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タイ人兄弟との不思議な出逢い ~後編~

7月25日(月)

時刻は19:30頃。タイはバンコク市内のEkkamai(สถานีเอกมัย)というBTS(鉄道)の駅を降り、大渋滞でほとんど駐車場化している道路脇でタイ人兄弟を待つ自分が居た。

前編でご紹介させて頂いた通り、その後、タイ人兄弟の兄Tと弟Bはフェリーと夜行バスに乗ることができ、翌朝には無事に東京に到着できた。そして羽田空港を離れる際、『貴方が居なければ帰国できなかった。心から感謝している。バンコクに来ることがあれば必ず連絡をして欲しい』、と半ばしつこいくらいに何度も何度も感謝メッセージを送ってくれた。

バンコクへの出張が決まった後に出発間際に彼らにメッセージを入れてみたところ、ピンスポットでしか空き時間がない私のために、わざわざ二人とも時間を空けてくれた。本当はホテルまで迎えに来てくれるとのことだったのだが、何せ大大大渋滞のために、急遽、彼らの職場の最寄駅までBTSで出向き、落ち合うことになった。

交差点近くでぼんやりと佇んでいると、窓全開で大きく手を振る一台の白いワゴン車が近づいてきた。すぐにこちらも大きく手を振って返した。ワゴン車の後部座席の自動扉が開くと、そこには何とも美しき女性が1歳児を抱えにこやかに座っていた。

早速、隣の席に座らせて頂き再会を祝うご挨拶。出逢って間もない彼らではあるが、懐かしい話題に花が咲いた。この美しき女性は兄Tの奥様のPさん。そして、彼女も流暢な英語をしゃべっていた。

不思議な出逢いを経ての再会。当然ながら旧知の仲ではないので、彼らが何の仕事をしているのかすら理解していない。色々と聞いてみたところ、そこで衝撃の事実を知ることになる。兄Tは青年実業家として9店のガソリンスタンドと現在バンコクで最先端の話題を提供しているカフェを経営するツワモノ。弟Bはそのカフェのパティシエだった。

『だったらお金持ちじゃないですか!! あの時、無理せず新幹線で帰れば良かったのに!!』

そう告げてみたところ、『北海道は貧乏旅行しようと決めたので初志貫徹したかった。けど、夜行バス移動はとても疲れたので二度とやりたくない・・・』、と返してきて全員で大笑い。

『まずは我々のカフェを見てください!!』、と兄弟が強調するので早速お邪魔させて頂いた。Facebookページも持つ『SHUGAA』というお店。
20160725_01.jpg (今回の写真は全てiPhoneで撮影。この写真は食事後の23時頃に撮影。訪れた時は店内は賑わっていた)

Ekkamai付近は高級住宅街で知られているらしいが、その界隈に何とも相応しく、私の想像を遥かに超える本当に素敵なカフェでびっくり・・・
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早速、二階席に通され、しばらくは奥様のPさんと二人だけで歓談。椅子に捕まり立ちしながら、お店で流れる音楽に合わせてダンスの真似ごとをする兄Tの長女を微笑ましく眺めつつ、『これから色々と悪戯を始めるので大変になるよ~』、などとアドバイスして笑いあう。
20160725_07.jpg

そして、兄Tが料理の皿を持ってやってきた。ゴイクンというタイ風の生春巻き。
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このカフェに似つかわしくない料理だな・・・と思っていたら、特別ソースも含め、何と兄弟のお母様がわざわざ私のために作っておいてくれたと言う・・・何とも嬉しい取り計らい。
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そして、今度は弟Bが、『飲み物を何か選んでおいてね。後でカフェの名物料理を味わってみて欲しい。けど、この後は皆で食事に行くから全部食べないでね・・・』、と話しかけてきた。

こんなメチャウマのオシャレなドリンクを頂き・・・(酒飲みの私が言うのも何だが、真面目に好みの味だった)
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カフェの名物料理(Meat Ball Kra-Pao)を堪能。美味しくて全部食べたかったのだが、次が控えているので我慢我慢・・・
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そして、すぐ近くのタイ宮廷料理のレストランを訪れた。そこで、メチャウマの『トムヤムクン』や・・・
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カレーに似たタイの名物料理『マッサマン』等の大量の食べ物を摂取しつつ・・・
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皆で楽しく語り合った。私があまりにタイ料理を知らな過ぎるため彼らも面白いらしく、どの料理も一生懸命説明してくれた。

すっかりお腹もいっぱいになり、私から、『皆で記念撮影しようよ!!』、と切り出したら、せっかくなのでカフェで写真を撮ろう、ということになり、皆で夜道を散歩。

そして、店員さんにお願いして撮って頂いた写真。左が弟B、右が兄T。そして、モザイクをかけるのが憚られるほどの美人の奥様Pさん。
20160725_10.jpg

カフェの名前をバックにもう一枚。何気に長女ちゃんと握手している私・・・
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結局、全てにおいて兄Tが奢ってくれて、私は一円も払わせて貰えなかった。とても明るく素敵な笑顔の店員さん達にもお礼を述べてカフェを後にし、ご丁寧にもホテルまで送り届けて頂いた。

愉しい時間はあっという間に終わり、とうとうお別れの時。時刻は23時を回っていた。最後に3人と固い握手を交わし、大きく手を振って白いワゴンが去っていくのを見送った。

翌朝からは不眠不休の怒涛の三日間の仕事を無事に終えて、いざタイを離れる際に、彼らにLINEでお礼のメッセージを送った。そして、彼らは最後にこんなメッセージを送ってくれた。

『Thank you so much too. We are glad to know guy like you !!』
※和訳:こちらこそどうもありがとう。貴方みたいな人と知り合えて嬉しい。

何とも嬉しいではないか・・・

人と人との出逢いは何とも不思議で面白いと思う。釣りとは全く関係ない内容になってしまったが、実はZacco FFも同じで、様々な人との偶然の出逢いが繋がり広がって、現在の愉しい仲間との釣りに至る。

すっかり仕事疲れした身体ではあったが、そんなことをホンワカと微笑みながら思い返しつつ、一路、シンガポールへの機上の人となった。







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Comment
Green Cherokeeさん、こんにちは
いいお話でした。
ちょっとウルウルしちゃたなぁ。
タイ人兄弟さんホントに嬉しかったことでしょうね、素晴らしい!
Zacco FFも同様に人間交差点ですよね。
いろんな出会いがあるから面白い。
numassan(さん)、こんばんは。
写真点数が少ない割には長い文章なのに、しっかり読んで頂けたようで嬉しいです。本当にありがとうございました!!
まさに人間交差点ですよね。電車の中でちょっとの声掛けがこんな展開に繋がりました。これからも、いろんな出会いを前向きに愉しんで行きたいと思っています!!
 良い出会いだったですね。
 情けは人の為ならず。
 自分に帰ってきますから。
 心からの新設は必ず通じますね。
 こんな話はとても嬉しいです。
jetpapaさん、こんばんは。嬉しいコメントありがとうございます!!
良い出逢いと言いますか、何とも不思議な出逢いでした。北海道でのちょっとした親切でしたが、意外に早いタイミングで、しかも、大きな形で返って来ました!!
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プロフィール

Green Cherokee

Author:Green Cherokee
東京都武蔵野市在住。S40年7月生まれ。
元より雑魚(Zacco)が大好きでちょくちょくミャク釣りを楽しんでいましたが、ひょんなことからFly Fishingに転向。安近短の里川で2011年夏よりZacco Fly Fishingをスタート。
釣りだけでなく野草やキノコも大好き。身近な里川の四季の変化を愉しみつつ、水面や地面に眼を走らせています。
愛車は、2000年式の緑色のJeep Cherokee。極めて非経済的な車で、あちこちガタが来ていますがそれでも偏愛しており、他に魅力的な車が見つからず困っています・・・

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