6月9日(土)。
部屋の暑さでまともに寝つけないままに目覚めた朝。
早朝5時前のディタリー広場。

メトロとバスを乗り継いでパリ近郊のオルリー空港へ。朝焼けが綺麗だった。

朝が早過ぎてラウンジすら空いていない。扉が開くのを待っているカップルが、『あと少しで開くよ~』、と教えてくれた。そして、ラウンジに入店3人目。手つかずの食べ物が並ぶ、珍しい光景。

とりあえずノンアルで健康的に・・・と思いつつ、プレーンヨーグルトにアプリコットジャムを添えて・・・。フランスではこの手の小さなジャムの種類が多くとても愉しい。余らせるのを勿体なく思ってしまい、ついつい多めに付け過ぎてしまう・・・

離陸したら寝る間もないくらいあっという間にLondon City Airportに到着。時刻はまだAM8時前。

国際空港ではあるが、ここまで小さな空港は日本にもあまり存在しないような気がする。その辺の拙宅付近の駅前よりもこじんまりしたロータリー。

空港前の閑静な住宅街。壁の赤レンガがいかにもロンドンらしい。

目的の場所までは電車で一駅。Google Mapで調べたらわずか1.5km。時間もたっぷりあることだし、野草散策ついでに歩いてみることにした。
どこにでも存在するブラックベリー。パリよりは季節が少し遅いらしい。

グミの葉に似ているように見えるが、果たしてなんだろうか・・・? ロンドンのカタツムリは初見。

スイカズラが素敵な芳香を放っていた。

信号のないロータリー式の交差点が多い。どちらに向かうべきか事前確認。

ハマナスの花。

ノゲシ。食べられるが、日本でもほとんど食べる人が居ないはず。ここロンドンでは、きっと皆無だろう。

これは・・・!?

どうやら誰も採らないらしい。太い茎のワラビばかり。家の前の幹線道路の真横でワラビが大量に採れるなんて、なんとも素晴らしいではないか!! とは言え、日本の物と比べて味はどうなのだろう・・・!? 是非とも試してみたいものだと思う。

あっという間に目的の駅に到着。まだAM9時前・・・

駅横の通路から、至近に位置する公園に続く道。 ブドウの緑の壁なんて、なかなか洒落ている。

良い時期になったら、近所の子供達でワイワイと言いつつ摘むのだろうか・・・? そんな光景を想像すると愉しくなる。

綺麗に整備された公園横のベンチでのんびりと佇みつつ、日本の釣友達とFBで話したり・・・

テムズ川。ライズなし。

公園内の白樺の林。何やら紫の花が・・・

なんと、クサフジ!! ここロンドンでこの花を食べる人は絶対に居ないだろう・・・と確信する。

この公園は、The Thames Barrier Parkと呼ぶらしい。ちなみに、ゴミ一つすら落ちていなかった。近隣住民の意識レベルが高いのだろう、きっと。

再び、先程のベンチに座って佇んでいたら・・・
『いま家を出ました。あと数分で行きま~す!!』というメッセージが届いた。久しぶりの再会まであと少し・・・
(続く)
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