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インド出張記 ~その③(最終編)~

4月27日(木)の夜。

夜遅くにChennaiのホテルに到着。部屋に入ってみると、タオルで巧みに作られた鳥が・・・(仲間内からはコブラだ・・・との意見多数)。
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この日はベッドが一つの部屋だったため、そのままにしておく訳にも行かず、後ろめたい気持ちで斬殺・・・
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空腹だったのでホテル内のレストランへ。『まずはとにかくKing Fisher !!』とビールをオーダーしたところ、『お酒は提供していません・・・』などと言う。『え“~っ!?』と叫びつつ、止む無く炭酸水をオーダー。
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部屋に戻ればビールくらい・・・と思っていたが、冷蔵庫の中もソフトドリンクのみ。『本日は休肝日』と諦めてふて寝・・・

4月28日(金)

翌朝早く、朝食をスキップして仕事場に到着。とにかく暑い・・・ 蒸し風呂のようなカフェで平然とホットコーヒーを飲むメンバーに絶句。 彼らは汗を拭う私を不思議そうに見つめる・・・
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こちらの病院は、何となくサナトリウムの雰囲気。大昔のさだまさしさんの曲が脳裏を流れる・・・
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カテーテル手術室に入り部長の医師にご挨拶。出会い頭に、『ずっと待っていた』、とニコヤカにご挨拶頂き良い雰囲気でスタートしたと思いきや、同行メンバーが、『彼はフライトの都合で13時に引き上げます』、と告げた瞬間に突然の激昂・・・・。オペ着に着替えた状態で私のところにやってきて物凄い罵声を浴びせられ、そのまま怒り心頭のままカテーテル室に入って行ってしまった・・・

『これは、ま・ず・い・・・』

すぐに、日本の旅行会社に電話。翌日の同じ便の空席を確認した。そして、Bangaloreに居るインドのリーダーにも電話。

GC:『お客さん、めちゃくちゃ怒っているよ。どうせ日本は明日からGWだから残っても良いけど、フライト変更に1000$かかるんだけど・・・ 払ってくれる?』
LD:『それはあまりに申し訳ない・・・ 後は何とかするから予定通り帰ってくれて良いよ』
GC:『けどさぁ・・・ それだと、ただ悪印象植え付けにだけ来たようなものだよね? 自分的には残りたいんだけど・・・』
LD:『君が残ってくれるのなら1000$なんて安いものだ。何とかよろしく頼むよ・・・』

医師が手術を終えるまでにここまでのやり取りを終了でき、明日の昼まで是非ここに居させて欲しい・・・と懇願。そして、その医師も何とか機嫌を直して下さった。

そこからは、思い描いた以上に仕事が上手く行き、最終的には、その医師からも大満足を得られる結果に至った。

そんな状況の好転に安堵しつつ、仕事が一区切りついたところで、とりあえず遅めのランチに出動。インド名物の3輪のタクシーに乗り込んだ。
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ちなみに、ここインドの運転マナーは酷い。運転自体が荒いのではなく運転ルールが無いに等しい。車線なんか存在せず、少しの隙間があれば夥しいバイクが入り込んでくる。一方通行なども無く、なぜか対向車線だけでなく両サイドから車やバイクが向かってくる。右折時は車が空くのを待つのではなく、とにかく、強引に右折する。そうすると、対向車が止む無く止まる・・・ ハンドルを持つ左手はずっとクラクションに沿えたまま・・・ ひっきりなしにクラクションを鳴らす・・・

滞在中に何度もタクシーを利用したが、思わず何度も声を出してしまった。そんな私を見るに見かねた仲間達がポツリと言った言葉が印象的だった。

『目を瞑りなよ。さもないと、ずっと叫び続けることになる・・・』

さて、到着したのは、こんなショッピングセンター。
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ランチはもちろんカレー。手で食べるのも違和感が無くなってきた・・・
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その後も仕事は順調に進み、最上級の結果でその日の仕事を終えることができた。Friday nightが故に、同行メンバー(SS)は真っ直ぐ帰宅。

SS:『Dinnerを一緒できなくて心底申し訳ない。何か俺にできることはあるか?』
GC:『ならば、どうしてもビールを飲みたいんだけど・・・』
SS:『任せておけ!! 今から買いに行こう!!』
GC:『買えるような場所あるの?』
SS:『裏通りに面したお店なら買えるんだよ』

そこで改めて知ることになるのだが、私が到着するわずか数日前からインドでは新たなルールが制定されたらしい。大通りから500m以内に位置する場所では酒類の提供を行ってはいけない・・・という拷問のようなルール。大きなホテルは当然ながら大通りに面しており、道理で滞在したホテルには酒が無かった訳だ・・・

SSが連れて行ってくれた酒屋。この店だけかと思いきや、全ての酒屋は鉄格子で守られている・・・ そこに現金を握りしめた人達がひしめき合う。
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お金を払おうとしたら、『GC、なんでそんなお金持ってるの? どこで入手したの?』、などと言う。聞くところによると、新貨幣が流通しており、私が換金した2015年時点での貨幣は使用できず、もはやトイレットペーパー以下の価値しかないと言う・・・(涙)

『君には本当にお世話になったから、ビールは僕が奢るよ!!』、という言葉に甘えさせて頂くことにした。

さて、当日朝にチェックアウトしたばかりのホテルに逆戻り。チェックインし直して、昨夜とは異なる部屋に入ると、そこには、前夜よりは着飾った鳥が待っていた。荷物を運んでくれたスタッフに聞いてみたところ、これは孔雀とのこと。インドの国鳥とのことだった・・・ 知らなかった・・・・
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友人に買ってもらったビールを有り難く頂く。なぜかオーストラリアのビール・・・(笑)
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4月29日(土)

朝早くから仕事場に到着。朝から茹だるように暑い。昼過ぎまで色々と仕事を熟し、病院スタッフは大喜び。最後は皆で温かく見送って下さった。ちなみに仕事中に二回停電があり、カテーテル室が真っ暗になる・・・ 日本では有りえないこと。これがインドの電源事情。

Chennaiの空港にて遅めのランチ。もちろんカレー(しか選択肢がない)。
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スリランカはコロンボの夕陽。
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成田への便でも機内食はやっぱりカレー。
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大好きな台湾上空を再び通過し、無事に成田に到着。
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毎度ながら帰国した際は、どうしても食べたくなるものがある。それは、カレー南蛮蕎麦。インドでカレー漬けの日々だったが、やっぱりこれが食べたくなる。東京都の某市にある絶品のカレー南蛮蕎麦。5/1(月)に釣友と美味しく賞味。
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‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

インドを一言で表現するならば『カオス』。文字通り混沌としているが、ある意味、人間的に逞しい人達ばかり。そして、どの客先も一緒に仕事したメンバーも温かく、且つ、熱かった。

きっと遠くない将来、再訪する機会が訪れるような気がしてならない・・・










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プロフィール

Green Cherokee

Author:Green Cherokee
東京都武蔵野市在住。S40年7月生まれ。
元より雑魚(Zacco)が大好きでちょくちょくミャク釣りを楽しんでいましたが、ひょんなことからFly Fishingに転向。安近短の里川で2011年夏よりZacco Fly Fishingをスタート。
釣りだけでなく野草やキノコも大好き。身近な里川の四季の変化を愉しみつつ、水面や地面に眼を走らせています。
愛車は、2000年式の緑色のJeep Cherokee。極めて非経済的な車で、あちこちガタが来ていますがそれでも偏愛しており、他に魅力的な車が見つからず困っています・・・

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