

写真ではわかりにくいが、妙に違和感のある白さ。その後、地元の釣師に教えて頂いたのだが、正式にはギンケ(いわゆるサクラマス)と呼ぶらしい。という訳で、愛竿にギンケ入魂完了。
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魚体の角度を変えると、普通のヤマメみたいに見える。
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この一尾で急速に安堵し、ほぼ納竿気分で上流側の橋を渡った。乳幼児を連れた若い夫婦が同じ桜をバックに『初桜』の記念撮影中だったので、この一枚の後は邪魔しないようにそっと退散した。
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橋の上から愛竿Blue Heron #5-6を記念撮影。
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対岸に渡り数回キャスト。一度だけアタリは有ったが載らず・・・。のんびりと河岸で微睡んでいたら地元のルアー師がお出ましになられたので、こちらからご挨拶。そして、様々な情報を教えて頂いた。

彼曰く・・・この川には禁漁期間があるとのこと。まさに今がその禁漁期間だが、あくまでもヤマメが禁漁であって、この川にいるブラウントラウト(彼はブラウン狙いだった)やウグイを釣る分には全く問題ないとのこと。

とても好感が持てる方で、穏やかな表情で色々と教えて下さった。帰りのフライトの時間があるのでそろそろ時間切れです・・・とお伝えすると、『是非また居らしてくださいね!!』、と優しくお声掛け頂けた。こんな一言にとても嬉しくなる。しかも、異郷の地であれば尚更嬉しい。丁重にお礼を述べてお別れした。
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しかし、どうしても気掛かりなのは禁漁期間。私にとってそれは初耳情報。ヤマメもターゲットにしている私の釣行自体がNGとなる。

かなり気になって後から色々と調べてみた。少なくとも私自身が行き着いた情報としては、結論からすると、ある特定区間以外では四季を通じて特に禁漁期間は存在しないということ。
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前記事の我がHome riverにおける漁券に対しても同じことが言えるのだが、とある特定のルールがあるとしてもそれが周知徹底されていない現状は否めない。釣人に対して、そのルールが広く公開されていないし、自らしっかり調べないとその情報にたどり着かない。

真っ当と思われる釣師はちゃんと漁券購入を意識している。有限の情報の中でできる限り自ら調べ、自ら足を運んで漁券を購入する。しかし、海外では周知徹底されており、漁券というレベルを既に超えて、ライセンス(免許)と呼ばれる厳しいレベルとなる。

台湾の高山には、タイワンマスというヤマメそっくりの天然記念物が居る。台湾の釣友に聞いた話だが、日本が台湾を統治していた時代、この魚を日本人が保護したと言う。私はこの魚を見たことはないが、結果的にこの魚は枯渇せずに今も台湾で生き長らえているのは日本人のお蔭だ・・・、とその台湾の友人は言う。

川は誰のものでもなく皆のもので誰がどれだけ魚を採ろうが何をしようが関係ない・・・だったのだろうが、それは昔の話であり、今のご時世ではそうは行かないだろう。末永く釣りを愉しめるように色々と尽力してくれている(もしくは尽力すべき)筆頭は漁協だろうし、我がHome Riverにはオイカワやカワムツこそ放流されてはいないが、そのこと自体よりはオイカワやカワムツが元気に育つ環境保全のために漁協は少なからず関与してくれているはずである。

このようなことを今回のCTS川再訪にて再考しつつ、今後も訪れた川で釣りをする場合は各々のルールに則って愉しみたいと思っている。



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Comment
確かに場所での規制、場所×時期での規制、魚種での規制、全く釣りをしてはいけない保護水面の設定とかがあり北海道のトラウト規制は分かりにくいですよね。
サケ、サクラマス、カラフトマス等は周年で道内河川では全面禁漁で、ヤマメについては僕も北海道きて1年くらいは全く知らなかったのですが、北海道内水面漁業調整規制とかで、道内のどこの河川でも時期による禁漁期間が存在しています。
CTS川やTH川などの石狩、後志、檜山、渡島、胆振、空知、上川管内の内水面では、4月1日~5月31日が禁漁(6月1日~3月31日が解禁)となり、日高、十勝、釧路、根室、オホーツク、宗谷、留萌管内の内水面では5月1日~6月30日が禁漁(7月1日~4月30日が解禁)となります。(万一間違っていたらすみません。)

もちろんこの期間でも、ブラウン、ニジマス、アメマス、ウグイなどを狙って釣る分には何の問題もありません。しかしヤマメ以外も釣れる河川でヤマメを狙っているわけではないけど、ヤマメがかかってしまうということは当然あり(釣り分けられたら天才です)、僕も含め多くの釣り人は速やかにリリースすればいいだろうと解釈していますが、ネットを見ていると中には厳しい人もいるようで気をつける必要があるようです。

TH川、CTS川の釣行記読ませていただきました!
とてもお忙しそうですが、機会があれば是非ご一緒したいです♪
その時は車でフィールドご案内させていただきます。
Y川やK川の記事も東京で通っていた場所で、びっくりすると同時にとても懐かしく楽しませていただいています。

もしよろしければブログのリンクをさせていただきたいのですが、よろしいでしょうか?
やまねったさん、こんばんは。
当時、この記事を書いた甲斐がありました。状況を良くご存知のやまねったさんに読んで頂くことができましたから!!
なるほど・・・やはり文中の釣人がおっしゃっていた通りにヤマメは禁漁なのですね。勉強になりました。もちろん大事にリリースしましたが、心の中ではヤマメが釣れると嬉しいなぁ・・・と思っていましたので、やっぱり私の釣りはNGでしたね・・・<m(__)m> 今後、ブログアップ内容にも気を付けるように致しますね。
やまねったさんが東京の我がHome Riverに通っていらしたとは・・・何とも不思議なご縁ですね。東京にお越しの際はご連絡くださいね。共にZacco FFを楽しみましょう!!
そして、北海道でご一緒させて頂ける日をとても楽しみにしています。是非、拙ブログにもリンクさせてください。
この度は、とても有益な情報のご提供、本当にありがとうございました!!



僕も北海道に来た当初は知らずに、5月にCTS川でドライフライでヤマメかけてました~

ブログリンクさせていただきました!
ありがとうございます。
今後ともよろしくお願い致します(*^_^*)
やまねったさん、こんばんは。
私もリンクを貼らせて頂きました。ありがとうございます。
東京、もしくは、北海道でお会いできますこと、楽しみにしています!!
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プロフィール

Green Cherokee

Author:Green Cherokee
東京都武蔵野市在住。S40年7月生まれ。
元より雑魚(Zacco)が大好きでちょくちょくミャク釣りを楽しんでいましたが、ひょんなことからFly Fishingに転向。安近短の里川で2011年夏よりZacco Fly Fishingをスタート。
釣りだけでなく野草やキノコも大好き。身近な里川の四季の変化を愉しみつつ、水面や地面に眼を走らせています。
愛車は、2000年式の緑色のJeep Cherokee。極めて非経済的な車で、あちこちガタが来ていますがそれでも偏愛しており、他に魅力的な車が見つからず困っています・・・

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